ペントハウスのレビュー・感想・評価
全55件中、41~55件目を表示
ドタバタ度は低いんだね。
もっと往年の『ピンクの豹』的なドタバタ・コメディーと思っていたが、割と渋めのアクション・コメディーと云ったところだったね。
アラン・アルダ扮する大富豪の住むペントハウスから大金を奪い返す話しだけど、もっとアラン・アルダと丁々発止の駆け引きがあった方が面白かったんじゃあないかな。部屋に忍び込むまで、そして忍び込んだ後の部屋の中での大金を探し当てるまでにもっと二転三転として、チェスのゲームのようにどちらが勝つが知恵比べといったスタイルの方が良かったと思う。
コメディー部分は少なめでアクションに重点がかかったように見える。
せっかくの顔ぶれが消化しきれてない印象だ。
エディ・マーフィーの早口のマシンガン・トークは健在だったが、すっかり脇の俳優といった感じで往年のオーラは無くなっていた。
オチは良いね。責任は果たしたとスッキリした顔で歩くベン・スティラー。
二年後には仲間みんなが待っていてくれるだろう。
悪い奴ほど良く眠る、そんな世の中じゃあ困るわけだ。
ピークを過ぎた俳優と新進気鋭俳優の味わい
この映画は、80年代に流行った「看板のある」ピークを過ぎた俳優を配して、
「グランド・ホテル」形式で作った映画のジャンルに入るといえますね。
「エアポート」シリーズや「オリエント急行殺人事件」などでは、
かのグロリア・スワンソンやイングリット・バーグマンが昔の看板で出たものですが、
この映画ではすでに、
エディー・マーフィー、
マシュー・ブロデリック、
アラン・アルダが昔の看板を背負って、
そこに、新進気鋭で何でもできるケイシー・アフレック、マイケル・ペーニャが絡み、
そこに全体を締める、ベン・スティーラーとティア・レオーニが加わっての演技合戦。
この観点から観ると、様々なバックグラウンドを持った俳優たちの、周到に研鑽された
「笑わせ合戦」がかなり面白い。
あとは演出にしても脚本にしてもフツーであります。
軽快クライムコメディ
軽いベタなコメディにクライム要素をねじ込み、舞台をペントハウスにしただけのどこかで見たような映画 コメディスターのエディマーフィーだが見慣れたのか実力が落ちたのか、その風格さは薄れていた 笑いもクライム要素も中途半端でオチもなんだかふわっとしていてありきたり 唯一高層ホテルでのワイヤーシーンはよかったが、特になにも残らない映画
素人強盗が主役でも説得力は欲しい所
狡猾な大富豪vs“持たざる”庶民。
いいですねぇ、盛り上がる図式ですねぇ。
こういう話は仇役が悪ければ悪いほど盛り上がる訳で、
その点じゃこの大富豪はホントにヤな奴だわ。
従業員の年金をまるまる騙し取り、自殺を図った従業員の事など気にも留めず、
歯向かう者も警察も金に物を言わせて封じ込めるド悪党。虫酸が走るぜ!
挙げ句は大スター・マックイーン様の車をいじくり倒す鬼畜の諸行!
ゆ、許せぬ〜!
(ん? これは違うか)
世間にゃホントにいるんだろね、こんな輩が。
仇役の悪行と悪知恵の高さ、そして主人公達の怒りが伝わり、
強盗に取りかかるまでの導入はなかなか盛り上がる。
……のだが、
肝心の見せ場で「それムリがあるんじゃ……」と感じる部分が多数あり、
気持ちの盛り上がりにブレーキがかかってしまった。
まず、常時モニター監視を続ける警備室をどう切り抜けるか?
ひねったアイデアが登場するかと期待してたが……えええええ、エロ本?!
しょーもなッ!!
しかも警備員みんな引っかかるって、中学男子かオマエら!
