エイリアンのレビュー・感想・評価
全90件中、41~60件目を表示
この作品の設定は絶妙
この作品の舞台はノストロモ号という貨物船。だから巨大な宇宙船なのに乗員は7名しかいない。凶悪な宇宙生物が侵入してきたら、基本的には徒手空拳。なすすべがない。そして宇宙船と言う密室は逃げる場所がない。怪物の姿も最後までどんな姿かよくわからず、怖さを倍加させている。私など、最初はクモのような姿かと思っていた。会社の悪だくみでアンドロイドが人間に紛れて乗船しているというのも驚きだった。続編は娯楽作品として、とても面白いけどスリラーとしてはこちらの方がずっと上だと思う。
歴史を変えた大傑作だが続編の劣化が酷い
1979 年のアメリカ映画。日本公開は同年 7月21日。監督:リドリー・スコット、脚本:ダン・オバノン、美術監督:H・R・ギーガー、音楽:ジェリー・ゴールドスミス。
大型宇宙船の薄暗い閉鎖空間の中で、そこに入り込んだ正体不明のエイリアンに乗組員たちが次々と襲われる恐怖を描いた SF ホラーの古典であり、監督のリドリー・スコットや主演のシガニー・ウィーバーの出世作でもある。卵から順を追って変態し、遂には人の体を食い破って成体になる血液が強酸性のエイリアンというアイデアを思い付いたのは脚本のオバノンで、このアイデアに言いようのないリアルさを与えたのが H・R・ギーガーのデザインであった。
外国人を意味する名詞「エイリアン(Alien)」が、「(攻撃的な)異星人」を意味する単語として広く定着するきっかけともなり、空港の入館ゲートの「外国人」という表記が Aliens から Foreigners に改められるきっかけを作った。公開時のキャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない In space no one can hear you scream.」であった。
エイリアンのデザインは、シュールレアリスムの巨匠デザイナー H・R・ギーガーが担当した。彼の起用こそがこの映画の成功を決定付けるものであった。本作以降、続編3本とスピンオフが製作されシリーズ化した。また、スコット自身による本作の前日譚として、2012 年に「プロメテウス」、2017 年に「エイリアン: コヴェナント」が公開されたが、2009 年に脚本家のオバノンが亡くなってしまったため、物語のプロットはスコット監督の好きなように変更されてしまい、格段に質が低下してしまったのが残念でならない。デザイナーのギーガーも 2014 年に亡くなっており、彼の独特な世界観も失われてしまっている。ギーガーが参加したのは1作目と3作目のみであり、2作目に出てきたクイーンなどは別人がデザインしたものである。
卵が開くと覗きたくなるのは生き物として当然の好奇心であり、それを見るために頭を動かして目を持って行くということは、すなわち寄生するための呼吸器である鼻や口を持って行くことに他ならず、寄生体はそこを目掛けて飛び付いて呼吸を支配し、引き剥がそうとすると強酸性の血液が邪魔をするというのは、非常に合理的であり、空気呼吸を行う陸上動物のほとんどが当てはまる。つくづく秀逸なアイデアである。
1作目では、捕まえられた犠牲者の肉体を材料にして卵を作るという無性生殖が描かれており、半分卵化した登場人物のシーンも撮影されたらしいが、スコット監督がそのシーンをカットしてしまったため、2でクイーンが登場する余地が生まれてしまったのは痛恨のミスであったと思う。更には、最新作の「コヴェナント」に至っては、卵さえも誰かが意図的に作ったものだという話になっていて、折角の神秘性をドブに捨てたような改変には非常に落胆させられた。
第1作のエンディングは3種類考えられ、全員死亡するというものから複数人が生き残るというのまであったが、最終的に現行版に決着した。生き残る役になったシガニー・ウィーバーは、その後プロデュースまで兼任するようになり、発言力が増して作品の方向性を大きくねじ曲げるに至ったので、1作目で殺しておくべきであった。
