スノーホワイトのレビュー・感想・評価
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戦う白雪姫
白雪姫と言えば、似たような時期に公開された「白雪姫と鏡の女王」もまた白雪姫を独自の解釈でアレンジした作品になっていましたが、ファンタジーコメディ調だったあちらとは違ってこちらはファンタジーアクション調と、同じ白雪姫を扱った作品でもまた全然違うイメージの作品に仕上がっていましたね。
まあどっちみち元々の白雪姫とは全く異なる、自分の道は自分で切り開く強い女性像が反映された白雪姫となっているのが、今の時代を象徴していると言えましょうか。
ただこちらの場合少々残念なのが、女王の美貌が際立ちすぎて、完全に美と言う観点では白雪姫が負けていたところでしょうか。
ラヴェンナ女王は、あのレベルの白雪姫ならそこまで恐れなくても大丈夫なのでは?と、思ってしまうぐらい、ラヴェンナ女王を演じたシャーリーズ・セロンの悪魔的美しさが際立っていました。
このキャスティングは、クリステン・スチュワートにとってある種拷問レベルでしょう!
相手が「白雪姫と鏡の女王」のジュリア・ロバーツぐらいなら、ここまでボロクソ言われずに済んだのに(笑)
まあでも、泥だらけになりながらも立ち向かっていく白雪姫の姿には、何だかんだで最終的には感情移入させられましたけどね。
民を鼓舞する白雪姫がカッコ良かった~!
しかし中盤までの詰め込み過ぎなストーリー展開のせいで、盛り上がるまでに相当時間が掛かったのはちょっと勿体無かったかな。
もう少しシンプルな構成にして、白雪姫が自然な流れで強くなっていく描写にした方が、入り易かったような・・・いきなり強くなっていた白雪姫には、苦笑いでしたから・・・。
それにしても、男性陣は空気だったなぁ。
特にウィリアム王子は、いなくても良かった感が半端無い。
中途半端なイケメンのサム・クラフリンが演じていただけに、まあこんな扱いになったのもある意味納得なんですけど。
一方、飲んだくれハンターのエリックはクリス・ヘムズワースが演じただけあって、存在感は抜群、しかし話の盛り上げ方が下手過ぎて、終わってみればどこかもどかしいようなエリックの扱いが、ちょっと悔やまれますね。
近々続編が公開されるようなので、そちらでのエリックの巻き返し的活躍に期待しつつ、悪魔的美女姉妹の美貌にも期待したいです!
白雪姫をリメイクしたというより別作品
見終わった後何なんだろうという気分になってしまいました。キャスティングうんぬんはありますが、それは仕方ないので置いておいて、気になってしまったことが2点あります。白雪姫ってこんなに勇敢な戦士なの?恋の進展はないの?ということです。
白雪姫って清らかで美しくて自然と踊り出してしまうくらい人を元気にさせるプリンセスですよね?映画でもそれをイメージして生命の源とか言われてましたが、そのような印象は全く受けられず、どちらかというと勇敢なジャンヌダルクのような男勝りな感じを受けました。そこは人選の問題かもしれません…
でも妖精の世界はナルニアのような感じでとても好きでした。(最後のシカはどこかで見たような…笑)
あとは恋愛!これはとても不服です。幼いころに別れてしまったウィリアムではなく、苦楽を共にした狩人と真実の絆で結ばれていたことは見ていて理解できるのですが、女王になったあと進展がないなんて信じられません…自由気ままな人生がいいと遠くから見守ることにしたんですかね?にしてもとりあえず描写がほしいとこです。もやもや感が残りました…
戦争シーンも思ってたより激しかったので少し疲れてしまったかもです。
世界観はよかったので見ててそれなりに楽しかったのですが、評価はそこそこですね(._.)
グリム童話の白雪姫の話を アレンジした映画
スノホワー♪
『スノーホワイト』は、グリム童話『白雪姫』を原作とした、ダークファンタジー映画。
世界中で愛されているグリム童話『白雪姫』を大胆にアレンジしていて、白雪姫と女王が死闘を繰り広げるアドベンチャーです。
妖精などが出てきたりしてて、しかも画がとても綺麗!!
