るろうに剣心のレビュー・感想・評価
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原作ものとしての合格点はちょっと……
良い点
・アクションシーン
剣心が敵を一瞬で倒す短いカットをたくさんつなげることで、剣心が一瞬で多くの敵を倒しているように見せている。
殺陣も非常に動きがあるダイナミックなものであり迫力がある。緩急をつけたカットでテンポをつけたり、激しく動くカメラワークで場の混乱した状況を描こうとしたのも良かった。
派手ではないが音楽も合っている。
・悪い点
たくさんあり過ぎて書けない。一度途中まで書いてみましたが、あまりに多すぎてこの作品を全否定してるように見えるのでやめました。
原作付映画の印象を点数で表すと1~2.5点程度が多くの人の印象でしょうが、本作は3~4点の点数をつけられるので良心的な作品だと思います。
でも願うことなら、クリストファーノーラン監督のバットマンシリーズのように文句なしの5点をあげられる作品を作ってほしいものです。
登場人物に良いわるいがいる。
登場人物に良いわるいがいる。
緋村剣心
動きが良く、迫力あるゆっくりした喋り方がいい。「殺してやるからかかって来い!」が特に良かった。
鵜堂靭衛
吉川晃司の怪演がいい。原作の鵜堂の危ない目をよく表現していた。鳥羽伏見の戦いで生き残り、人斬り抜刀斎の刀を手にした鵜堂が最後までその刀を持っていたのがいい。
武田観柳
原作以上にいっちゃっているのがたまらん。「脱げた靴を取ってきたい。歩き難くてかなわん。」というセリフはたまらん。原作では武田観柳は死刑になっているはずだが、映画ではまた戻って来るかも知れない期待感があるのが笑える。
神谷薫
心の一方をなぜ解けたのか?原作では薫の剣心への恋心があればこそだが、まだそこまで描いていないのに。「おかえりなさい。」というセリフは、京都編のラストで薫が言う「流浪人の剣心に帰る場所がある。」という非常に重いセリフである。それをあの場面であっさり使ってほしくはない。
斉藤一
声が軽い。江口洋介は時代劇に不向き。「牙突の標的がシャンデリア」にガックリ!ガトリングガンを破壊すべきでしょ。しかも空を飛んでいるし。牙突の迫力を何か誤魔化しているし。
左之助
剣心が唯一心を許せる強敵(強敵と書いて友と読む。)なのに一体いつの間にそうなったのか全く描かれていない。
観柳の凄腕の私兵が蒼紫達か全く分からんし。蒼紫は非常に重要なのに。
幕末から生き方を変えた剣心に対し、全く生き方を変えず悪・即・斬を貫く斉藤。
幕末から生き方を変え不殺を誓って立ち上がった剣心に対し、立ち上がったが外法を闇に葬る蒼紫。原作のラストで茶の湯を交わす蒼紫に「外法の者相手とはいえ、あまり人を殺めるなよ」というセリフは不殺を誓った剣心に代わり手を血で汚す蒼紫への想いだ。
幕末から生き方を変えた剣心の唯一の友は左之助だ。
未来は弥彦、愛は薫。
見えなくもない、剣心。
アクション映画としては、かなり上手くいったとおもいます。
邦画では、間違いなくトップクラスの出来上がりでしょう。
原作が少年マンガだから、って前提は必要だけど。
ストーリーとキャラの荒唐無稽さは、
原作が元々そーなので、気にもなりませんでしたが、
香川照之が演じた武田観柳は、やりすぎ。
そこは原作のキャラを強調するんじゃなくて、修正してアレンジすべき。
あきらかにノイズと感じました。
佐藤健の剣心は、
まーーー、あのアクションをやられたら、文句もないですね。
似てると云えば、似ているし。
ストーリー部分だと、
まとまりの無さが気になりますし、
剣心の過去の部分は、もっと削ってよかったかも。
そのせいで、暗く重たい過去を背負ってるだけのキャラにも、
見えなくもない。剣心が。
削った分、左之助や弥彦のエピソードにまわせば、
マンガチックで役回りがよくわからん脇のキャラも掘り下げられるし、
同時に剣心のキャラも補強できたろーにな、と。
道場を襲ったチンピラ侍とか、
「わあ、かわいいネコちゃん」とか、
目が潰れそーなぐらい酷いところもありましたが、
アクション映画としては、評価できるとおもいます。
映画作品として、配慮にかける。
小学生時代に、少年ジャンプで原作を読んでいたぐらい。
単行本も持っていない。
確かに、アクションは圧倒的。
新時代のチャンバラアクションといった感じ。
ワイヤーアクションを多用し、時代劇とは、かけはなれたスピード感を出している。
音楽も素晴らしい。
アクションを、うまく盛り上げている。
それゆえ、エンディングがもったいない。
なんで、エンディングだけ、今どきのロック曲にしたのか…
タイアップとスポンサーの問題かなぁ?!
