エイリアンのレビュー・感想・評価
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シガニー若い……
40年以上前のあの時代でこの完成度は凄い。
そして、ギーガーのデザインしたエイリアンが存在感と禍々しさを出しきっている。
その後のクリーチャーに多大な影響を与えた事は誰が観てもわかる。
ジャンルはともかく一回見て欲しい作品。
あの生々しいエッグチェンバー(卵)の中身にショック(鶏肉とか生肉使ったらしい)
宇宙服のヘルメットを溶かして張り付くフェイスハガー。
食事中に胸を突き破って出てくるチェストバスターがキョロキョロとしてシャー!猛スピードで逃げて行く姿には登場人物と共に唖然とした。
脱皮して急速成長し恐るべき生物になった怪物への無力感は当時見たホラーには中々比肩するものが無かったほどだった。
公開時に映画紹介の番組で予告を観たせいでかなりショックを受けた。
時代的に水洗トイレから手が出ているような怪談が語られる時代であったので、エイリアンは衝撃的だった。
怖かったので実際見たのは中学になって夜中に地上波放送された時、怖かったがハマってしまった(笑)
輸送船でろくな武器もなく、次々と殺られてしまうクルー。
個人的にランバートの断末魔が堪らなくツラい。
あんなもんと遭遇して下半身から串刺しにされたら…と思うと怖すぎる。
ラストは当然の結果ではあるがそこからシリーズやコラボ作品が大量発生するとは流石エイリアンである。
歴史に残るシリーズの記念すべき序章
何と言ってもあのエイリアンの素晴らしいデザインに、不時着した惑星でのまるで女性器を思わせる入口(登場の瞬間はまるで出産を皮肉っているかの様だ!)全体的に丸みを帯びた宇宙船内のデザイン等(2では一転して硬くゴツゴツしたイメージのデザインで統一されている)に眼を奪われてしまう。
それにも増してシンプルにして見事なサスペンスの盛り上げ方!
SFに『エイリアン』ありを全世界にしらしめた傑作でしよう。
大好き
小学生の頃に地上波で観てハマった作品。エイリアンの生態が妙にリアルで子供ながらに感心していた。いかにも主人公っぽい船長が中盤で死んでしまう(実際は捕らわれているだけ)ってのも当時は新鮮だった。学校でも話題に成ってシャツの中に腕を入れてエイリアンの誕生シーンを真似て遊んでました。
その後VHSやDVDでも観ているが結構長く喋っているのに字幕が出てこない等、全体的に字幕がスカスカだったのは残念だった。
1度ご覧あれ
これぞ元祖SFホラー
いまだに見てもそのクオリティに驚く作品
リドリースコットは天才だ
地球外生命体とのファーストコンタクトをホラーとして描いた作品
ホラーとしての評価が高いが
SFとしてみた時の小道具の造詣、宇宙船の造詣は非常に素晴らしい
薄汚れた船内の描写はぞくぞくするほどかっこいい
無論エイリアンの造詣が比類するものがないほど素晴らしいのは確かである
息をのむ展開、閉鎖した空間で見えない存在がうごめく恐怖
たとえるなら眠る前にでかいゴキブリが部屋にいるのに気付いた感覚
それでいてゴキブリが殺しに来るという恐怖
巷にはホラー作品があふれているにもかかわらず、
この領域に達しているのはほとんどない
役者も非常に素晴らしく、キャラクターがたっている
3Dがほとんど使われていない時代にこのクオリティをだしたのは凄まじい
後のSF作品はほぼこの作品の影響を受けているだろう
まさしく傑作
グロさと心理恐怖の混合
ストーリー:60点
キャスト:65点
演出:75点
ビジュアル:70点
音楽:60点
寄生蜂という蜂がいる。他の昆虫の体内に卵を産み、幼虫はその昆虫を体内から食べながら成長して、大人になると最後には体を食い破って出てくる。エイリアンは人間につく寄生蜂みたいなもの。食物連鎖の頂点にいる人間がただの餌の立場になれば、ただ殺される以上の恐怖になるだろう。ましてそれが正体のわからない未知の生物で、逃げ場のない宇宙船の中ならなおさら。外見の醜さがそれをさらに盛り上げる。
アッシュは地球外生物を乗員の命よりも最優先して持ち帰るという指令を受けていた。だが彼はどうして地球外生物を見つけることを知っていて、またその生物が完璧で生物兵器として有用であるとわかっていたのだろうか。物語には疑問が残った。
原点だからこそ
今なお色褪せない超美麗SFホラー!
