ペントハウスのレビュー・感想・評価
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道理を貫き通す強さと勇気が湧くような元気になる映画です。
「ベン・スティラー」と「エディ・マーフィ」が共演しているという、かなり期待したくなるアクションコメディです。
周囲の人たちのお金を巻き込んで、投資ですべてを失ったというホテル住まいの金持ちに対して、お金を奪い返すというストーリーの中に、いろいろな要素が詰まっています。
「仕事をしている以上、当然、お客様は大事にする」というポジションから、「お客様であれば、何をしても良いというわけではない」という立ち位置へと考えをシフトしていくベン・スティラーの生き様がカッコいいです。
車を破壊するシーンのぶっ飛びっぷりは、凄いです。
弱き人が強き人へ立ち向かい、結果を掴み取るストーリーには、とても勇気が湧いてきます。
FBIの捜査が雑ってこと?
最後逆転で、すっきり、
ということなのだろうけど、そこに至るまではやはり上級国民の優位と庶民の無力。
FBIの徹底しない捜査にだらしなさを感じる。
それはあっても、逆転劇が爽快であるならばまだしも。
じゃあ逆転のために動きだそう、という段になっても、どうにも腑に落ちない。
エディ・マーフィーの突然感。
何も語られずに突然。
そういう世界の人が必要なんだろうけど、繋がりが。
さらに実行段階でも、突然の行動に面喰らうし、偶然みんな監視カメラ見てないし。
あんだけでかい物もうまいこと隠しちゃうし。
爽快感よりモヤモヤ感が上回る。
ああ、FBIをも騙すところはよかったかな。
最後も司法取引というものなんだろうが、どうにもすっきりしないなぁ。
ベン・スティラーを堪能!!
ベン・スティラーを堪能できました。チンピラではなく、生活が懸かった庶民による泥棒劇なのが面白いです。従業員みんなのキャラが良かったです。エディ・マーフィーは出てきた時はウワッと思いましたが、活躍自体は物足りなかったです。車の運び出しは最後の方は雑に感じて、ハラハラ感は物足りなかったです。
雑っぽさが逆に面白い。
「ペントハウス」Netflix 字幕版で鑑賞。
*概要*
大富豪にすべてを奪われたビルの使用人たちがチームを組んで復讐する姿を描くアクションコメディ。
*主演*
ベン・スティラー
*感想*
ベン・スティラーとエディ・マーフィーが出てるので鑑賞!
最初は堅苦しい映画のかなって思ってましたが、全然そんな感じはなくて、普通のコメディ映画でしたw
ペントハウスに住む大富豪に使用人たちの年金を奪ってそれにぶちギレた管理マネージャーが復讐の為に仲間を集めてお金を取り返すのですが、まぁ~全体的に面白かったです。(^^)
スタイリッシュさは程遠いのですが、スライド(エディ・マーフィー)を除くメンバーは、素人の泥棒なので、盗み方が雑。しかし、その雑っぽさが面白かった。オーシャンズ11の時のようなプロ集団のスタイリッシュさはないけど、素人の泥棒だから逆に面白いです。
最後のオチは納得。アクションはほぼなし。でも、コメディ要素が強いので、楽しかった。
普通に面白かったです!\(^^)/
コメディ俳優の共演
ストーリー70
演出65
キャスト80
総合65
エディ・マーフィとベン・スティラーが
共演とのことでどんな映画なんだ!
と、鑑賞。
結論はコメディ要素は期待ほどでは無く
笑いもありつつ割りとガチめに強盗を企てる!
もっと2人の絡みが欲しかったなー
とは思うものの
テンポもよく進んでいくので
最後まで楽しめた!
最後の逆転勝利だけど罪は償う終わり方は
嫌いじゃない結末でした!
ベン・スティラーだからこそ思えたのかも笑
まさにミッションインポッシブル!!!