“バルーン作戦”てのもどんな作戦かと楽しみにしてたが、
作戦と呼べるほどのヒネリも無し。
あと、金塊の車って相当な重さだと思うんだが、
窓際から2人で引っ張り入れられるのかしら。
エレベータの重量制限とか平気かしら。
平気かも知れないけど。
それにラスト……最上階のプールに車を隠してたのもどうも納得いかない。
や、まあ、あのタワーは広いし車を外に持ち出した可能性もある訳だから
警察も発見できなかったんだろうが、なんかこう……危なかっしいというか……
成る程ここなら確かに見つからないぜ!と唸るほどのアイデアに思えなかった訳で。
素人集団という設定とはいえ、もっと説得力のあるアイデアが欲しかったっす。
主人公達の描写についても、見た目やキャラはみんな個性的なのに、
強盗の時は個性があまり出てなかったかなあ。
鍵開けの黒人姉さんくらいか。
敵味方どちらに転ぶか分からない所が面白かったケイシー・アフレックも、
結局は無難なポジションに収まっちゃったし。
エディ・マーフィももっと大暴れして欲しかった。
うー、僕が勝手にスマートな犯罪映画を期待し過ぎてたせいでしょうかね。
最後のベン・スティラーの不敵な笑みはカッコ良いし、
勧善懲悪モノとしての後味は良いのだけど、
知的爽快感には随分欠ける印象。
<2012/2/4鑑賞>
AIJ事件の報復に参考できるかもしれない
鉄壁のガードを誇る敵地に乗り込み、金銀材宝をみんなで頂戴する展開は、ソダーバーグのオーシャンズ3部作を彷彿とさせる。
しかし、オーシャンズシリーズと全く異なるのは、メンバー全員、ズブの素人ばっかしの集合体である事に尽きるだろう。
無論、華麗な手捌きで魅せる盗みのプロフェッショナル、ブラピもクルーニーもいない。
終始、行き当たりばったりで足の引っ張り合い。
チームプレーの欠片も存在せず、無謀だ計画が無謀なまんまアタフタ右往左往するリーダーのベン・スティラーの憂鬱な表情が哀愁を誘う。
そして、唯一の盗みのプロとして参戦するコソドロのエディ・マーフィーが持ちネタのデタラメマシンガンをまくし立てるアドバイス攻撃が、笑いの沸点を着火させてゆく。
前途多難一色で、成功に程遠いヤロウ共が腹を括ると、ようやく闘志が爆発。
次第に一致団結して、財宝強奪に猪突猛進していく。
危なっかしく突き進む一体感が、観客に快感を呼ぶ。
決して喜ばしいチームワークではないのに、妙に応援したくなる親近感は、落語に通ずる面白さを見いだしたからだろう。
『大工調べ』や『唐茄子屋政談』etc.銭にガメツい大家に一泡吹かせようと、長屋の連中が協力し合い、立ち向かっていく了見は、今作の強奪チームそのものである。
特にガボリー・シディベ演ずるビッグサイズの黒人ウエイトレスは、落語でお馴染みの肝っ玉女将さんに負けない貫禄を放ち、掛け合いの楽しさを増幅しているのも興味深い。
個人的にはエディ・マーフィーはねずみ小僧ばりに活躍して欲しかったかな。
現実でもそうでありたいもんだと、AIJ事件のニュース観ながらボヤく日々である。
最後に短歌を一首
『欲の皮 剥がしてバラす 塔の上 タヌキに噛ませ オケラの一手』
by全竜
オチもにんまり。
こりゃあ驚き…ベン・スティラーにときめいてしまいました。
“ちっさい感じ”の彼なのに『ナイト・ミュージアム』の時と言い、以外と嫌味なく大人数を仕切るのが上手〜
素人+とってもコスい玄人の寄せ集めチームなのに、なんだか「大丈夫、彼が何とかしてくれる」みたいな!!
『M:I』シリーズに遜色ない?!高所シーンにもドキドキ、誰が味方で誰が裏切るかなんてとこもハラハラ、ニューヨークのパレードも見応えあり。
誠実な人の姿と誰も死なないハッピーエンド、週末に幸せ気分にさせてもらえました。
高所映画全盛期?
そもそもこのタイトルを知ってたんだから、
少しは想像力を働かせなさいよ~と自分を詰りつつ^^;
観に行ってやっぱり手に大汗かいた私。ハイ、そうです。
こないだトムさんのドバイ編で大汗かいたばかりですが、
またまたタワーの最上階から○○○を…あーもう!怖い!
