「バリア内外の話。」バトルシップ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
バリア内外の話。
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元ネタがゲーム?だとかなんとか、
前半はグダグダしたシーンが多くてウトウト…しかけたところ
(まさか今作で眠気がくるとは思わなかった)
エイリアン艦隊がバリアはって海上戦が始まるとスゴイ展開^^;
確かに…ロサンゼルス決戦に、トランスフォーマー的な味わい、
古くは退役軍人にあの戦艦を…と、もうテンコ盛り状態になった。
侵略してきた?エイリアンもなんか人間っぽくて、なるほど、
こっちの進化をいちいち探るような慎重さが奥ゆかしいうえで(爆)
襲い始めると容赦ない、みたいな…男の子が狂乱しそうな出来。
というわけで、後半はホント観応えありました。
前半で退役軍人の爺ちゃんたちがやたら映るよなーと思ってたら、
あぁなるほど!そういうワケでしたか!入ってて良かったねぇ♪と
あのシーンに胸躍る中高年が多かったんじゃないかな(ワタクシも)
主人公のキッチュ、やっぱりロン毛の方がまだ見れる(失礼!)と
思いながら、あら浅野忠信がかなりいいじゃない~?オイシイ役!
というのに喜んだ。ハワイ沖で日米共同戦線なんて強引な展開は
過去は過去、これからの敵は未知の生命体だ!と言っているよう。
これだけグチャグチャ盛り込んだ構成なのに、どことなく人情的で
叙情感が漂っているので観やすい。主人公の恋人とリハビリ兵士の
光景など、あまりこういう作品ではお目にかかれない場面と思える。
単純な戦闘モノ特有の、スカッと観れる面白さと
古臭い人情モノを随所に盛り込んだ、バリア内外で楽しめる作品。
ラストのオマケも観忘れなく。
(P・マクニコル、映画で観たの久々な気がする~変わってない~^^;)
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