女王/魔女役のシャーリーズ・セロンはもちろん美人さん★
彼女は敵役を演じることが多いですねw
そしてなんといっても白雪姫ことスノーホワイト役のクリステン・スチュワートはいと美し!!!
トワイライト シリーズで知られていますね。
かなりの美人さんだと私は思います(〃゚ω゚〃)
そんな彼女も戦術とサバイバル術を身に付けたりして、格好いい姿も見ることが!!!
……と、いった、ところで、しょうか。
ヒロインは強ければいいのかぃ?
童話のアレンジ版ってだいたいヒロインが強くなりますよね(笑)
まぁ、どうしてもそうなっちゃうのかもですが、こう肉体的に強いのもいいんですが、もっと内面的な強さ、美しさみたいなのを感じたかったかなぁ。
だっていきなり結構強いし、男達の先頭に立って戦いに行くけど、そんな全員を惹きつけるカリスマ性もあんまり感じなかったし…。
他の方も触れてますが、森の主が出てきた場面は『もののけ姫っっ!?』ってチョット冷めちゃいました…((((;゜Д゜)))
恋愛も微妙にふわっとしただけでなんだか気持ち悪い(笑)
しかも見た目の美しさでシャーリーズ・セロンが勝っちゃうからそこら辺も…ねぇ…
ナウシカ臭…。童話からの〜!は胡散臭い。
とにかくシャーリーズ・セロンが好きで見ました。
綺麗すぎて…内容?主人公の美しさ?入ってこないなぁ(笑)もうセロン様オンリーで映像作りましょうか。
世界観は確かに綺麗なんだけど、別にグリム[童話]関わらなくていい。逆に関わる事でペラペラに思える。
見ておいて、こんなに悪くいいたくないけど童話とは全く違った戦う勇ましい白雪姫って…。ずっと小さな部屋で幼い頃から幽閉されていた人がこんなにも走れて、こんなにも馬をのりこなせて、こんなに…………………ね。
ちゃんと運動させて、ちゃんと軍事訓練を受けていたのでしょうか?時代や環境は違えど幽閉されてない私ですら剣をあんなに扱えませんし、イメトレだけじゃ、あんなに……ね。
それに、そんなに背中胸のあいたドレスならば木々をすり抜ける間に、せっかくの綺麗な肌が傷だらけになってしまいます。夏なら蚊に注意。(心配になったもので…)
素直にこの作品を受け止められない要素満載。
童話を餌に釣った作品が今後もで続けるのだろうか…それなら是非シンデレラを灰かぶりバージョンで究極のホラーにしてもらいたい。…まさか……もうあるのかな。
つまらない。
『ロードオブザリング』と『ジャンヌ・ダルク』のカクテルのような映画で暗ーく、観客層などのターゲットが不明な映画
グリム兄弟の本が出版されて今年は丁度200年になると言う事で、今年は「白雪姫」が2本も公開され、スノーホワイトのプチブーム。
この映画先ず気になるのは、映画全体の画像が暗く、光のイメージが無い!
白雪姫=善の世界と、魔女=悪の世界のシンボルの対決のお話の筈だが、映画が描く世界感は、闇の世界が全体に広がっている。そして毒リンゴを食べた姫は、王子によって助けられた筈だが、今や王子を出し抜いて自ら軍を率いて、闘う戦士化する白雪姫。きっとこの映画をグリム兄弟が観たら、自分達が創った物語とは気が付かないだろう!
誰でも子供の頃、家庭で必ず読む絵本や、幼稚園での劇や、紙芝居などで登場したのが、グリム兄弟の童話だった。
この200年間世界中で、親から子供へと必ず読み聞かせ、伝えられてきたお伽噺の数々の中でも最も人気の定番ストーリーと言えば「白雪姫」だったのだ。
その定番を今の時代にマッチングさせるとこう言う作品になるのだ!と言う事か??