ただ、人物背景がまったく描かれていない。
これ、全然知らない、外国人が見たら、よくわかんないよね。
剣心も、もちろんだけれど、
弥彦とか…
どっから来たの?(笑)
あと、よくわからない敵。
人間ですか?(笑)
なんで、そんなに斬りまくってるの?
アクションとアクションを繋げることで、見飽きることはないのだが…。
映画作品として、おろそかにしている部分も多かった。
原作が脳裏に蘇る
大ヒット漫画の実写化という事で、原作のファンからのレビューです。
荒れる状勢、乱れる人心。
流れ行く世を憂い、多くの有志が理想を掲げ戦った動乱の時代、幕末。
己の理想の為に命を賭けた時代の変わり目に、1人の男がいた。
余りにも多くを斬殺し、「人斬り抜刀斎」とあだ名された伝説の剣士にして暗殺者。
夥しい屍を作り続け、人々から恐れられた伝説の人斬りはしかし、幕府が倒れると共にその姿を消していた。
その行方を誰にも知られる事もなく……。
時は明治。文明開化の時代。人々の生活は大きく様変わりし、また人の在り方にも大きな変化が見られる。
かつて力の象徴であった刀は廃れ、日本は新たな文化を築き始めていた。
そんな平和な時代に、突如として起きた「人斬り事件」。
伝説の「人斬り抜刀斎」を名乗る謎の殺人犯を、人々は恐れていた。
こじんまりとした剣術道場を営む娘「神谷薫」は、この人斬り事件の濡れ衣を着せられていた。
犯人探しに躍起になる神谷薫はある日、今時珍しい腰に刀を差した男を見付ける。
食ってかかる神谷薫だが、その男はとても人斬りなんて出来なさそうな優男だった。
ただの流浪人と言う素性の知れぬ優男。
ひょんな事から知り合った二人はやがて、人斬り事件の真相に迫ってゆく……。
。
物語の展開は原作のストーリーを分解し、再構築した物。
大体四巻分の内容でした。恐らくはボリュームを出す為だったのでしょうが、如何せん詰め込み過ぎて展開が少々強引な所がチラホラと。
登場人物達の行動の「なぜそうするのか」という所が結構抜けていた印象です。原作を読んでいれば納得の展開も、初見の人には些かわかりずらいように思えました。とは言え先入観があるので確かな事は言えませんが。
惜しい感じがまた残念。
目玉であるアクションに関しては圧巻の一言。
現実的ではありませんが、漫画の雰囲気をよく掴んだスピード感あるアクションの数々は一見の価値あり。
主人公を演じる佐藤健さんのアクロバティックな演技はとても爽快。
まるで風のような疾走は興奮モノ。
何よりも感心したのは俳優さん達の演技。
佐藤健さんの台詞回しは聴いた事もない筈なのに「原作通り!」と言いたくなるような完成度。あのナチュラルな「おろ?」は原作ファンなら聞き逃せませんね!
吉川晃司さん演じる鵜堂刃兵衛はちょっと男前過ぎる気がしますが、違和感がない…
一番感心したのは武田観柳を演じた香川さんのゲスい演技っぷり。素晴らしいの一言です。一瞬で好きになれます。
女優さん達の体を張ったアクションは思わず「うわっ」と言いそうになりました。大丈夫でしょうか?って心配になりましたね!
漫画の実写版という事で然して期待はしていませんでした。しかしその期待を良い意味で裏切ってくれる作品です。
完璧とは言えませんが、スタッフの皆さんの努力がとてもよく感じれる出来栄えでした!
特に原作ファンは思わずニヤついてしまうシーンが目白押し。
見て損はしないと思いますね!
殺さずの誓い
アニメ作品の実写は基本的に嫌いです。
が、この作品はよかった!!
アクションがとてもカッコよかったです。
剣術の対戦シーンが大好きなので、緊張感や間合いの表現がよかったです。
主人公の、もう二度と人は斬らない。という決心と、
殺さなければ・・・!というせめぎ合いの中での葛藤がいい!
