「高所映画全盛期?」ペントハウス ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
高所映画全盛期?
そもそもこのタイトルを知ってたんだから、
少しは想像力を働かせなさいよ~と自分を詰りつつ^^;
観に行ってやっぱり手に大汗かいた私。ハイ、そうです。
こないだトムさんのドバイ編で大汗かいたばかりですが、
またまたタワーの最上階から○○○を…あーもう!怖い!
なんでそうゆう危険なことするかなぁ??と冷や汗モノ、
高所恐怖症を手玉にとった作品が公開され続けるこの頃。
まぁ物語は単純至極!フツーに楽しめます。
素人の大泥棒…といっても、年金詐欺にあった従業員たち。
錠前のプロとかがいるのは(爆)ずい分なご都合主義ながら
細かいことにはこだわらない、B・ラトナーらしい作品^^;
主役はB・スティラーなんだけど、企画を持ち込んだのは
E・マーフィらしい…ということは、彼は敢えて脇に周って
ベンに花を持たせたわけか。。どうもエディの使われ方が
勿体ない、あれで終わり…?と思っていたのでなるほど~。
二人の掛け合いは面白いし、大爆笑する話じゃないけど、
まずまず面白い(観やすい)展開になっている。金融破綻を
モノともしない、巨悪な財産を隠し持つ富豪がはびこる中、
じゃあその隠し財産って、どこに隠すもの??というクイズ
みたいな宝探しが面白い。冒頭シーンからこのタワー内を…
じっくりと…くまなく…詳細に観ておくと、その後の謎解きで
なるほど~♪って思えるところなんかはご愛嬌!?
あまり頭を使わず(ゴメンなさいね)気楽に楽しむ作品かな。
C・アフレックがわざとヘタクソな英語をしゃべっていたり、
A・アルダの一瞬にして悪党顔になるところとか結構楽しい。
ただ、その、くれぐれも、高所~症の方はお気をつけてぇ~
さて、余談ですが。
今作上映中に奇妙な現象が起こった、某シネコンにて。
映像と字幕がズレてしまい(爆)字幕が静止、映像垂れ流し。
気の利くお客さんがすぐに係員に通報、そしたら係が来て
こう言いました。
「字幕が止まって、どのくらいか分かるお客様はいますか?」
…はい?(ってか観てないんですか?)
「5分?5分でございますね。少々お待ち下さい…」
映像流れる。とんでもなく戻しすぎ。
「この辺でしょうか?え、もっと後ですか?お待ちください…」
映像また流れる。う~ん…もうちょっと後なんだけどな。
「では、これからテストをしますので、もうしばらく…」
「お待たせいたしました。それでは再開させていただきます…」
この間20~25分くらいだったか。皆さんトイレに行く人多し。
何とも奇妙な体験をしたんだけど、字幕が止まってたその間、
一応必死に耳を凝らして、台詞を聴きとる努力に転じた自分…。
後に出た字幕で答え合わせをしたりして!
あーこんな使い方も(ないってば!)と思いながら時間を気にして
外へ出ると、
「申し訳ありませんでした~。ぜひ次回にお使いください~」と
配られたのはドリンク券。それもSサイズときてる。
えぇ~。まぁいいんだけどさ。鑑賞券くれるかと思っちゃった。
…というわけで、皆さん気をつけましょう。(ってなにを^^;)
(気をつけよう。甘い言葉と金融詐欺。財産は趣味の中にあり。)