なんでそうゆう危険なことするかなぁ??と冷や汗モノ、
高所恐怖症を手玉にとった作品が公開され続けるこの頃。
まぁ物語は単純至極!フツーに楽しめます。
素人の大泥棒…といっても、年金詐欺にあった従業員たち。
錠前のプロとかがいるのは(爆)ずい分なご都合主義ながら
細かいことにはこだわらない、B・ラトナーらしい作品^^;
主役はB・スティラーなんだけど、企画を持ち込んだのは
E・マーフィらしい…ということは、彼は敢えて脇に周って
ベンに花を持たせたわけか。。どうもエディの使われ方が
勿体ない、あれで終わり…?と思っていたのでなるほど~。
二人の掛け合いは面白いし、大爆笑する話じゃないけど、
まずまず面白い(観やすい)展開になっている。金融破綻を
モノともしない、巨悪な財産を隠し持つ富豪がはびこる中、
じゃあその隠し財産って、どこに隠すもの??というクイズ
みたいな宝探しが面白い。冒頭シーンからこのタワー内を…
じっくりと…くまなく…詳細に観ておくと、その後の謎解きで
なるほど~♪って思えるところなんかはご愛嬌!?
あまり頭を使わず(ゴメンなさいね)気楽に楽しむ作品かな。
C・アフレックがわざとヘタクソな英語をしゃべっていたり、
A・アルダの一瞬にして悪党顔になるところとか結構楽しい。
ただ、その、くれぐれも、高所~症の方はお気をつけてぇ~
さて、余談ですが。
今作上映中に奇妙な現象が起こった、某シネコンにて。
映像と字幕がズレてしまい(爆)字幕が静止、映像垂れ流し。
気の利くお客さんがすぐに係員に通報、そしたら係が来て
こう言いました。
「字幕が止まって、どのくらいか分かるお客様はいますか?」
…はい?(ってか観てないんですか?)
「5分?5分でございますね。少々お待ち下さい…」
映像流れる。とんでもなく戻しすぎ。
「この辺でしょうか?え、もっと後ですか?お待ちください…」
映像また流れる。う~ん…もうちょっと後なんだけどな。
「では、これからテストをしますので、もうしばらく…」
「お待たせいたしました。それでは再開させていただきます…」
この間20~25分くらいだったか。皆さんトイレに行く人多し。
何とも奇妙な体験をしたんだけど、字幕が止まってたその間、
一応必死に耳を凝らして、台詞を聴きとる努力に転じた自分…。
後に出た字幕で答え合わせをしたりして!
あーこんな使い方も(ないってば!)と思いながら時間を気にして
外へ出ると、
「申し訳ありませんでした~。ぜひ次回にお使いください~」と
配られたのはドリンク券。それもSサイズときてる。
えぇ~。まぁいいんだけどさ。鑑賞券くれるかと思っちゃった。
…というわけで、皆さん気をつけましょう。(ってなにを^^;)
(気をつけよう。甘い言葉と金融詐欺。財産は趣味の中にあり。)
どうすんだ、これ…!笑える大作戦
マンション職員の騙し取られた金を取り戻すため、ペントハウスの隠し財産奪取大作戦。思ってたよりゆるいのね、面白かったです。
支配人がマンションを知り尽くしているのは良いとして、大真面目に集められた仲間の犯罪スキルの低さ、大丈夫じゃない感じにまず苦笑い。
それでも始まる大作戦。次々と大問題発生だけど、ネジ山がつぶれてぼう然の類いなんですもの、どうすんだよこれって感じの。呆気にとられて、ゆるゆるっと笑えます。
キャストは豪華で個性豊か。ベン・スティラーとエディ・マーフィはなかなかでした。エディは今でも小悪党が似合います。
ガボリー・シディベのメイドさんも楽しかった、強力キャラクターでした。あと、マシュー・ブロデリック演じる元証券マンの、ダメダメぶりと大きなお目々のびっくり顔がすごく可笑しかったです。
メイドさんの問題解決と、あとFBIエージェントとジョシュの約束にオチがきっちりついてたら+0.5点だったです。
ド素人の強盗団に、クスクス笑いがいっぱい。
ニューヨークの超高級マンション、ザ・タワー。
その最上階のペントハウスに住んでいるショウに、全財産をだまし取られたタワーの従業員達。
ブン取られたお金を、いかにして、取り返すか!?
