愛と誠のレビュー・感想・評価
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ぶっ飛び三池ワールド!!
この「愛と誠」、面白チックになっているとは聞いていたけど
これほどとは!!
のっけからブッキーが歌い踊る?
むむ、これが三池監督??と思いながらも観ていると
途中から納得の展開に・・・。
全体的にちょっと歌がくどいのだけれど、武井咲ちゃんの
♪あの素晴らしい愛をもう一度は笑える笑える^^
個人的には武井咲ちゃん、シリアスものより
こういうテイストのほうが好きです。
なかなか笑える作品です♪
が、もうちょっとコンパクトにまとめてみても
よかったんじゃないかな~とも思います。
ジワジワくる
見終えた直後はまぁこんなもんか的な感じでした。が、翌日翌々日とふとした瞬間に脳内を武井咲が妻夫木聡が安藤サクラが斉藤工が、歌い踊るという症状に見舞われ…相当なインパクトを受けていたようです。
考えてみれば、こんな映画は他に観たことがなかった!
ガムコさんかわいいっす。これを観て安藤サクラを好きな女優に確定しました。
全体的には面白いけれど、いろいろ中途半端で盛り上がりに欠ける。
いろいろな要素が入っていて全体的には面白いけれど、一つ一つの要素が中途半端で、盛り上がりに欠けるような気がした。
まず、これは原作の「愛と誠」なのか?というと、なんとなく合っているかも?というレベル。
恋愛物なのか?というと、そうかもしれないという感じ。
笑えるのか?というと微妙。
アクション物なのか?というと、アクションは入っているけど、特に強調されているわけでもない。
ミュージカルなのか?と思ったけど、役者さんの歌と踊りがすごく疑問だった。
ただ、曲は古いけどよかった。
ノスタルジーねらいなのか?というとそういうわけでもなく、時代設定を現在(した方が若者うけしたのでは・・・?)にしないのは、主にセットや映像に凝りたいからのような印象だった。
あと、母子物の要素も入っているけど、これは最後のおまけ的扱いでした。
個人的に一番よかったのはキャストです。
太賀誠役が妻夫木聡さんなのをはじめ、座王権太役の伊原剛志さん、大野いとさんは「高校デビュー」、安藤サクラさんと山田真歩さんは「サイタマのラッパー2」、斎藤工さんはテレビドラマの「QP」なども思い出して、演技がどうのというよりキャラの違いが逆におもしろくて、見ていて楽しかった。
面白いのに興業的にあまりヒットしないのは、「ワイルド7」と同じで原作が古いため、知名度がかなり落ちているのと、ふざけた感じにはしているけど、時代がかなり違うし、本質的に重い感じ(恋愛物の場合、難病物以外ダメだと思う)が、隠しきれず、中途半端だからだと思う。
♪あの素晴らしい愛……をもう一度〜
「悪の教典」も公開間近の三池崇史監督が、1970年代に人気を博した同名漫画を映画化。
不良高校生・誠とお嬢様・愛の純愛物語。
これまでに何度も映像化され、しかも今回主演に妻夫木聡と武井咲ってベタな企画だなぁ…と思ったら!
三池さん、アナタはホントの鬼才です!
この古臭い(失礼!)話を普通にやった所で今時誰も見ない、そこで好き勝手料理し、ブッ飛びワールドを作り上げた!
そのスパイスとなっているのが、強烈個性の登場人物と爆笑必至のミュージカルと色とりどりの楽曲。
悪魔的な札付きのワル・誠がかえってマトモに見えるほど。
♪あの素晴らしい愛……をもう一度〜
一途なんだけど言動が天然な愛お嬢様を演じる武井咲に萌え〜(笑)
♪愛してる とても〜 ♪空に太陽がある限り〜
愛にクドい歌とダンスを捧げる“眼鏡”こと岩清水くんを演じる斎藤工、やるね〜!
極めつけは、“おっさんにしか見えない病”の最強の“恋の奴隷”高校生・伊原剛志。
アナタ、スゴ過ぎです!
いちいち決めポーズを取る愛の両親、スーパースケバンだけど誠にベタ惚れのガムコ、予想はついたけど花園実業の裏番の正体…挙げたらキリがないほどキャラ濃すぎ!