あと、佐藤健さんの演技にうっとりでした。
普段の、おろ?って時ののほほんとした表情から
本気になったときの「殺してやる」って向かっていく時の表情が別人で!
ギャップにドキドキでした!
俳優さんにあまり興味がないのですが、
佐藤さんの演技に魅せられた映画です。
2度目の鑑賞でも面白いスルメ映画
いよいよ、公開終了が間近となったため、もう一度劇場へ足を運びました。
役者人生を賭けた佐藤健の殺陣を大画面でじっくり見るために。
やはり凄かった。剣の切っ先がぎりぎりの所でよけているが、お互い命がけとしか言いようがない。
武田観柳(香川照之)の「服を脱げ!」がアドリブだと知って、また違う視点で見られた。
吉川晃司はリハーサルと同じ演技をしない人らしい。体全体で相当不気味だった。
大友監督の、「潰すぞ健、潰されるなよ健!」という意図を込めて配役された役者達が、戦いの場で佐藤健の剣劇を美しくも壮絶に彩っている。
あんなチャンバラ、なかなか見られるもんじゃないから、
DVDが出たら是非買いに行きたいと思う。
1度目に違和感があった音楽も、2度目はスッと胸に入ってきた。これで良かったと、やっと思えました。スタッフの方々にお礼を言いたいと思います。
実写で満足できたのは初めてかも
監督ほんとよくやってくれた 漫画を題材にすると大抵内容がひどかったり、演出やアクションが無残な結果になることが多かったが、このるろうに剣心においては、素晴らしい出来 予想を遥かに上回る上出来でまた見たくなる
神速の殺陣、戦闘の演出は非の打ち所がない
佐藤健を抜擢したのも大きいと思う 何の違和感も無く剣心になっていた
刃衛、斉藤、薫にいたっては理想の俳優、ほかのキャスティングも合ってはいたが、恵は若すぎる・・
ひとつ大きく残念だったのが最後の刃衛と剣心の一騎打ちのシーン
あの有名な剣心が薫を守るため今一度人斬りに戻るシーンで、
刃衛に一太刀入れる瞬間の演出をこだわって欲しかった
抜刀斎に戻るところや、薫が心の一法を自力で解くところ、刀を寸止めするところ あそこの最大の見せ場がだらけて流れてしまった感じがする
来るぞ来るぞと期待値が高かった分落差が大きかった
その前の戦闘がよかっただけにこれは残念
よって☆-1
これだけの興行があれば続編にも期待できるので、志々雄真実編まで大いに期待したい
あの口癖も健在です。
CG無しのアクション。流石です。キャストに須藤元気ゃ吉川晃司等を加え、激しいリアルアクションで興奮しました。
ただ、一部気になる点が…
・武井咲を任された少年ゎどうなったのか?
・新撰組に伝達されるのと武井咲が攫うのが、
ほぼ同時刻で進行していて謎。
全体的には面白い作品だったが以上2点が引っ掛かり減点。
原作とは別物と思った方が良い
全体的にレビューの評価が高いですね。そんな中、私の感想はとても辛口ですので、最初に申し訳ありませんと言っておきます^^;
特別映画に詳しいわけではないですが、原作がとても好きなので、恥をしのんで今回レビューします。
まず原作をこよなく愛する人は、驚かない為にも他のレビューもよく読んで覚悟して足を運んだ方が良いと思いました。
【良い点】
役者陣はとてもがんばっていたと思います。ほぼイメージ通りだったのではないでしょうか。
特に主役の佐藤健さんは原作も読んで努力したのではないかと思いました。アクションはかなりの出来で満足です!
武井咲さんも、薫ちゃんのイメージではないですが、演技は上手かったと思います。
香川さん、江口さんもとても努力なさってたと思います。
【残念な点】
脚本(設定?)がとってもとっても悪いような気がします。
何もかも詰め込みすぎ。
こんな作りにするなら、GANTSのようにあらかじめ×部作と銘打った方が良かったと思います。
なんでこんな作りにしたんだろ。
1:刃衛が観柳の部下。刃衛は誰かの部下になるような人間ではないのに残念です。器を小さくしてしまった感がある。
2:弥彦が既に神谷家にいる設定。弥彦が神谷家に来る事になったエピソードを省いたのは意味わかりません。剣術を学ぶ事になった経緯が感動的なのに・・・。
それと、弥彦の子役はもう少し強気な子が良かったと思います。
また、観柳邸には弥彦も一緒に行ったのに、映画では神谷家待機。弱気な子役の弥彦だからこの設定になったのでしょうか。
なんだかな~。
3:左之助がいきなり剣心に喧嘩をふっかけ、そしていきなり友人になっている・・・。理由が全く述べられてません。理由も述べられず観柳邸に同行。 なんだこりゃ。
4:御庭番衆の設定が意味わかりません。蒼紫、般若、癋見、火男、などが出ていない。一番理解に苦しんだのはガトリング砲に対抗したのは御庭番衆なのに、斉藤がシャンデリアを投げつけるって。。。原作丸々無視!!!
