「言葉に触れたいときはウディ・アレン」ミッドナイト・イン・パリ 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
言葉に触れたいときはウディ・アレン
パリの街並みと監督の好きな音楽。
街の雑踏と監督の言いたい台詞。
現代のパリの街の姿を背景にし
映画の物語は進んでゆく。
主人公は映画の脚本家であり初めての小説を執筆中の男。
アメリカから婚約者とその両親と憧れのパリにやってきた。
「雨のパリこそ素敵なのだ」と思っている。
仕事も私生活も順調そのもので、未来も明るい。
幸せなはずが、どうもしっくりこない。
ある夜、ひとり道に迷い路地にいるところへ
クラシックカーに乗る男が彼を呼び止める。
車に乗り込んだその先には
信じられないほどエキサイティングな
彼の望むものが揃った世界だった。
時代をさかのぼり物語は楽しくも切ない展開へ。
1920年代の文化芸術
1890年代の文化芸術
そして有名店のいくつか
その辺りを知っていると
ものすごく楽しめる。
雨の降るパリの街を
傘もささずにあるく。
何度観てもロマンチックな映画だと
何度も何度も、何度も思ってしまう。
※
映画になったときには
すでにその全ては現実ではない。
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