「真夜中のパリに、魔法がかかる」ミッドナイト・イン・パリ 23さんの映画レビュー(感想・評価)
真夜中のパリに、魔法がかかる
ハリウッドで脚本家をしていたギルは小説家への転向を目指す。パリ旅行を共にする婚約者一家、「安物は安物」など重視する価値観は教養や価格、俗っぽいステータス。
夜の街を放浪するギルは歴史的な芸術家の集う世界へと迷い込む。
ギルは黄金期の偉人との出会いを重ねていく。
彼らはそれぞれの価値観を持ち、世俗的な評価に左右されず、貴賤を見出す。
昔はよかったとはいつの時代も言うもの。黄金主義思考。
他への羨望を認めた上で、現代を含めた各時代を賛美する。
現代もまた黄金時代である。
コメントする