なんだろう。。。なんだろう。。。この設定は。。
役者ががんばっているのが見えるだけに、悲しくなってきました。
行動の理由付けが省略の嵐だったので、セリフだけ原作に添わせても、見ているこちらは心が動かされないし、とってつけた様に聞こえるんです。
役者も、アクションも良かったので残念でなりません。
原作がとても良いので、もっとちゃんと作れば、原作知らない人ももっと感動できるはずだと思います。
トリハダとほんわか
見終わった後に「もう一回見たい!」と、次の上映時間のチケットを購入しようとしたのですが売り切れで残念…。来週までガマン。。。
とにかくみんなかっこいい!
佐藤くんはもちろんのこと、江口さん、青木さん。
咲ちゃんはかわいくて、原作の薫より好きかも。
剣心のほんわかした感じと抜刀斎の鳥肌たつほど男前な表情。さすがです。
牢屋の中で雨漏りの粒をお椀で受けるシーンが、いかにも剣心の天然なところが出ていてとても好きです。
刃衛との戦いで人斬りに戻りそうになった剣心の「殺してやるから………」のセリフもすごく良かった。
香川さんの観柳は「ぷぷっ」と笑えるシーンが多くて特に最後のブーツが片方脱げてしまったところなど敵なのに憎めない、て感じでした。
ラストの薫の笑顔のアップで、薫は咲ちゃんしかいない!と思いました。
左之助編、斉藤編などスピンオフでやるべきだと思います。TVドラマでもいいので!
絶対劇場で見るべき!
齋藤一
多人数での斬りあい、剣心役の佐藤さん、刃衛役の吉川さん、などはまり役が多いです!しかし誰より齋藤一役の江口洋介さんがカッコいいです!細かい事を言えばキリがないので省きますが(齋藤一が右利きになっているとか) 、俳優陣はみな素晴らしい!
原作コミックを読んでる僕やご存知の方が見ると話しが散らばりすぎた感じはあります、武田の部下に刃衛とか…しかしアクションは派手で原作を知らない人も楽しめる作品にはなっていると思います!
佐之助や齋藤一などの重要なキーマンをさらに深く掘り下げてくれたら更に嬉しいです!
続編ありきな感じだったので次回作も期待しています!
最後に…一番カッコいいシーンは齋藤一の牙突の構えです!(個人的意見です、すいません)
かっこいい
感動したり、笑ったりとかはなかったですが、アクションは目を見張るものがおりました。明治初期という設定が大好きなのもあり、とても見ごたえのある作品でした。ただ最後の終わりかたが物足りなさの残る終わり方だなぁと感じました。
斬らずに守る誓い。
タイトルは聞いたことがあるが、原作もアニメも全く見ていなかった。
なんか面白そう…という感覚で観に行ったものの、
観終えて、これはなかなか良かったぞ~と思うほど気に入ってしまった。
まず主演の佐藤健。
どう考えても人斬りになんか見えないぞ、その細い足腰…と思いつつ、
何とも柔らかい物腰が、グイっとあのデカい瞳をひんむいて啖呵を切り、
いわゆるチャンバラ劇に入ったと思うと、どんどんサマになってくる。
アクションカメラともいえる撮影方法(今時の)斬り合い場面では、昔の
時代劇俳優の様な見事な立ちまわりができる俳優は少ないと思うので、
(アイドル俳優ばかりだし)そっちを期待するのもどうかと思ったけど、
なかなかの迫力で観せてくれたと思う。
なんといっても敵役(吉川とか)が迫力満点なのがまた、勝因ともいえる。
さらに監督・大友啓史なので、どこを観てもかの「龍馬伝」と被る。
佐藤健といえばあの(万人が泣いた)岡田以蔵。
冒頭の人斬りに身を投じる姿など、まったくあの通りなんである。
そして香川照之といえばあの(鳥籠が懐かしい)岩崎弥太郎。
なに!今度はアヘンで商売か!?と、どう見ても考えてもダブるお姿。
加えて蒼井優といえばあの(また人を騙すのか)お元。
あれも良かったが、今回も絶品。河原での告白には泣けてしまった。
まだまだ、青木崇高といえばあの(大政奉還)後藤象二郎。
なにかとダイナミックな役どころがとっても似合う俳優さんである。
時代が時代であり、世の中が激動していた中、どの道を信じ、
どう生きるのが本来の人間らしい姿と繋がるのか模索していた剣心。