シリアスなシーンはとことんシリアスに(でもそれが余計滑稽に見える)、ブッ飛びシーンはとことんブッ飛びに、アクションシーンは「クローズZERO」のように活き活きと、しっかりボケとツッコミのメリハリをつけ、純愛物語を面白い意味で裏切る三池演出は確信犯。
でも最後はきちんと純愛物語に昇華してみせる。
素直に楽しんで、また歌おう!
♪あの素晴らしい愛……をもう一度〜
期待大きすぎた?
三池監督のヘンタイぶりを大いに楽しもうと、テレビでやってたメイキングもチェックして、前売りも買ってすごく期待していた作品でした。
でも、結果はがっかり。
脚本が悪いのか演出が悪いのか分かりませんが、笑えるシーンがあまりなかったです。
エッジもなければ間も悪い。笑いの手法が全体的に古いのです。そこも70年代を意識したなら仕方ないですが。5年前でも古く感じる事のある”笑い”という分野ですからよっぽど真摯に取り組まなければいけなかったと思います。知らないのであればもっとハチャメチャにしてしまうほうがいいのです。
笑いの部分以外でも、誠と親との関係なども全然描けてなかったのではないでしょうか?
武井さんのかわいさだけが救いの2時間でした。
きみのためなら死ねる。
果たして今作に134分もの上映時間が必要だったのか?と
最近では、やたら時間ばかりが気になる三池監督作品。
まぁ~あれだけフルで歌わせれば(皆さんそれぞれフル歌唱)
それなりの時間が必要なのは必至、それが功を奏していない
ほどヘタクソ(ワザとだよね)なのが更に時間枠を増幅させる。
今や古典と化した名作(迷作?)を妻夫木くん主演で…っていう
思いきりの良さ(ぜったい誠には合わないと思ってた)が却って
彼をふっきれた誠に仕上げ、脇キャラで彼を引き立てるという
構成も、どこか(ワザと)間抜けた感を随所に醸し、観終えれば
しっかりと三池ワールドに仕上がっているという今回の愛と誠。
役者の皆さんも、ホントよくノリましたね~と感心至極^^;
リアルな愛と誠といえば当然(観てました)加納竜と早乙女愛の
完結編が一番好きだった。毎回太賀誠の配役が代わっており、
一作目が西城秀樹、二作目が南条弘二だったが、何といっても
一番似合っていた(カッコいい)のが加納竜だった気がするのだ…。
早乙女愛は(先日あの若さで急逝しましたが)
一般公募で見事ヒデキの相手役をゲットし、そのまんま芸名も
早乙女愛でデビューしたのね。彼女は鉄板ともいえるハマり役。
あの髪型って、麻丘めぐみか早乙女愛か、ってとこだったもん。
今作みたいに笑える映画じゃなかったけど^^;
子供心に観てもしっかり印象に残る名作(迷作)だったのが凄い。
冒頭とラストがアニメ(なかなか面白かった)になっているが、
ここまでやるなら主演の二人に子供役もやらせちゃえば~^^;と
ツッコミたくなるほどの何でもアリな仕上がり。
いちいち説明する必要もないほどふざけた(ストーリーは沿ってる)
展開に懐かしいやら、バカバカしいやら、そもそも昭和歌謡など
知るはずもない若いキャスト陣に、大真面目に歌わせているその
効果って何なんだ?と思いながらも、これは監督が原作を知り尽し
ていないと、なかなか出せない味わいなのかもしれないと思った。
褒めてけなすあたりがちょうどいい作品なのかもしれない。
ちなみに岩清水、最高でした。ありがとう斎藤くん^^;
そしてありがとう、ムリな要求に気張って応えた伊原さん^^;
アナタ方あっての平成版・愛と誠といえるでしょう。
(武井咲もいい味出してますね。サクラ、いとには苦笑い必至~v)
納得のキャスティング
期待通りの三池ワールド、観て納得のキャスティングです。主演の二人は勿論、脇も素晴らしい。前半ダレますが安藤さん、余さんが出るまで待ってください。後半は加速します。昭和歌謡は良かったなぁ、なのに今は…おっと映画の話でした。
70年代を知る世代は見に行け!
