「ジャンヌダルク風」スノーホワイト odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャンヌダルク風
クリックして本文を読む
有名なグリム童話の「白雪姫」、ディズニー初のアニメーション「白雪姫と七人の小人(1937)」が有名だが20本以上も映画化されたお伽噺の定番中の定番。グリム自身のバージョンでも初版では魔女は実の母でした、モデルもドイツの伯爵夫人やギリシャ神話のキオネー、バイエルンのマリア・ソフィアとか諸説ありバリーションもヨーロッパ、アメリカ、アフリカ中東、中国、インドほかと多彩です。ですから、もののけ姫風でも、中世の戦国時代劇風にアレンジしたりジャンヌダルク風に戦っても納得です。
ただ、ディズニーのイメージが強いので毒りんごを農婦でなく王子に化けて渡したり、猟師のキスで目覚めたりというひねりが面白かった、脚本では老婆でしたがルパート・サンダース監督が月並みと変えたようです。女王はシャーリーズ・セロンのせいか、さほど怖さや不気味さが感じられなかった、むしろ美人ほど老いへの抵抗、若さへの執着が強いのだろうと思わせるキャスティングなのでしょう。
続編が予定されていましたがサンダース監督とクリステン・スチュワートの不倫騒動のせいで魔女に妹がいたというスピンオフ、スノーホワイト(クリステン・スチュワート)抜きの映画「スノーホワイト 氷の王国(2016)」になりました。
コメントする