音楽担当は大ベテランのゴールドスミスであったが、最初に作った曲は瑞々しいものだったために没になり、次に作られた曲は静的で不気味なものだったためにスタッフを満足させた。作曲に要した時間はわずか 10 分に過ぎなかったという。クルーの目覚めのシーンではゴールドスミスの過去の作品が流用されている。また、エンドクレジットで流れているのはゴールドスミスの曲ではなく、映画と縁もゆかりもないハワード・ハンソンの「交響曲第2番 ロマンティック」が使用されている。これを不満としたゴールドスミスはフォックスに説明を求めたが、結局覆ることはなかった。曲想が本編中とあまりに違うので面食らったが、誰か余計なことをやらかしてくれたらしい。
終わったと安心していたら実はもう一波乱というエンディングは、スコット監督のアイデアで、脱出艇でのラストシーンの追加撮影のため、4日のスケジュール延長を要求した。会社は難色を示したものの、彼は今までの定石を引っくり返すと会社を説得して了解を得たものである。スコットの目論見通り「事態が解決したと見せかけてさらにもう一幕がある」という手法は成功し、以降のホラー映画に新しい定番をもたらした。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4= 100 点
16位/443 2021.05.19現在
自分は1980年生まれですが
この作品がそれよりも
1年前に作られてることが
もう信じられません!
このデザイン、センス良すぎます!
とにかくカッコいい!
今観ても、全力でカッコいい!
自分はこういうの、、、
エイリアンとかプレデターとか
少しジャンルは違うけど
フレディとかジェイソンとか
映画の中の突出したキャラクター
大好きなんですが、、、
稚拙な語彙力😭
それの全ての始まりは
エイリアンです!
ストーリーも素晴らしいし
エイリアン登場するのは少ないからこそ
緊迫感がたまりません。
そしてリプリーが
カッコ良すぎる!
今、感想書きながら
正直、1位でもいいなと思うくらいの
泣く泣く16位です!
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
エイリアンのあるある言いたい♫
エイリアンのあるある早く言いたい♬
エイリアンのあるある今から言うよ♪
エイリアン見ると年代感覚が
ややこしくなりがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→14歳位
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅 テレビ
鑑賞回数→12〜3回 部分的も含む
記憶度→90%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→15位
洋画部門→13位
未知の生物がカッコ良すぎる部門→1位
美しい
照明がとにかく美しい。
セットも本当に良く出来てる。
アナモルフィックレンズで撮った映像が格好いい
オープニングのALIENの表示の時点で意識高すぎて痺れる。
暴走するaiとか謎の大企業の裏設定
エイリアンの生態や生物兵器っぽい描写
コンピューターの作動音
自爆スイッチの起動シーケンス
全部好き。
気味悪いけどはまる
要員7名のノストロモ号は、地球へ帰航していたところ、謎の救難信号を受け未知の惑星に降りた。そこには宇宙船があり地球外生命体が化石化していた。ケインが何やら生物を見つけ食い付かれた。シガニーウィーバー扮する三等航海士リプリーだけはケインを船に入れるべきではないと言ったが聞き入れられなかった。船で手当てしようにも顔に何か張り付いていた。トムスケリット扮するダラス船長がケインの様子を見に行ったら生物は死んでいた。宇宙船は飛び立った後、ケインは気がつき皆で食事を共にしたが、ケインが暴れ始め体内からエイリアンが食い破って出現した。地球まで10カ月。果たして乗組員らの運命は? 全く狙い通り気味悪い展開だったけどはまるね。リプリー役のシガニーウィーバーだけが救いだったよ。
ネコ好きもたいがいにしよう(笑) SFホラーの金字塔、文句なしの面...
ネコ好きもたいがいにしよう(笑)
SFホラーの金字塔、文句なしの面白さ。S・ウィーバーもセクシーで魅力的。
次の犠牲者は?で見ていく王道展開にも追加の一幕、あいつの正体はまさかの…やられた!
そしてエンディングもただでは終わりません。こっちはまあ予想できたが、それでも怖い。いつ来る?いつ来る?の緊張感、半端なし。本作、下手に子どもに見せぬよう。一生引きずることになるかも。
上品&アーティスティック!