ハリウッド式にイメージ表現するとこんな映画が出来上がるよと言うモデルケース作品がきっとこれだね。
正直、子供の頃に読んでいた童話の世界のイメージでは、夢や希望があった・・・
冒険や、時には恐い話も有ったりもするが、物語に触れた後には気持ちが広がると言うか、良くも悪くも高揚して楽しめたイメージがあったものだ。また明日も、続きを読む事や、別の話も読んでみたいとワクワク出来たものだった。
しかし、この「スノーホワイト」及び「赤ずきん」も同様なのだが、CG映像で、画像の動きには非常にスピード感があって、特に上下と奥行きのある動画の連続で物語の世界をジェットローラーコースターに乗って画面の一部分に自分が参加出来たような印象になり、臨場感が出る。
ゲームの動画作りと同様、物語の世界を疑似体験出来る印象を受ける画作りだった。
それだけに、映画が終了するとテーマパークで、アトラクションの終了後に、ポンと現実の世界に無理矢理跳ね帰えさせられるあの感じがして、ヒドク疲弊するのだ。
そしてもう、明日はこの続きはパス!当分の間は読みたくないと本を投げ飛ばしたくなるのと同様に、こんな創りの映画には食傷気味な気持ちが涌いてくる。
お伽話である筈の物語も、今では、子供の夢と希望の世界ではなくなり、エゴと欲にまみれた魔女と、その魔女にひたすら使える弟との愛憎劇と言う現実の世界の話しに近くなり、大人のお伽話?の世界になるのだが、大人が、この「白雪姫」と言うお伽話にお金を払って観る価値は有るのだろうか?でもこれは子供向きでは無いと思うし、家族で楽しめる映画でも無いと思うのだが、エリック役のクリスも「マイティー・ソー」と続編みたいだったし、ウィリアムは影薄いし、シャーリーズ・セロンも芝居の見せ場の無いつまらない作品だっただろう。クリステンのファンには一応押さえて置く作品の1つなのかも知れない。
昔々、白雪姫は自ら剣を持って悪い女王様と戦いましたとさ
誰もが知っている「白雪姫」の話を大胆にアレンジ。
長らく幽閉されていた白雪姫が自力で脱出、王国を支配する邪悪な女王と戦う。
何と言ってもシャーリズ・セロン演じる女王が存在感を放つ。
その美しさと恐ろしさは“モンスター”級。
貪欲に美を追求する女の性を体現し、哀しい姿も滲ませる。
剣を持ち、甲冑に身を包む新しい白雪姫にクリステン・スチュワート。
もう王子様のキスを待っていられない!とばかりに行動力満点の凛々しい姿にはヴァンパイアも惚れ惚れ(笑)
白雪姫を助ける狩人にこの夏最強チームに仲間入りした“神の子”クリス・ヘムズワース、小人の一人に本当に“チビマリオ”になってしまった名優ボブ・ホスキンス、新旧の顔が揃う。
毒りんごを食べたり、小人が登場したりするが、作風はもはや原型すら留めていない。
おどろおどろしい黒い森と幻想的な妖精の森、ユニークなクリーチャー、激しいアクションとVFX…「ロード・オブ・ザ・リング」の路線を狙ったファンタジー・アクション・アドベンチャー。
姫と狩人と姫の幼馴染みが三角関係を匂わせたり(「トワイライト」かよ!)、白雪姫が初めて剣持つのに異様に強かったり、妖精の森の主が誰がどう見たって「もののけ姫」のシシ神様っぽかったりとツッコミ所も多いが、それらも含めて、単純に楽しむべきの痛快娯楽作。
楽しかったよ
白雪姫より女王LOVE!
美貌故の悲哀に満ちた魔女と生命に愛された王女の対立
面白くない白雪姫
必見は女王ではなく小人さん達!
ファンタージーとアクション 美と醜 清濁あわせ飲める
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