8 Mileのレビュー・感想・評価
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物理でボコボコにされた反撃に ラップでボコボコにする様が見ていて気...
This is hip hop
カーティス・ハンソン監督(『LAコンフィデンシャル』)目当て
劇場公開時鑑賞。エミネムは名前を知ってる位だったし、ドキュメンタリーでもないので、自分で演じるってどうなのかと不安だったけど、中々ちゃんとしてる。「スター俺様の成り上がり物語」みたいな感じではなく、きちんと抑制の効いた、厳しい状況下で苦闘する等身大の若者の物語だった。
母親(キム・ベイシンガー)との確執というか、お互いに愛憎入り混じった関係も見どころだった。
Lose Yourselfは今でも聴く。
リアルな若者たちの葛藤
手ぶらで8 Mile先へ
世界的アーティストであるEMINEMの半自叙伝のような映画らしい。
名前さえ聞いたことはあったものの、アカデミー賞授賞式に現れた彼の勇姿をたまたま拝見し、全くの知識無しで、単純にHIPHOPってかっこいいよなーと思い立ち、鑑賞。
なんてDOPEなんでしょう。
こういう治安の悪いアメリカは、映画で見る分には興奮する。
夢を追いかけ、どん底のような暮らしをし続けるラビットは、常に葛藤や不安や情けなさに押し潰されそうになっているのが、本人の演技でしっかり表されていて感情移入できた。
ラストシーン、仕事先を抜け出し、全くの手ぶらで1人決戦の地へ赴く彼の後ろ姿には心打たれた。
英語が堪能ではないから、どんなにかっこいいライムを踏んでいるのかは悲しくもちゃんとわからないが、特にラストバトルは字幕からでも、相手に何も言わせない程にパーフェクトなものだった事がわかった。
途中の胸糞シーンには、時折見たくなくなりそうにはなったものの、最後はスカッと、そして「俺は俺のやりたいことをやるよ」と、彼が負けた時と同じく1人で二本指を掲げるクールさも、良かった。
彼の事をよく知っている人達はあまり好印象ではなかったようだが、何も知らないからこそ純粋な気持ちで楽しめてよかったと思う。
ラップバトルもの
とてもよかった
NETFLIXにあったので大昔レンタルで見て以来2回目。エミネムが黒人しかいないラップバトルに参加するだけでも相当な肝っ玉なのだけど、その上実力で優勝を勝ち取るなど、本当に大スターになって当然の偉業だ。汚いメモ紙が、千切れたり無くしたりしそうでハラハラする。エミネムが変なところで切れる。
【”貴方は成功する予感がするの・・、”と彼女は言った。デトロイトを舞台にしたその後のラップ映画に多大なる影響を与えた作品。】
■ラビット(エミネム)の母(キム・ベイシンガー)は、娘と住むトレーラーハウスに若い男(マイケル・シャノン:うわわあ、若いなあ、気づかなかったなあ)を招き入れ、昼間から情を交わしている・・。
ラビットは自動車のプレス工場でさえない日々を送るが、通勤のバスの中では、メモ帳にリリックを書き留めている・・。
◆久方ぶりに見た感想
・序盤のラップバトルで、雰囲気に呑まれたのか一言も発せず、”ルーザー””として舞台を降りるラビットの姿。
・ふとしたきっかけで、アレックス(ブリタニー・マーフィ:若すぎる死が、残念である。)と出会い、自動車工場で情を交わす。
・プアホワイトであるラビットには黒人の友人が多く、彼のラッパーとしての才能を見込んでイロイロ助力しようとするシーン。
◆今作の魅力は、何といっても、ラストのラップバトルを勝ち上がって行くシーンであろう。
そして、前チャンピオン、パパ・ドッグに対し、ライムの効いた強烈なラップをかまし、パパ・ドッグが無言で舞台を去るシーンであろう。
-序盤の、彼が無言で舞台を去るシーンとの対比。-
そして、喜びに沸く、仲間達の誘いを断り、再びデトロイトの石畳の道を、自動車工場に歩いて戻るシーンからエンドロールの終わりまで流れる『ルーズ・ユアセルフ』。
格好良かったなあ。
<近年のラップ映画で言えば、「ガリーボーイ」(インド映画である!)や「WALKING MAN」が記憶に新しいが、ラップバトルシーンは(特に「WALKING MAN」)今作が嚆矢であろう。
エミネムが登場した2000年頃は、勢いが凄かったなあ。
ロッキングオンでも、毎号記事になっていたし・・。
彼がクレバーなのは、麻薬中毒から抜け出し、母親との確執を乗り越え、ホワイトラッパーとして、今でも現役で活躍している事で分かる。>
黒人の街で成り上がる白人
主人公がもがきながらも前へ進もうとする映画
もっとドキュメンタリーでアメリカンドリームを叶えたエミネムをアイド...
特典映像のラップバトルが1番リアルなデトロイト
やっぱりラップは苦手
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