「意外に骨太なお話」ペントハウス yoneさんの映画レビュー(感想・評価)
意外に骨太なお話
エディ・マーフィーは「ビバリーヒルズ・コップ」の時代から好きで、そんな彼が出演してるコメディであれば久々に観てみようかな?と思ったのが映画観に行った動機。
荒唐無稽なストーリーで、おちゃらけて終わるのかなーと思ったけど、意外に骨太で考えさせられるお話でした。
お笑い要素もそれほど多くなかった。
エディ・マーフィーも割とちょい役だったし。
リーマンショック以降、金銭的に下層の人たちに負担を押し付け、自分の資産は守る(というか、さらに増やそうとした)資産家達に対する風当たりがさすがに強くなったんだろうな・・この映画作られた背景にはそんな事情があるように思える。
にしても、主人公のベン・スティラーっていい役者さんね。演技も渋くて良い味出してました。
気になったのが、それ以外の役者さん。
FBIの女捜査官は「バッド・ボーイズ」の女の人だったし、ホテルの支配人は最近よく観てる海外ドラマ「NUMB3RS」の主人公たちのお父さん役の人。
なんか、そっちの役の印象が強すぎて、この映画の役回りにすんなり溶け込めなかった。仕方ないんだけどね(笑)
最後もすっきりしたオチが付いて、普通に楽しめた映画でした。
コメントする