「ひたすらノスタルジー」映画ドラえもん のび太の恐竜2006 あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
ひたすらノスタルジー
2006年日本映画。107分。今年16本目の作品。職場の友人にしきりに勧められ、まんまと借りさせられてしまった、10年ぶり以上の「ドラえもん」作品。
内容は:
1,のび太はジャイアンとスネ夫に恐竜を見つけないと鼻からパスタを食べると約束する。
2,そして、のび太はドラえもんの力に頼らずに恐竜の卵を見つけ孵化させる。
3,恐竜が成長すると街はパニックになり、そして未来から恐竜ハンターまで来ることに。
ドラえもんの声が変わったことと、近年のアニメ技術の進化で表現に奥行きが加わった以外はなにも変らないドラえもんでした。いつも通りののび太とジャイアン、スネ夫の確執にはじまり、しずかちゃんのヌードシーンまで何も変りません。
見ている内に付随するように子供のころの思い出もちらほら。大人になってから見ると別の良さもあります。変らぬものと変ったもの。なんかノスタルジックな感傷に浸ってしまいました。ドラえもんこそが現代日本人の心なのかも。
ツッコミ所があるのもドラえもんの特権。
たぶん一番大事なのは夢見ることなんでしょう。
コメントする