ベン・スティラーとエディ・マーフィーというコメディ映画を代表とする二人が主演すると知り鑑賞。
予想以上に面白かったです。
コメディというよりは痛快クライムアクションという感じでしょうか?ハラハラドキドキの中にニヤリとするような笑いあり。良かったです。
前半はやや間延びするところがあるものの後半の強奪シーンは面白かったですね。
ミッションインポッシブルのような感じで楽しかったです。
最後はスカッとする終わり方でとても気持ちよかったです。
3.0で
あまりに荒唐無稽すぎて・・・+α
良くも悪くもよくあるアメリカの映画って感じがした。
ズブの素人がセキュリティーがものすごく厳しいマンションに泥棒に入るって話で,物語も深いものではないしあまり突っ込むのは野暮なのかもしれないけどあまりにも計画が杜撰だと思った。いくら元マネージャーでみんなの性格・行動を知ってるからといってエロ本で警備をかわすのには無理があるし,FBIをタックルで気絶させるのもどうかと思う。後ろの方はチョコケーキを無理やり口にねじ込むとかのほうが良かった。
ただ一定のどうなるんだろうっていうスリル、テンポはよかったんじゃないかなと思った。
あと友人と話していて意見が食い違ったところを。
この映画ではちらほらチェスの話が出てくる。途中でショウがクイーンを犠牲にしてキングを取ったチェスの凄い人の話をする。ショウはそれに対し「私は王道のチェスをやるタイプだ。騙し手なんか使わない」「フェラーリの一手は悪手だったな」というが私はそれすらショウの騙し手だったのではないかと思った。
そうでないとなぜショウが壁に空の金庫を埋め込んだのかの説明がつかない。隠し金庫(Qのメタファー)を取らせてフェラーリ(K)を守る,フェラーリ(Q)を取らせて裏帳簿(K)を守るというのは明らかなショウの騙し手だと思う。
そして上記の発言の後にジョシュは「騙し手を勉強します」と言っている。これもショウの騙し手を破り,自分自身もその騙し手を使ったのではないかと思う。
つまりジョシュは自らの逮捕(Q)よりジョシュの中で一番大切な仲間から失った信頼や名誉(K)を得たのではないか(年金の後にショウに会った時は全然怒っておらず,むしろドアマンの自殺未遂でフェラーリ破壊に移った点,ショウの発覚前と発覚後でジョシュが失ったものを考えると一番大切にしていたものは想像できる)
素人泥棒ズ
マンハッタンの最高級マンション“ザ・タワー”。その最上階に住む大富豪が横領で逮捕。託した全財産を奪われた事を知った従業員たちは、隠し財産を盗む計画を立てる…。
コメディ版「オーシャンズ11」のような、ブレット・ラトナー監督らしい肩の凝らない娯楽作。
ベン・スティラー、エディ・マーフィ、ケイシー・アフレック、アラン・アルダ、マシュー・ブロデリック、マイケル・ペーニャ、ティア・レオーニ、ガボレイ・シディベら意外な豪華キャストも見もの。
従業員仲間同士でチームを組んで作戦を練る。でも所詮、素人。
そこで盗みのプロに参加して貰う。それが、エディ・マーフィ。
最近は「シュレック」やパッとしないコメディばかりだったが、久々にマーフィの個性とマシンガントークが冴え、本領発揮。あくまでベンが主演、エディは助演なのだが、場をさらう。
アラン・アルダも大富豪を嫌みたっぷりに演じる。
傲慢な大富豪の態度に、怒りが爆発。
俺たちを舐めるな!…とばかりに、格差社会をチクリ。
いよいよ作戦決行という時に、トラブル続出。仲間の一人が寝返ったり、エディが単独行動を取ったり。
まるで「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」のような超高層タワーのスタントや、行き当たりばったりの作戦に結構ハラハラ。
ラストは軽快で爽快。
仲間の為に我が身を犠牲にしたベンが、美味しい所を持っていった。
主役って大事だと改めて感じました。
ありえないストーリーを、良しとしてしまうベン・スティラーの凄さ。
エディー・マーフィーは思ってた以上に脇役でした。なのにいい距離感で裏切るのかどうなのか彼のお陰で最後まで気が抜けない。
頭を使うこともなく楽しめる映画でした。
物足りなさを感じる
ベンは本当に魅力的な役者。ラストシーンの表情が素敵、スカッとする。物語自体はオーシャンズ11ちっく。そりゃそうだ。コメディ色は薄め。
エディー・マーフィーをキャスティングする必要があったのか、またこの役で良かったのかは疑問点かもしれない。いまいち空気が噛み合ってなかった。スーツ姿は格好いい。
泥棒をする動機を丁寧に描いている反面、実行の際の行き当たりばったり感は緊張感にやや欠ける。司法試験のくだりやチップのくだりがラストに活きた点は評価したい。おばあちゃんの犬のシーンがクスっとくる。
ベンの演技に救われたものの、映画館まで足を運ぼうとは思わないかな。もっと面白くなるはずなのに…ともったいなさを感じてしまう一作。
オチは良かった!!