とはいえ、ニセ抜刀斎に吐き捨てられた
「人斬りが斬らずしてどうやって人を守る?」が胸にズンと突き刺さる。
剣心が本来志していたのはどんな世界だったのだろう。
…なんとも頼りない感じが否めない^^;武井咲が演じる師範代、
彼女の父親が開いた神谷道場にほぼ、その答えがあった。
不殺の誓いをたて流浪人となった剣心の心に守るものが見えてくる。
所々に頼りない台詞やらはあるものの、
独特の世界観と、背負うものをしっかり背負った人間の重い苦しみは
痛いほど伝わってくる。剣心のように万能の剣術の腕を持ってしても、
万能な生き方など(教わる人間に依るが)なかなか会得できないものだ。
大きな悲しみを抱きながら、それでも生きていかねばならない人間は、
強さの反しで優しさを併せ持つ。芯の強い人とは心が強い人なのだ。
彼の誓いが万人の心を救う時がくるのだろうか。
原作がどうなっているのか分からないが、シリーズで観たいと思った。
(何気にコメディ色も強かったなぁ、不思議なことに^^;あれはどういう?)
続編があるなら、そちらも期待できそう
前提:原作は志々雄編までしか読んでません。記憶も一割くらいしか残ってはいない。
<良い>
・殺陣というかアクションがとてもとても良かった!!大画面で見て欲しい!!
実際に剣心がいたらこんな動きをするのだと実感。
・長めの戦いシーン。
観客が厭きない程度の絶妙な時間で見ていて爽快。
・佐藤健が本当に良かった。痩身というより華奢に近いあの体であの強さスピード。
穏やかな表情、キリッとした表情。うまい、引き込まれる。
私は「おろ」「ござる」は違和感なかった。しかし、同行した友人は心の中で大笑いしてたらしいので感じ方は人それぞれ。
・香川さんも小物っぽさ全開な演技(褒めてます)。
音楽もがらりで。RPGに出てくる悪徳商人みたいな曲で。イメージ通り。
・音楽が良かった。サウンドトラック欲しい。
・演出が好みだった。
それに原作漫画のコマ割を思い出したくらいにかなり忠実…だと思う。
<残念>
・ストーリーのテンポが悪くなること数回。だらけた。寝そうになった。
個人的にはもっと詰め込んで欲しかった。
・さのすけの過去がスルーだったので、さのすけと剣心コンビが薄っぺらく感じた。
とりあえず、大きい画面でもう一回は見たいとは思った映画。
漫画見てないと、わかりにくいかも
主人公は不殺さずを貫く元人斬り。
原作は昔に流行った漫画。
幕末の話で実在した人物なども出てきて、楽しかった記憶がある。
特に新撰組三番隊隊長斉藤一が好きだった。
映画は漫画の序盤を駆け足で纏めている。
色々話しを詰め込んだので、
漫画を知らない人が見るとわかり難い部分があると思う。
脳内で漫画のストーリを補完しながら映画を観る必要があった。
細かい所を気にしなければ、チャンバラ映画として楽しめると思う。
なんだかなー
期待はずれでした。
理由は以下。
■内容を詰め込みすぎ
なんでもかんでも話を詰め込みすぎて消化不良になっている。
あれでは各キャラクターの魅力が十分活かせていない。
どれも中途半端な内容に見えてしまう。
■るろ剣の魅力が分かっていない
るろ剣の面白さは、主人公緋村の、普段飄々としたおとぼけキャラの裏
に秘めた過去の暗い経歴との葛藤や、温厚な性格と最強の剣客という二面性を持っているところにあるのに、それが表現できていない。
映画全般を通して「おろ」が出てくる場面が少ないと思う。要は「殺陣アクション」に重点を置きすぎて、ドラマの部分が足りないのである。
前半はもっと剣心と薫のほのぼのストーリーの展開があってもよかったと思う。
■斉藤が。。。
全然活躍しない。ただの警官役。唯一の見せ場、牙突があんな使われ方って。。 噛ませ犬ですか。
■めぐみが。。。
ミスキャスト。これは見る前からわかっていたこと。
他に誰かいただろう。蒼井ゆう使うなら、まだ巴で使った方が
マシだったのでは。
■鵜堂刃衛
悪役としてはよかった。ならもう少し見せ場を増やせばよかったのでは。
と、いろいろ突っ込みどころ満載の映画でした。
次回作つくるなら、もう一回原作読み直してちゃんと作ってねと言いたい。
ちょっと待ちなさい!