現在51歳の評者にとっては、「愛と誠」は西城秀樹主演で一世を風靡したのを知っている世代。とはいえ…、巨人の星、あしたのジョーは大好きの梶原一騎ファンではあっても、愛と誠にはちょっと違和感があり、原作は未読のまま今日に至っている。
で、通して「愛と誠」を体験したのは本作が初めてと言っていい。
結論は、題名に記したとおり。
三池監督は、原作と時代の持つ雰囲気を実にうまく映像化した。
おそらく梶原原作のテーストを十分に生かす、いやそれ以上に映像化に当たってはその持ち味を昇華している、と思う。
主演・妻夫木も真剣勝負で監督の熱情に答えていると思う。
ヒロインの武井はおそらくワケのわからないまま最後までやったと思うのだが、それがかえって早乙女愛が醸し出さないといけない純な持ち味を出すことに成功したといえる。
映像化に当たっては、ミュージカル仕立てにした段階で、遊びの要素に満ち満ちているが、最後まで見れば、梶原スピリットともいうべきものがちゃんと描かれているのは分かるだろう。
納得の一本だ。
平日昼間、東京・錦糸町の劇場で鑑賞したが、他には70代後半とおぼしき女性3人、60-70歳くらいの男性1人。そして51歳のオイラの5人。鑑賞者の平均年齢は68歳。
見ながら笑っているのは、オイラだけだったね。
あのオバハンたち、なんでこの映画を見に来たんだろうか。
思ったほど悪くなかった…
最初のミュージカルシーンで
つらいかなぁと思っていたけれど
昭和の名曲を若い俳優が歌っていたのは
とても新鮮でした。
上映時間が少し長すぎるかなぁ
と思っていたけれど
三池監督の独特な世界を
楽しく見ることができました。
笑えない
ラストはナイフでブスリでしか物語を終わらせることができない という日本映画・ドラマの最悪のパターン
大勢の観客と大笑いしたくて日曜の満員の映画館にワザワザ観にいったのに
大笑いではなく「失笑」の嵐
しかし安藤サクラのパンツ丸出しの怪演には脱帽!
日本映画には稀なブスキャラだ
観る人を選ぶ映画ですな( ´ー`)y-~
原作の漫画全部は読んでないけど、一応簡単なストーリーは知ってる。
冒頭はネルー首相の言葉から始まって、子供の頃にスキーで滑ってる最中に早乙女愛を助けた大賀誠が額を怪我して、成長した後に2人がどんどん学園内抗争に巻き込まれて最後は誠が刺されて・・・
昔放送してたドラマの再放送を全部じゃないけど観た覚えがあります( ´ー`)
劇団☆新感線が大好きなもんだから、この手の外連味たっぷりのミュージカルは大好き(∩´∀`)∩ワーイ
この話の設定の1972年前後に大ヒットした曲をこれでもかとフルコーラスで流して、しかもそれで役者が歌って踊るという斬新過ぎるミュージカル映画∑(゚ω゚ノ)ノ
『ウエストサイドストーリー』、『サウンド・オブ・ミュージック』、『コーラスライン』、『ジーザス・クライスト・スーパースター』、『マイ・フェア・レディ』etc・・・
名作ミュージカルのオマージュ演出がふんだんに。
往年の名作漫画の実写映画化でこの三池監督の切り口は賛否あるだろうけど、俺は支持しますъ(゚Д゚)グッジョブ!!
俺はリアル世代じゃないし、詳しいこと知らないから反発心が起こらないんだろうけど、それを差し引いても『愛と誠』をこの視点から描いたのは素晴らしい(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ
特に武井咲演じる早乙女愛の幼稚園のお遊戯会みたいなぎこちないダンスと決して上手とは言えない歌声で「あの~すば~らしい~あ~い~・・・を、も~う~い~ち~ど~♪」は萌え要素たっぷりで(・∀・)イイ!!