悪くはないけど色々と納得できませんね。
無理だろとか思う事だらけです、映画なので多少は良いですけどほとんど無理だと思いました。笑
がしかし皆のために自らを犠牲にして盗みを働く義賊のような心はカッコいいですね!!
素人強盗が主役でも説得力は欲しい所
狡猾な大富豪vs“持たざる”庶民。
いいですねぇ、盛り上がる図式ですねぇ。
こういう話は仇役が悪ければ悪いほど盛り上がる訳で、
その点じゃこの大富豪はホントにヤな奴だわ。
従業員の年金をまるまる騙し取り、自殺を図った従業員の事など気にも留めず、
歯向かう者も警察も金に物を言わせて封じ込めるド悪党。虫酸が走るぜ!
挙げ句は大スター・マックイーン様の車をいじくり倒す鬼畜の諸行!
ゆ、許せぬ〜!
(ん? これは違うか)
世間にゃホントにいるんだろね、こんな輩が。
仇役の悪行と悪知恵の高さ、そして主人公達の怒りが伝わり、
強盗に取りかかるまでの導入はなかなか盛り上がる。
……のだが、
肝心の見せ場で「それムリがあるんじゃ……」と感じる部分が多数あり、
気持ちの盛り上がりにブレーキがかかってしまった。
まず、常時モニター監視を続ける警備室をどう切り抜けるか?
ひねったアイデアが登場するかと期待してたが……えええええ、エロ本?!
しょーもなッ!!
しかも警備員みんな引っかかるって、中学男子かオマエら!
“バルーン作戦”てのもどんな作戦かと楽しみにしてたが、
作戦と呼べるほどのヒネリも無し。
あと、金塊の車って相当な重さだと思うんだが、
窓際から2人で引っ張り入れられるのかしら。
エレベータの重量制限とか平気かしら。
平気かも知れないけど。
それにラスト……最上階のプールに車を隠してたのもどうも納得いかない。
や、まあ、あのタワーは広いし車を外に持ち出した可能性もある訳だから
警察も発見できなかったんだろうが、なんかこう……危なかっしいというか……
成る程ここなら確かに見つからないぜ!と唸るほどのアイデアに思えなかった訳で。
素人集団という設定とはいえ、もっと説得力のあるアイデアが欲しかったっす。
主人公達の描写についても、見た目やキャラはみんな個性的なのに、
強盗の時は個性があまり出てなかったかなあ。
鍵開けの黒人姉さんくらいか。
敵味方どちらに転ぶか分からない所が面白かったケイシー・アフレックも、
結局は無難なポジションに収まっちゃったし。
エディ・マーフィももっと大暴れして欲しかった。
うー、僕が勝手にスマートな犯罪映画を期待し過ぎてたせいでしょうかね。
最後のベン・スティラーの不敵な笑みはカッコ良いし、
勧善懲悪モノとしての後味は良いのだけど、
知的爽快感には随分欠ける印象。
<2012/2/4鑑賞>
AIJ事件の報復に参考できるかもしれない
鉄壁のガードを誇る敵地に乗り込み、金銀材宝をみんなで頂戴する展開は、ソダーバーグのオーシャンズ3部作を彷彿とさせる。
しかし、オーシャンズシリーズと全く異なるのは、メンバー全員、ズブの素人ばっかしの集合体である事に尽きるだろう。
無論、華麗な手捌きで魅せる盗みのプロフェッショナル、ブラピもクルーニーもいない。
終始、行き当たりばったりで足の引っ張り合い。
チームプレーの欠片も存在せず、無謀だ計画が無謀なまんまアタフタ右往左往するリーダーのベン・スティラーの憂鬱な表情が哀愁を誘う。
そして、唯一の盗みのプロとして参戦するコソドロのエディ・マーフィーが持ちネタのデタラメマシンガンをまくし立てるアドバイス攻撃が、笑いの沸点を着火させてゆく。
前途多難一色で、成功に程遠いヤロウ共が腹を括ると、ようやく闘志が爆発。
次第に一致団結して、財宝強奪に猪突猛進していく。
危なっかしく突き進む一体感が、観客に快感を呼ぶ。
決して喜ばしいチームワークではないのに、妙に応援したくなる親近感は、落語に通ずる面白さを見いだしたからだろう。
『大工調べ』や『唐茄子屋政談』etc.銭にガメツい大家に一泡吹かせようと、長屋の連中が協力し合い、立ち向かっていく了見は、今作の強奪チームそのものである。
特にガボリー・シディベ演ずるビッグサイズの黒人ウエイトレスは、落語でお馴染みの肝っ玉女将さんに負けない貫禄を放ち、掛け合いの楽しさを増幅しているのも興味深い。
個人的にはエディ・マーフィーはねずみ小僧ばりに活躍して欲しかったかな。
現実でもそうでありたいもんだと、AIJ事件のニュース観ながらボヤく日々である。
最後に短歌を一首
『欲の皮 剥がしてバラす 塔の上 タヌキに噛ませ オケラの一手』
by全竜
オチもにんまり。
こりゃあ驚き…ベン・スティラーにときめいてしまいました。
“ちっさい感じ”の彼なのに『ナイト・ミュージアム』の時と言い、以外と嫌味なく大人数を仕切るのが上手〜
素人+とってもコスい玄人の寄せ集めチームなのに、なんだか「大丈夫、彼が何とかしてくれる」みたいな!!
