劇場公開日 2011年10月29日

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「酷い上司がいなくなっても、次が“まとも”とは限らない」モンスター上司 マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0酷い上司がいなくなっても、次が“まとも”とは限らない

2012年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

3人のハラスメント上司がなんとも愉快だ。
ケヴィン・スペイシー演じる金融会社のパワハラ上司・ハーケンは、部下を“昇進”というエサで釣り、働かせるだけ働かせてポイントは自分のものにする最悪の上司。
会計事務所の2代目で能のないバカハラ上司・ボビー・ペリットをコリン・ファレルが、まさにバカっ面メイクで怪演!
そして紅一点、逆セクハラもこんな美人ならとつい鼻の下を伸ばしてしまうジェニファー・アニストンが、これまた日焼けメイクでドS全開!!

この3人の部下が結託して、イタズラ的に上司を懲らしめる話かと思ってたら、あらら、意外にハードというか、思い切った行動に出たのでビックリ。

それにあたっては素人のニック、デイル、カートの3人、経験者の指南を仰ごうと遭遇したのが前科者、ディーン・“マザーファッカー”・ジョーンズ。名前からして怪しいペテン師をジェイミー・フォックスが演じ、この男が元で、あちらこちらに伏線がばら撒かれる。

まさかの展開でカーアクションまで飛び出すが、悪いヤツらはしっかりお仕置きされる。されなかったのもいたかな?

そうして部下たちの職場は安泰になった・・・はずのラストはハッピー!?
ハッピーじゃなかった人もいたかな?
酷い上司がいなくなっても、次が“まとも”とは限らないからねー。

なんにしても、犯罪で事を解決しようなんてのはいけませんよ。もっとよく話し合わなきゃ。話してもムダなバカ上司は、いっそのこと・・・、
あ~~~、映画の3人と思考が一緒になってしまう。

マスター@だんだん