さらに畳み掛けるように、喫茶店バイトをする時の衣装と踊り!!!アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
サービスショット的な意味もあるだろうけど、どこまでもぎこちないし何より意味不明過ぎる(笑)
基本的にメインキャラが1人一曲披露する感じ(゚∀゚)
ガム子の安藤サクラすごいな~(;´∀`)
終始猫背で変な歩き方をして、パンツ丸出しで逆さに吊るされたり、でかいひまわりを担いでお見舞いに行ったり、ぎこちないウインクをしたり、ラスト近くでガムを吐き出して「私、普通の女の子に戻ります!(o^―^o)」からの『また会う日まで』
またその佇まいがいかにも頭の悪そうなヤンキーヾ(≧∀≦ )ブハハッ!!ヾ(≧∀≦)ノブハハッ!!( ≧∀≦)ノブハハッ!!
ここで『また会う日まで』を選曲したのも、偶然とは言え尾崎紀世彦へのはなむけにもなったのでは?
でもせっかくあそこであの台詞を言うなら、そこは『微笑み返し』じゃないか?とも思ったけど、もっと年代が後だから駄目か(;・∀・)
そして高原由紀を演じた大野いとの大根っぷりさすがです(゚∀゚)
生い立ちを話す時の段ボール舞台と言い、その時わざわざ幼稚園の衣装に着替えたりする皮肉たっぷりの演出は三池監督すげえオォォー!!w(゚ロ゚)w
あの独白シーンは感動しました。・゚・(ノД`)・゚・。
岩清水弘の斉藤工も良かった(゚д゚)イーヨイイヨー
あのひたむきさ、一途さ、そしてぼんくらっぷりは凄まじい∑(゚ω゚ノ)ノ
大真面目に錦野旦の『空に太陽がある限り』をフルコーラスで歌って踊るシーンは斬新過ぎる!!!
座王権太を伊原剛志っていうキャストには大笑いアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
そして歌が狼少年ケンのテーマってキャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン
『さるかに合戦』の講義をしてるのも(゚Д゚)ハァ?って感じで良かった(・∀・)
全体的に役者が慣れないダンスや歌をやらされてる感が最高だったな~イイネ♪d('∀'o)
あと意外と見落としがちだけど、誠の少年時代を演じた加藤清史郎君はアクションが上手いし似合う!!Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
殴って倒れた相手に蹴りを入れたり、相手の攻撃をかわすところなんてかなりいい動きをしてたな~(^_^)
これは清史郎君こども店長のイメージから脱却して、役の幅を広げられること間違いなしですな(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ウンウン
さらにラストでは、この映画では第三部の抗争はオミットされてるからだけど、まさか刺すのがマエケン扮する先生とは・・・
これは読めなかった~(;´∀`)
ただ先生が誠を殺すほど憎む切っ掛け描写が足らな過ぎる(^_^;)
殺すほど憎むなら、単に言うことを聞かずぶん殴られた程度じゃ弱いだろ~ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
若干「え!?(;゚д゚)」って感じがどうしても残る。
そしてラストが海じゃなくて病室なのも地味じゃないか?
あれは寒風吹きすさぶ海の波の中で抱擁するからこそ外連味も出てくるわけだから、最初あれだけ派手な演出だったんだからそこもそれくらいやって欲しかったな~(;´∀`)
せっかく原作通りネルー首相の言葉を引用してるんだから、ラストも原作通りにした方が、もっと原作オマージュ溢れる映画になったと思う。
母親役の余貴美子もΣd(゚∀゚d)イカス!
ただ酒乱って言うならもっとど派手に暴れまくって欲しかったし、駄目っぷりがちょっと中途半端な感じになっちゃったのが残念かな。
始まりと終わりをアニメにしたのも、子供時代のおぼろげな記憶を遡ってる感じが出てて良かったな~(・∀・)
三池監督は真樹日佐夫にこの話を振られて映画化を決めたらしいけど、完成する前に真樹先生は急逝。
「今真樹先生は梶原一騎先生にこの映画を持って行ってると思うけど、これ観た梶原先生は真樹先生をぼこぼこにしてるでしょうね(笑)」とか言ってたけど、俺はこの映画の作り方大好きですイェ──ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ──ィ
つうか梶原一騎も真樹日佐夫も、三池監督がこれだけ愛情たっぷりに実写化してくれたんだから、多少気に入らないかも知れないけど概ね苦虫を噛み潰しながら「まったくしょうがねえな~」と呟きながら観てくれてる気がする(^_^)
しかし三池監督はほんっと期待を裏切らないъ(゚Д゚)グッジョブ!!