悪役にアラン・アルダ。
冒頭の善人顔から、悪人顔に変わる、その変貌が、とても良い。
本当に、憎らしくて、イケスカないヤツで、一発パンチをお見舞いしたいくらい。
対するお金奪還従業員チームのリーダーに、ベン・ステイラー。
冒頭、とても有能な管理人だったが、庶民のナケナシのお金をブン取ったショウは許せない。
ベンの生真面目さ。
エディーのふまじめさ。
マイケル・ペーニャやマシュー・ブロデリックのおとぼけ、弱さ。
「プレシャス」のガボレイ・シディベの体を活かした威圧感。
FBI捜査官クレアの、人情味ある酔っ払い。
どれもストーリーにぴったり&しっくり。
クライマックス、どうやって盗み出すのか!?
素人集団だけに、失敗や思わぬできごとが起こる。
それが、気持ちの良い笑いとなる。
肩の凝らない、勧善懲悪物語。
難を言えば、私としては、もっとエディーのマシンガントークを聞きたかった。
骨太な面白さ!
登場人物が各々とても活き活き実在感を持って描かれ、表現が背伸びしていない感じがよかった。何より主人公チームを素直に応援したくなり、悪者のじいさんを心底憎らしく思えるところがよかった。後から振り返ると作戦はグダグダで、一体どうしたかったのか不明な点が多く、それで乗り切るにはあまりに綱渡りじゃないかと思ったが、テンションの高い音楽や演出に随分誤魔化されていたように思った。
音楽がとてもよくてサントラ欲しい。
アメリカの現実。occupy wall streetも仕方なしか。
超高級マンション“THE TOWER”を舞台に、その“THE TOWER”のペントハウスに住む大金持ち?にお金を騙し取られた人々が、その騙し取られたお金を取り戻そうとする物語。ペントハウスに住むのが1%の人で、お金を盗もう(取り戻そう)とする人々が99%の人と言う事だとすると、まるでoccupy wall streetの主張を地で行っている見たいです。
大金持ちから、様々な仕掛けを張り巡らしてお金を盗もうとする点から言って、基本テイストはオーシャンズ11的。もっとも、オーシャンズ11は、盗む側はすべて盗みのプロであったのに対し、この作品では、基本的に盗む側は市井の人々。そういう意味では、オーシャンズ11で見られた様な美しい手口はあまり期待できません。あ、でも、最後のシーンはキレイに決まってオーシャンズ11的でしたけどね:-p
この映画のコピーが『このペントハウスに隠されたトリックを見破れるか?』とかなっていますが、ちょっとどうかな。そのコピーだと、本当に謎解きがメインの物語と思ってしまいますが、そうではありません。この物語のメインは、ズバリ盗むこと。そういう意味では、コピーは頂けません。
映画にはエディー・マーフィーも出ています。ビバリーヒルズ・コップで見られた様なマシンガントークの片鱗は見えますが、ちょっと地味? このところのコメディー映画ではベン・スティーラーが幅をきかせていますが、その力関係そのままと言ったら言い過ぎでしょうか?
“THE TOWER”で働く人々の国籍が、非常に多岐に渡るということも注目。マイケル・ペーニャ演じるエンリケ・デヴローが、劇中で「ここに住むのは白人(の金持ち)ばかり」と言う意味合いのことを言っていますが、それが、アメリカ、NewYorkの現実かもしれませんね。
この手の映画は、最後はハッピーエンドと言う事とが定番。これも、ハッピーエンドかもしれませんが、やっぱり素人泥棒は、ダニー・オーシャンorルパン三世の様には行かないようです。
ド素人集団による超ド級強奪作戦!!
