ロボジーのレビュー・感想・評価
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五十嵐信次郎の演技力
言わずと知れたミッキー・カーチス氏の超ナチュラルな演技に感心しきり。
失礼を承知で書きますが、自身がどう見られているかを冷静に計算して、演じているとしか思えません。
おとぎ話的に良く出来たストーリー。荒唐無稽ですが、出演陣が大真面目に演じることで、リアル感を出していると思います。
むしろハリウッド映画向きのプロットと思いました。
エンドロールは、続編への布石か…
壊れたロボットをごまかすために、ロボットの中にじいさんが入ってしま...
壊れたロボットをごまかすために、ロボットの中にじいさんが入ってしまうという。
じいさん、だんだん調子に乗ってきてしまいますが、ダメ社員のグダグダ感も笑えます。
軽く楽しめる感じで丁度いいです。
ふてぶてしいジジイ最高
年寄ものに弱い私にとっては
ジジイ×矢口史靖監督 っていう組合せ、面白い匂いしかしない。
ということで鑑賞しました@TOHOシネマ渋谷。
老人ものって、みじめさとかさみしさで同情を誘いつつスパイスにする作品が多いのだけど、
本作はミッキーカーチスのふてぶてしい老人演技が、やもめ爺のみじめさをぼやかしてて、本当に気持ちがいい。
憎たらしくて同情しきれない。笑
ストーリー展開も面白くて、安心して笑える作品でした。
日本でしか作れない最良のエンターテイメント
非常に良く練られたシナリオで、観衆の予想をつぎつぎに裏切ってくれます。
ロボットのなかに爺さんが入るという、ま、ある種、ベタな思いつきがスタート地点であっても、お爺さんをロボットの中に押し込めるまでのシナリオにも違和感がまったくありません。
そのあと次々に起きる事件も、ユーモアも満載でありながらドタバタ劇ではなく、高齢化社会の持つ意味までしっかりと問うています。
社会への問題意識を全方位に持った作り手による、素晴らしい作品に仕上がっていました。
ロボット最先進国の日本にして、
サブカル最先進国の日本であったからこそ成立した映画で、5年前では成立しなかったし、5年後でも成立しないであろう、時宜を得た作品でした。
爺さん役が、上手い上手い。
あとで知ったのですが、元・ミッキーカーチスさんなんですね。
さすがでした。
場内から笑いが絶えませんでしたが、子供でも大人でも、もちろん爺さんでも安心して見られる素晴らしいエンターテイメントでした。
重要なシーンが実はいずれも伏線となっていて、最後の思いがけないハッピーエンドに結実するなんて、お見事、アッパレな手腕だとしか言いようがありません。
これなら、字幕で海外で配給した場合でも、一定の配給収入を得られるんじゃないか、ハリウッド製の映画にも負けない力があるなと感じたのでした。
ロボットの中に人間が入るという馬鹿馬鹿しさがおもしろい。 そして、...
ロボットの中に人間が入るという馬鹿馬鹿しさがおもしろい。
そして、いつまでもごまかし続けるのではなく、勉強しながら本物のロボットを開発するという展開。
ただ、最後はまた人間に入ってもらうことになるというオチも笑えた。
いつばれるのだろうというほどよい緊張感がよかった。
矢吹監督のコメディセンスをミッキー・カーティスが見事に演じた邦画コメディの佳作
ミッキー・カーティス(映画では、本名の五十嵐信次郎名義)がひょんなことから段ボール製のロボットに入り、似非ロボットを演じることから始まるおかしな物語。
吉高由里子演じるロボットオタクの女子大生もこの物語の可笑しみを増幅させている。
良質な邦画オリジナルコメディ作品である。
<2012年1月14日 劇場にて鑑賞>
チャンカワイの演技が素晴らしい
これは正直メチャクチャ面白い!ミッキー・カーチスがロボットになるまでの心の動きを直接的な台詞一切なしで描き切ったところは監督が脚本も兼ねているからできることかと。ミッキー・カーチスがチラッとライバル意識を燃やす、婆さん連中にモテモテの爺さん役に大石吾朗をキャスティングするというシャレも効果的。ミッキー・カーチスにミッキー吉野を被せて『ミスター・ロボット』をカバーさせるという世代限定ネタにひょっとして?と思ったらやっぱり案の定監督さんが67年生まれの同世代でした。
あとチャンカワイの演技が実に素晴らしかったです、天才かも。
ありえないはずなのに
荒唐無稽でありえないことも、なんだかありそうに見せるのがとてもうまい。
そこから緊張感が生まれる。こんなバカバカしい設定でハラハラするとは思わなんだ。それでいてどことなく醸しでるほんわか感。いつの間にか誰も傷つかないハッピーエンド。気楽にハラハラ観られるエンタメとして上出来。
気づかないのかよ!と突っ込んでしまうが、笑わせてくれました! どう...
気づかないのかよ!と突っ込んでしまうが、笑わせてくれました!
どう終わらせるのかと思ってたら、うまく"落ち"があってよかった〜!
お馬鹿映画として楽しめました
老人が活躍する話としては良い。
老人が活躍する話としては良いけど、ロボット好きは物足りないかも……?
学生の時みたときはとても物足りなさを感じましたが、改めて観てみると面白かったです。でもやっぱりロボットに人が入るのには納得いかない……。
ちゃんと3人が勉強するシーンは良いなと思った。
面白い!
面白い!とにかく面白い!ハイテンポだけどどこかおっとりしている世界観にいつの間にか飲み込まれてしまいました。
劇場で見た後、もう一回テレビで見たらいいと思います。
特にラストシーンが大好きです。
ちょっと説明的すぎる
良かったのは主人公(鈴木重光)の描写。
序盤で丁寧に描いたおかげで、
ロボットの中にいるときも、見えないはずの表情を感じさせてくれた。
これは俳優が良かったってことだと思う。
でも全体的に、いかんせん説明過多の感があるかなと。
丁寧なのは好感が持てるけど、リズムが良くない。
どこかで見たような演出が多いのもちょっと萎えました。
それと吉高由里子、演技がちょっとアレですねぇ。
どの作品でも同じキャラな気がする。
結論、平均点にちょっと届かずって感じ。
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