ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡のレビュー・感想・評価
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温故知新
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アメリカ建国200年の1976年、米仏のワイン味比べがパリ郊外で行われた。公正を期すため銘柄を伏せたティスティングでカルフォルニア・ワインが優勝したことでワインといえばフランスという古い固定概念が覆されたのでした。この実話は、まさにアメリカン・ドリームなので映画の題材にはもってこいですがワインづくりは地味な努力の積み重ねなので脚色を加えて若者たちのワイナリー物語に仕立てています。評価されるにはなるほどと唸らされるワイン造りの工夫、エピソード位は欲しかったのですが、よくあるファミリードラマの類なので優勝の感動、共感が今一つです。
正月の名物番組「芸能人格付けチェック」でも一本、数百万円のワインと5千円のワインの利き酒が恒例、庶民には分かりにくいものの代名詞のようですね。味の好みは人それぞれなので優劣をつけることには正直興味は余りありませんが生産者の努力で選択肢が広がることは大歓迎です。
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