宇宙を移動中、ノイズ信号を拾う。
発信源の星を尋ねると分かった。
その信号は警告で、そこにいたのは…
80年アカデミー視覚効果賞受賞。
劇伴が少なく、ストーリーテリングも丁寧で上品。
CGでは感じ得ない手作り感に芸術性を感じる、アーティスティックな名画。
(11/10/2)(20/3/19)
名作SFホラー
小学生の時に私は「エイリアンvsプレデター」をテレビで観てどハマりしました。しかし、私はプレデターに衝撃を受け、惹かれたのでプレデターの映画ばかり観ていました。
そして高校生になった今、「エイリアン」を観たのですが、小学生の時に感じたあのハラハラドキドキ感を味わえました!ずっと緊張しっぱなしです。
40年以上も昔の映画なのに古さをまったく感じませんでした。そして改めてプレデターの強さを実感しました。
40年も前の作品なのに
子供の頃金曜ロードショーで何度か見ましたが、幼い私にはトラウマ級の恐ろしさでした笑笑
最近大人になってから初鑑賞でしたが、やっぱり怖いけど、メンタルがいくらか強くなったので、しっかり物語として楽しめました!
お腹を食い破られるなんて!
あの恐ろしい口の中からまたちっさい口がー!!
という、お馴染みのシーンはなんだか怖さを通り越して親しみを感じました笑笑
一人一人エイリアンの、餌食になっていく。
残されたものの緊張感と恐怖!!
40年も経つ作品とは思えない面白さです。
これぞ傑作!!!
怖くてテレビ放映を見ていられず、音声だけを布団の中に潜ってガクブルしながら聞いた小学生の頃の記憶
って見てないのかーい。いやいや、その数年後にテレビ放映で、大人になってDVDでもそしてBDで再々鑑賞した。
まだエイリアンは小出しに見せる感じだし、リプリーはそんなに強くない。倒すとか絶対無理!神さま助けてー!
ギーガーによるあのいやらしいフォルム、特撮技術的には今より劣るはずなのにそれを感じさせないような見せ方/見せなさ方、薄暗く汚れた船内、あの異星の宇宙船の妙に有機的な造形、癒しポイントのジョーンズ。
結論:『エイリアン』は不朽の名作。
トラウマ…
忘れもしない、初めて観たのは小学生の時、父とテレビ放映を観ていたのだが、もう怖くて怖くて…
父も怖かったのか、"おい、そろそろ寝るか…"の一言で最後まで観ずに寝たのである。
その後、成人してから見直したがのだが、恐怖を越えるギーガー監修の異世界感溢れる美術に圧巻!
ヨーグルト食べる時に真似せんかった?
子供の頃テレビで観た。その頃の3代恐い映画「八ツ墓村」「エクソシスト」そしてこれ。どれも恐いけど観るのを止めれんかった。
人の体を宿主として成長するとか、体液が酸とか、口の中に顎があるとか、姿も設定も斬新!
そー言えば、映画観た後でヨーグルトや牛乳飲むときアンドロイドの真似せんかった!?
あとシャトルでのリプリーセクシー過ぎ!子供ながら半ケツに目を奪われた(笑)。
ドラキュラ城を意識して作られたという宇宙船。『2001年宇宙の旅...
ドラキュラ城を意識して作られたという宇宙船。『2001年宇宙の旅』のハルを意識したかのようなマザー。静かに運行する宇宙船は恐怖を醸し出すのに最適な設定だ。
腹の中から生まれるエイリアンの幼生。強力な酸や成長の早い怪物は本当に怖い!ノストロモ号の隠された目的やアンドロイドといった緻密なプロットも素晴らしい。隊員の命よりも未知の生命体を優先するという企業悪も描かれている。続編以降に見られるような暴れまくるエイリアンではなく、見えざる恐怖を全面に表現しているのもいい。背が高い、強い、半ケツ、リプリー(ウィーヴァー)も若いなぁ・・・・
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