うーん、良かったが。。
完全に三池ワールドでした。
きっと、監督好きな人はハマる作品だと思います。
あと、基本的には若い子より大人向けなのかなぁ。
妻夫木聡、武井咲、安藤サクラは良かった。
あと、忘れてはいけないのが、余貴美子。
唯一、この作品にリアリティを出してくれてます。
本当にすごい女優ですね。
この女優・・・面白すぎる
「ヤッターマン」や「クローズ」シリーズなど、独特の演出で良質な作品作りを続けている日本映画界の良心、三池崇史監督が、「涙そうそう」の妻夫木聡、ドラマ「アスコーマーチ」などで高い注目を集める新進気鋭の女優、武井咲を主演に迎えて描く、青春メロドラマ。
観客の皆様、特に本作について何も情報を得ないままに劇場に向かう予定の皆様。開始15分で帰路につくのはちょっと、ちょっと待っていただきたい。
確かに、物語の流れを一切無視した思いつき間違いなしのミュージカルシーンには面食らうだろう。多くの名作ミュージカル映画に冴えわたる、物語を香り豊かに彩る音楽の魅力が、どうにも感じられないと思う方もいるだろう。
ざらついた色彩の世界で、必死に歌いこむ妻夫木、武井の美しさ、危うさ、人気絶頂の者のみがもつ輝きによって、何とか支えられる前半の怠惰な歌唱シーンを超えた時。そう、その一つの巨大な壁を乗り越えた貴方にのみ、この作品は微笑んでくれる。何も言わず、私の言葉を信じていただきたい。
主人公、太雅誠がとある不良の巣窟に潜り込んでいく中盤戦。ここから、能天気な市村正親のしわしわな顔で歌い踊るカルトな不気味さは一気に色を変え、作り手の近作「十七人の刺客」にある乾いた怒り、暴力、感情を押し殺した血の暴発が突然、鋭いナイフのように観客の心へと突き刺さってくる。
あの、名もなき男達が、燃えさかる殺意に向かって静かに対峙する美学。拳でしか前に進めない、不器用な正義。ヘンチクリンな娯楽作は、いつの間にやら血で血を洗うバイオレンスの魅力が溢れ出す。怖い、痛い、そして、胸が躍る。
その中でも、とりわけ異質なのが、物語の核を担う謎の女子高生を演じる「大野いと」の存在だ。
「高校デビュー」で映画の世界に入り込んでいた新人女優・・にもかかわらず、その「どうしたら、そんな下手な演技でできるのですか?」という驚きにも似た台詞回し、その危うい弱さを貫く不審な度胸に、不思議な興味を抱いていた。何か・・悪い女が似合いそうだ。そう、思っていた。
で、本作である。相変わらずの大根演技。だが、この演技派役者がずらりとそろう作品世界で、徹底して無感情に台詞を吐き捨てる違和感。美貌を果敢にぶち壊す、根性。そして、掴めない浮遊感。何でも感情むき出して目立とうとする数多の女優陣の中で、この女・・・面白い。面白すぎる。アツアツの肉まんの中に放り込まれた、硬い氷。噛み切れないぜ・・・ドキドキするぜ。
深田恭子や稲垣吾郎など、役者の隠れた持ち味を引き出してきた名トレーナー、三池の本作での収穫は、まさしくこの女優のぶっ壊れだろう。何はともあれ、この沸点まっしぐらの暴力世界に溺れるとともに、この新人女優の開花に立ち会ってほしい。この女・・・やっぱり、面白い。
♪あの素ッ晴らしいぃ‥愛ッ〜‥‥‥‥‥‥をモウ一度ぉ〜♪
最初にお詫びしとこう(^-^)v
今回‥か〜な〜り〜熱の入ったレビューになるだろね(*^_^*)シ
■□■□■□
結論から言うなら‥↓↓↓
俺は三池信者で良かったですo(><;)(;><)o
‥コチラ「大々傑作」す└|∵|┐♪┌|∵|┘
(※但し‥
本作はカナリ好き嫌い分かれます!!!)
