「【トム・クルーズが、この作品に出演を決めた理由が未だに謎のロック・ミューカルの怪作。】」ロック・オブ・エイジズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【トム・クルーズが、この作品に出演を決めた理由が未だに謎のロック・ミューカルの怪作。】
トム・クルーズ演じるロック・スター ステイシー・ジャックスは誰が観てもガンズ・アンド・ローゼスのアクセル・ローズである。レザー・パンツ姿のトム・クルーズは中々観れるものではない。
この作品自体が、私は観ていないがブロードウェイの大ヒットロックミュージカル「ロック・オブ・エイジス」をベースにしているので、見応えはある。
一番驚いたのは、この作品の前、大ヒットした「ミッション:インポシッブル/ゴースト・プロトコル」を観て余り時間が経っていなかったので、本当にトム・クルーズが主演?と思いながら劇場に足を運んだら、いきなりのガンズの「パラダイス・シティ」を高らかに歌い上げるトムの姿。
吹替だろうと思ったら、違った。トムは4オクターブの音域を持つ男であった。(本当かどうかは定かではないが、トム・クルーズの家系にはオペラ歌手が何人かいるそうである、本当か?)
とにかく、トムの圧倒的な声量の歌声は(相当のボイス・トレーニングを積んだそうだが)聴きごたえがある。(但し、歌唱シーンは少ない・・・。)
ストーリーも破綻していないし、トムのちょっとびっくりする放尿シーンもあるし(あんなことできるかな、俺)トム・クルーズの華やかな数々の出演作品とは一線を画する作品である(褒めてます)
トム・クルーズのワーカ・ホリックぶりを感じさせる作品でもある。
<2012年9月28日 劇場にて鑑賞>
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