『M:I』シリーズに遜色ない?!高所シーンにもドキドキ、誰が味方で誰が裏切るかなんてとこもハラハラ、ニューヨークのパレードも見応えあり。
誠実な人の姿と誰も死なないハッピーエンド、週末に幸せ気分にさせてもらえました。
高所映画全盛期?
そもそもこのタイトルを知ってたんだから、
少しは想像力を働かせなさいよ~と自分を詰りつつ^^;
観に行ってやっぱり手に大汗かいた私。ハイ、そうです。
こないだトムさんのドバイ編で大汗かいたばかりですが、
またまたタワーの最上階から○○○を…あーもう!怖い!
なんでそうゆう危険なことするかなぁ??と冷や汗モノ、
高所恐怖症を手玉にとった作品が公開され続けるこの頃。
まぁ物語は単純至極!フツーに楽しめます。
素人の大泥棒…といっても、年金詐欺にあった従業員たち。
錠前のプロとかがいるのは(爆)ずい分なご都合主義ながら
細かいことにはこだわらない、B・ラトナーらしい作品^^;
主役はB・スティラーなんだけど、企画を持ち込んだのは
E・マーフィらしい…ということは、彼は敢えて脇に周って
ベンに花を持たせたわけか。。どうもエディの使われ方が
勿体ない、あれで終わり…?と思っていたのでなるほど~。
二人の掛け合いは面白いし、大爆笑する話じゃないけど、
まずまず面白い(観やすい)展開になっている。金融破綻を
モノともしない、巨悪な財産を隠し持つ富豪がはびこる中、
じゃあその隠し財産って、どこに隠すもの??というクイズ
みたいな宝探しが面白い。冒頭シーンからこのタワー内を…
じっくりと…くまなく…詳細に観ておくと、その後の謎解きで
なるほど~♪って思えるところなんかはご愛嬌!?
あまり頭を使わず(ゴメンなさいね)気楽に楽しむ作品かな。
C・アフレックがわざとヘタクソな英語をしゃべっていたり、
A・アルダの一瞬にして悪党顔になるところとか結構楽しい。
ただ、その、くれぐれも、高所~症の方はお気をつけてぇ~
さて、余談ですが。
今作上映中に奇妙な現象が起こった、某シネコンにて。
映像と字幕がズレてしまい(爆)字幕が静止、映像垂れ流し。
気の利くお客さんがすぐに係員に通報、そしたら係が来て
こう言いました。
「字幕が止まって、どのくらいか分かるお客様はいますか?」
…はい?(ってか観てないんですか?)
「5分?5分でございますね。少々お待ち下さい…」
映像流れる。とんでもなく戻しすぎ。
「この辺でしょうか?え、もっと後ですか?お待ちください…」
映像また流れる。う~ん…もうちょっと後なんだけどな。
「では、これからテストをしますので、もうしばらく…」
「お待たせいたしました。それでは再開させていただきます…」
この間20~25分くらいだったか。皆さんトイレに行く人多し。
何とも奇妙な体験をしたんだけど、字幕が止まってたその間、
一応必死に耳を凝らして、台詞を聴きとる努力に転じた自分…。
後に出た字幕で答え合わせをしたりして!
あーこんな使い方も(ないってば!)と思いながら時間を気にして
外へ出ると、
「申し訳ありませんでした~。ぜひ次回にお使いください~」と
配られたのはドリンク券。それもSサイズときてる。
えぇ~。まぁいいんだけどさ。鑑賞券くれるかと思っちゃった。
…というわけで、皆さん気をつけましょう。(ってなにを^^;)
(気をつけよう。甘い言葉と金融詐欺。財産は趣味の中にあり。)
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