TOHOシネマズで開催中の『午前十時の映画祭』にて鑑賞。
名匠リドリー・スコット監督の劇場映画第2作にして、言わずと知れたSFホラーの金字塔!
TVやDVDでもう何度観たか知れないが……
僕が生まれる以前の映画なので、当然映画館で観た事も無い。
これを劇場で観る機会なんて滅多にない!と喜び勇んで鑑賞。
いやー、やっぱ名作ですよ。
さすがに劇中のPCに映るグリーンの電子映像はちゃっちいが(笑)、
宇宙船内のセットや小道具は全く古臭さを感じさせない出来で驚愕。
それどころか、ミニチュアを駆使した特撮シーンは下手なCGより遥かに精緻で重厚だ。
異星人の宇宙船内の有機的デザインには生理的嫌悪感を抱かずにはいられないし、
もはや有名過ぎるエイリアンの姿も、光と闇が映える絶品の映像、
そして抑制の利いた演出と相俟って、今も十二分に恐ろしく美しい。
この映画を大スクリーンで観られるなんてあたしゃ幸せだよ……(何故かちびまるこ風)。
余談だが、顔に張り付くタイプの幼生エイリアンの解剖シーンについて。
とある雑誌で読んだが、あれは本物の貝や甲殻類の内臓を寄せ集めて組み立ててたんだそうな。
リアルな訳だわ。
ジェリー・ゴールドスミスの不穏なスコアも見事。
船内を埋め尽くす計算機・警報器や豪風の音も臨場感抜群。
さすがに何度も観ているから恐怖や興奮は薄れている筈だし、
実際それでスローテンポに感じる部分はあるのだが、
それでもこの色褪せない面白さ、美しさ!
いつの間にかスクリーンに呑み込まれ、釘付けにされている。
観た筈のシーンで顔を引きつらせている。
もう、ほぼ完璧なんじゃないかと思えるくらいに見事な映画。
まごうことなき傑作です。
SF映画が好きで、最寄りのTOHOシネマズで本作を観る機会がまだあって、
(全国のTOHOシネマズで上映時期が異なる筈だ)
なおかつ『エイリアン』をまだ観た事が無いという貴方。
うらやましい。うらやましいを通り越してうらめしい。
是非とも鑑賞をお勧めします。
午前10時から1日1回の上映なのでご注意を。
……て、なんか映画館からの回し者みたくなってきたな……。
さておき、現在極秘裏に制作されている同監督の新作『プロメテウス』は、
『エイリアン』の前日譚または姉妹篇に近い内容なのではと専(もっぱ)らの噂。
この機会に1作目を観直しとくのも良いかも知れませんよ。
<2011/11/27鑑賞>
シブい!
宇宙という「密室」の恐怖
SFホラー映画の名作です。
宇宙貨物船ノストロモ号が謎の信号を受信して、その発信源を調査します。そこには異星人のものと思われる巨大な宇宙船が墜落していました。その中で奇妙な生物を発見するのですが・・・。
生きた人間の腹に寄生し、腹を突き破って出てくるエイリアンは何度観ても恐ろしいです。
このエイリアンの造形が秀逸ですね。
宇宙船の中という「密室」の中で、1人ずつ犠牲になっていく乗組員。実は、乗組員を犠牲にしてでもエイリアンを地球に持ち帰るという密命が出ていて、それが後半に判明するんですが、「社員を犠牲にしてでも利益を追求する」ってのが、今に通じる部分もあって、そういう意味でもゾッとします。
最後に1人生き残ったリプリーが逃げ惑う場面は、その息遣いの効果音のせいもあって、息詰まるような緊迫感です。
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