「私の好きなティム・バートン」フランケンウィニー arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
私の好きなティム・バートン
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最近のティム・バートンの実写作品と比べると、私は断然こっちのティム・バートンが好き。
実写ではもう見飽きた感ありの“キモカワ”路線(特に“あの方”を指しているのではありません)もアニメーションなら気にならない。
スムーズな動きのCGアニメを見慣れた目にはストップモーション・アニメの少しギクシャクした動きも新鮮。
それでも、背景は実写を合成したのかと思うほどの美しさ。アニメーションはたくさん観る訳ではないので、最近のアニメーションの仕事の細かさや美しさに素直に感動。
やっぱり、キャラクターの中ではスパーキー(特に尻尾の動き)が可愛いけれど、登場シーンはワンシーンながら、消防署長のキャラも気になりました。
科学の先生のセリフは、閉鎖的なコミュニティや科学の濫用に対する警鐘にもなっていましたね。子どもと一緒に観る大人にはこの辺りのことをしっかり受けとめないと。
ラストについては、指摘している方もいらっしゃる通り、ビクターはスパーキーとしっかりお別れした方が良かったかなと感じました。
悲しくて、寂しいけど、いつかかならず別れはやってくる。
だから、一緒にいる時間を大切に過ごすということを学ばなけばなりません。
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