●神様のパズル
●ヤッターマン
●忍たま乱太郎
↑‥今迄何度三池組卒業しようと思ったか~ヽ('ー`)ノ~?
‥卒業しなくて良かった〜(-"-;)
はい(o^-')b
コチラは‥60〜70年代に一世を風靡した‥
漫画(映画)の【愛と誠】を全くのリメイク('◇')ゞ
(↑別作品と言って良い!)
いや‥超ワロタよ(^-^)/~
全キャラがボケまくり‥
ツッコミ役が妻夫木君扮する「誠」1人だけ!て言う設定!?
↑代役立てるならブラマヨ小杉サンか?フット後藤サンだろ/みたいな‥ヽ('ー'#)/
いや‥開始2分から笑ったなぁ(*'-^)-☆
☆評は‥
劇場公開\1800水準にて‥(^-^)
DVD買う度⇒⑩★★★★★★★★★★
モ、1回見たい度⇒④☆☆☆☆
オススメ度⇒④♪♪♪♪
デートで見る度⇒[不明!?]
観た後のデート場所】カラオケに直行o(^o^)o
◇伊原サン‥
俺NHKの●はつ恋●見てるので‥
今回の役はカナリふきましたw
◇大野いとサン‥
●高校デビュー/●エンディングプランナーでの好演が俺的にツボですが‥
本作の汚れっプリは凄過ぎた(-"-;)
‥感動!
◇斉藤工君‥
あんた素敵過ぎだよッ(`o'ヾ
‥‥‥にしきのあきらワロスw
そして‥
この‥脚本のブッ跳んだ‥偉大なる愚作の超絶ヒロイン♪‥‥
◇武井咲o(><;)(;><)o
‥あのアニメ声から繰り出される‥
凄まじいボケの数々!
‥腹よじれたよ(*_*)
_/_/_/_/_/_/
◇クソ不味いんだが‥プライド高いオヤジの居るラーメン屋!
◇イケメンだが常に鼻毛出てる残念君!
◇AKB総選挙で4位になったのに‥
前カレに足引っ張られるさしこ!
↑そうなのだ!
コレは‥
長い長い2時間20分の大ボケ娯楽大作です!(⇔長過ぎス!‥100分で良かろう!)
≫残念です!残念過ぎます!
テーマも中身もメッセージも〜何も無い~ヽ('ー`)ノ~
でも‥
大爆笑が止まらん!!!
何故にPG12?
R18が適切だろ~ヽ('ー`)ノ~
12〜3年前?
初めて●シャルウィダンス●見た時の感動と衝撃を思い出しました!
日本が誇る&新たに生み出した‥
●オペラ座の怪人
●マンマミーア
●ナイン〜nine〜
‥級の一本~ヽ('ー`)ノ~ヽ('ー'#)/
妻夫木君は‥
●悪人と本作で!
三池監督は‥
●13人の刺客と本作で!
カンヌで大喝采(^з^)-☆
前のレビュー‥
●スノーホワイト●で↓
『ストーリーは皆が知ってるんだから‥
◆組み立て変えるか?
◆設定いじるか?
◆原作に忠実にするか?‥しないと!』て書いたが‥
本作は‥
原作を&見に来た客をすら‥バカにする三池イズムあふれてます(・ω・;)(;・ω・)
だぁ!
言葉が感動に追い付かない!
このバカバカしさ禍々しさ┐('〜`;)┌
えぇい!
見ろ!
そして泣け笑え〜((( ^^)爻(^^ )))
深津サン/中谷サン/綾瀬サンに続く‥
最強アクトレス(コメディエンヌ)誕生(*^_^*)♪
◆◇◆◇◆◇
≫コメント下さった方が居たのですが‥
①映画の作り手サン達に敬意が無かった。
②ネタバレオチバレだった。
③自分でレビューは書かない外野の方だった‥
‥ので‥
削除しました(^-^)
謹んで御詫びします。
御理解に感謝します。
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