アンダーワールド エボリューションのレビュー・感想・評価
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ダークホラー・アクション・ファンタジー 吸血鬼vs狼男 第2弾
吸血鬼ヴァンパイア族と狼男ライカン族との、1000年に渡る血で血を洗う戦闘を描いたシリーズ第2弾を配信で鑑賞。残念ながら、第1弾が配信されておらず、未鑑賞での2作目鑑賞だったので、Wikipediaで1作目のあらすじを読んでから鑑賞。その為、登場人物の相関関係や物語の流れが、少し分からなかったが、独特なダークな雰囲気に呑みこまれ、楽しめた作品。
前作で、女戦士セリーンが、自分を助けてくれたと思っていた吸血鬼の族長たビクターこそが、家族を殺した張本人であることを知り、吸血鬼と狼男とのハイブリッドの青年・マイケルと共に、ビクターに復讐を果たした。そこから、ライカンとヴァンパイヤの両族から命を狙われる身とになる。
本作では、800年前のライカン族とヴァンパイヤ族の因縁の戦闘シーンから始まる。そこで双子のウイリアムとマーカスが、互いに敵同士で対峙し、ライカン族のウイリアムが、ヴァンパイアの始祖でもあるマーカスの前で傷つけられ、行方知れずとなってしまう。マーカスは、その後も人々を襲い続けているウイリアムを助けたい一心で、ビクターと契りをかわし、ウイリアム捕獲の部隊を借り受ける。しかし、ウイリアムは、既に人としての心を持たない獣と化していた。
そこから、マーカスとウイリアムvsセリーヌとマイケルととう敵対関係の中、激しいバトル・アクションが繰り広げられる。その戦闘シーンは、血しぶき上げ、体も八つ裂きに切り刻まれと、かなりグロさもあり、息を呑む壮絶なシーンが連続する。終始、ダークな雰囲気に包まれ、クライマックスも廃墟となった古城でのバトルで、ゴジック・ホラーの様な舞台にも見応えがあった。
そして、本作の魅力は、やはりセリーン役のケイト・ベッキンセールの美しさと激しいアクションだろう。ヴァンパイアらしく、白くに透き通るような肌に真っ赤な血のコントラストが美しさを際立たせていた。そこにあの激しいアクションは、『バイオハザード』のミラ・ジョボヴィッチに並ぶインパクトが残る者があった。
迫力アップのパート2
前作よりも製作費が大幅アップした第2弾。相変わらずケイト・ベッキンセールの美しさが目立つが、良く考えればヴァンパイア役にピッタリ。前作の説明もサラッとされるため、未鑑賞のままでも何とかついていける可能性もあるが、この世界観や登場人物等の関係性は前作の知識があるのが前提となっており、知ってる人だけが楽しめる一昔前の続編ものという感じだ。
かなり都会での銃撃戦が目立った前作に対して、本作では人里離れた僻地が舞台。都会でも特に民間人に代打撃を与える内容の事はしていない為、伝説的存在の両者はそれらしいところの方がしっくり来る。戦いの裏に隠された秘密が鍵となっていた前作に対し、本作では始祖の存在が明かされる等、より深部へ迫る作品となった。ヒロインがヴァンパイアなので仕方の無い事かもしれないが、どうもライカン族=化け物というイメージがどうしても強く、獣感が強い。戦いのさなかで様々なことが明かされていくが、ここで両者に引き込まれる様なテーマがあれば対等に応援できるだろう。
予算もアップした分、映像のスタイリッシュさが増し、より本作の世界観を強める事に成功している。ここからオシャレ番長のレン・ワイズマン監督の本領発揮となる訳である。予算が全てでは無いが、それがものを言う事もあるのである。
アクション・シーンが好み!
正直1作目はまあまあだと言う感想を持ってしまい、予告編を観たら「今回の方が良さそう(^-^)」と思い観に行ったら面白かったです! アクション・シーンがいちいち好みなところが多くて(笑) セリーンがマーカスをショットガンで撃つところや、マーカスがヘリコプターを引きずり落とすところなど映し方が好きでした! ブルース・ウィリスは1作目とこれを観て『ダイ・ハード4.0』の監督に抜擢したんですよね~ (^-^)
この世界観を堪能
起源
もはや、狼vsドラキュラではない
まぁ
シリーズで一番
ケイト・ベッキンセールがさらに色っぽくなった
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