はっきり言って脚本が酷い。セキュリティが厳重なはずの〈ザ・タワー〉にいとも簡単に忍び込み、さらに最上階のペントハウスまでたどり着く。その有り得なさは「オーシャンズ11」も真っ青であり、かの「黄金の七人」に至っては“ド素人”と罵られ笑い種にされることだろう。
ところが、実はこの映画の面白さは、その“ド素人”の集まりが盗みを働くところにある。
緻密なようでヌケた計画に基づき実行に移すが、やることなす事すべてが裏目。行き当たりばったりでメチャクチャだ。いったいどーするんだというぐらい大袈裟になっていく。
あり得ないシチュエーションを妙にリアルにしているのが出演している面々だ。
その筆頭「ナイト・ミュージアム」のベン・ステイラー。この人が奮闘すると、何もかもが本当に見えてくるから始末が悪い。
エディ・マーフィは久しぶりに機関銃のようにまくし立てる口八丁のいい加減さを発揮!!本来の味を出す。
いつも陰気臭い役ばかりのケイシー・アフレックがコメディに挑戦し、「プレシャス」のガボレイ・シディベが巨体アクションで笑わせる。
大富豪アーサー・ショウのアラン・アルダは、人のよさそうな紳士から狡猾な詐欺師に変身。その顔つきは、ホントに憎らしくなる。
そして、この作品をコメディから本格的な犯罪モノに一生懸命引っ張り込もうと奮闘するのが、FBI女性捜査官クレアのティア・レオーニ。ぐでんぐでんに酔っ払って、ついジョシュに肩入れしてしまうところがチャーミング。
そのほかにもよく見る顔ぶれが並び、数の上で間違いなく「オーシャンズ11」や「黄金の七人」を凌駕する。
レビュー執筆中!
試写会面白かったです。いくら正義のためとはいえ素人集団がセキュリティ万全のビルに忍び込んで泥棒を成功させる途中の設定がきちんと説明されているのです。
しかも、お宝を運び出す方法が、えっとトム・クルーズもびっくりの行天搬出!きっと高層ビルを使ったシーンとしては、ある意味でミッション:インポッシブルを上回っているのでは?
ラストはドンデン返しの連続で、FBIにメンバーは捕まってしまってしまっても、ちゃんと目的を遂げてしまうラストシーンは鮮やかなお手並み!というしかありませんでした。
泥棒映画としては、『オーシャン11』・『オーシャン12』よりも楽しめるエンタ作品としてお勧めします。
キュートなギャグ 満載
コメディ王として一世風靡したこともある エディ・マーフィー製作・出演の本作。 スキャンダルで騒がせたり、変装ギャグもネタ切れで 人気が低迷しているマーフィーが 久々の活躍を見せてくれました。 現コメディ王?のベン・スティーラーを起用したのも 正解。
大きなグループの中で 個性的なキャラクターが点在していて、問題が起こって・解決してと『星の王子ニューヨークへ行く(1988)』を彷彿とさせるような 人々のつながりが面白いストーリー構成。 期待せずに観たのが良かったのか、結構 楽しめました。
見た目は地味でも なかなか味のあるキャスティング。 ベン・アフレック弟のケーシー・アフレック、サラ・ジェシカ・パーカー夫の マシュー・ブロデリック、見た目がコミカルなのにシリアスな作品に常連出演する マイケル・ぺーニャをメンバーに加えて強盗を計画。 やってることはショボくても、みんな必死ですというのが伝わって 同情笑い・小バカにしつつも 何だか心温まる感じがよかったです。 『プレシャス』でオスカー候補になった ガボディ・シディべも お茶目な演技を披露。 先日観た豪華キャストで大みそかのニューヨークを舞台にした作品よりも、同じニューヨークで 生活感があってタイトルに“感謝祭”と書かなかったのも 好印象。
ケーシーがいるだけに、ちょっと『オーシャンズ…』を意識したかなぁと思いつつ、それなりにオリジナリティも感じたし ベン・スティーラーの熱演が良かったので お勧めできる3.5評価。
欧米人が皆おなじに見えるという人がいるように、アジア人が皆おなじに見えるというのも 笑えました。 キュートなギャグ 満載です。
全55件中、41~55件目を表示