ハッキリ言いましょう。
役者はみんな頑張ってた(蒼井さんはアイシャドーが濃すぎてNG)
佐藤さんのチャンバラシーンは只々脱帽でした(^_-)
剣心を取り巻く弥彦・相楽の安い出会いイベント+安い友情感であんだけ必死で繋がる姿を見せられて時には失笑して口を押えてしまった。
外印はオリジナルとしては良しとしても、戌亥のクリスチャン仕様は鳥肌が出るくらいどうでもよい設定だった。
しかも牧師仕様w
もう見るに堪えられなかった・・・(須藤氏は恥ずかしくなかったのか疑問です)
鳥取県の撮影現場(武田の屋敷)は非常にマッチしてた。
ここからが本題!
斉藤一の使い方が「救命病棟24時のただの江口洋介」
今回の大失敗はココなんですよ・・・
まあ・・・よく喋る。
ベラベラベラベラ・・・
剣心との一戦も狭い場所で短い戦闘&牙突未使用(おいおい、初めて見る人は剣心よりも斉藤が実力的に強いと思われるますよ・・・
服装の指摘でブーツ履き(ワタシを笑わせてどうする)あのロングブーツで対空牙突出された刹那は目の前にポップコーン投げてやろうかと衝動に駆られました。
無いよ、これ無いよ・・・・
そしてCMで牙突の発射前シーン・・・
この技でこの映画のインパクトが決まるというのに・・・
何に使うかと思えばシャンデリアの根本アタック!そんなことに牙突を使うくらいならそのまま誤って2階から落ちればよかったのに。
こんなことなら私に監督任せてほしかった。
人はかなり高評価を出してるけど映画ってこんなに甘いものじゃないとおもいます。
もうね、、寂しい映画ですよ。
1年も前から楽しみに待ってたのに本当に遺憾の極みです。
ニューヒーロー?
実家に原作全巻そろってました
今まで漫画原作の実写映画って
残念なものが多かったので
全然期待せずに観に行きました
キャラクターに多少無理がある人が居ましたが
(斉藤一とか…><。)
総じて原作の世界観を表現できていたと思いますし
剣戟シーンも見ごたえあったと思います
原作を知らない人にも楽しめる
平成版剣劇アクション
いいんじゃないでしょうか?w
まともに実写化してくれただけでも良し。次作待望!
過ってハリウッドで実写化され、日本中のアニメファンにショック(もちろん悪い方の)を与えた大人気アニメ〇〇〇〇ボール。創造性あふれる日本のコミック、アニメ作品を実写化することは非常にリスクのあるトライといえる。(前述の作品はそれ以前の問題であるが・・・。)
しかし現代の進化した映像技術を駆使すれば、そもそも不可能な映像表現は無く、成功への課題は実写化に取り組む「姿勢」といえる。
それは原作への“敬意”と“愛”そして妥協なき“制作体制”である。
その意味で本作は、及第点といえる。原作ファンも「許せる」作品になったといえるのではないか。
ただ、見られるのは最初と最後の30分間。
中盤はどうにもいただけない。説得力がない展開に、妙な間?もあったりでかったるく感じましたね。
特に毒?で神谷道場に患者が運び込まれる段は、
なぜ皆神谷道場に来るの?
どこで毒を摂取?
影響範囲は?
誰が何のために?
など、いきなりの無理な展開についていけませんでした。
そしてラスト、薫が刃衛の「心の一方」を解く場面。重要な場面なのにさらっと解いてしまって・・・・。薫の覚悟と気合いにより解くシーンとしてしっかり描いてほしかった。
とケチもつけましたが、“チャンバラ”の部分は見ごたえあり、キャラクタ-もよく描かれ総じて楽しめました。
次作、「十本刃編」を楽しみに待つことにいたしましょう。
※宗次郎役には是非、神木隆之介君を!
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