キャッチ ア ウェーブのレビュー・感想・評価
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【”ENDLESS SUMMER そして約束のノースショアへ。"今作は、天才子役と謳われた三浦春馬さん16歳時の主演映画であり、爽快なサーフィン青春恋愛映画の逸品なのである。】
ー 今作の様な、王道青春映画は大変に好きである。勿論その魅力を引き出しているのは、天才子役と謳われた16歳の三浦春馬さんの姿であり、ハッチャけた演技とシリアス演技を使い分ける竹中直人さんあってのものである。-
■高校1年の夏休み。
湘南の田口(濱田岳)の親が所有する別荘でリッチな夏休みを楽しもうと思っていた佐々木大洋(三浦春馬)、小林(木村了)、田口の3人だったが、田口が別荘の鍵を無くしてしまった事から海岸で一夜を明かすとそこには全裸のスキンヘッドで日に焼けたオジサン(竹中直人)が寝ていた。
そのオジサンの名はデュークと言いサーフショップの店主だった。そして、3人はデュークを助けたことから、彼の店で住み込みバイトしながらサーフィンを習うことになるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤は竹中直人さんと、濱田岳さんのコミカル演技を大いに楽しむ。特に竹中さんの演技は絶品である。今までで6回演じた豊臣秀吉から、陽気なサーファーまで、何でも演じてしまう凄い人なのである。
・途中から、お約束の美少女ジュリア(加藤ローサ)が登場する。彼女と大洋はあっと言う間に、仄かな恋心を抱き一緒に彼女の父が勤務する米軍基地内の映画館で、サーフィン映画の名作”ENDLESS SUMMER”を観るのである。
・そして、そこにマタマタお約束の、横須賀のガラの悪いサーファー、ニック(三船力也)等が現れ、”負けた方は、二度と湘南の海でサーフィンをしない!”という約束で、台風迫る海に乗り出し、サーフィンをするのだが、アッサリとニックが波に乗れずにデュークらに助けられる中、大洋は一瞬だが波に乗るが、同じく荒波に呑まれるのである。
・助けられた大洋だが、”二人とも、自然を舐めてたわ。”とジュリアに言われてしまう。だが、ジュリアは父の仕事の関係で2日後には日本を離れる予定だったのである。
<そして、ラスト、大洋はジュリアと約束したサーフィンの名所であるハワイ、オアフ島のノースショアの海岸に立つのである。
抜けるような青空、目の前に広がるビッグウィエブ。大洋はそれを見て、眩しそうに微笑むのである。
今作は、天才子役と謳われた三浦春馬さん16歳時の主演映画であり、爽快なサーフィン青春恋愛映画の逸品なのである。>
恋と友情とサーフィンと
当時、現役の高校生であったという
豊田和真さんの小説。
なんと、ワーナーブラザーズ配給です。
2006年公開作品
夏休み中の
男子高校生3人組が
湘南の海で 出会った
サーフショップを経営する
ちょっと危なさそうな
おやじさんと 出会い
海とサーフィンに憧れ
特訓を受けながら
心の成長
恋と友情を育てる物語。
主人公のひとりを、
16歳の三浦春馬さんが演じ
その、初々しく
爽やかで素直な表情に
胸キュンでした。
友達には、濱田 岳さん
木村 了さん 皆お若くて(^^)
フレッシュ~
サーフショップオーナーであり
ベテランサーファーのデューク川原を
竹中直人さんが
それはもう インパクト大な演技で
笑わせてくれたり
表情も豊かで 後半では
荒波の中 ライディング勝負する
太陽(三浦春馬)を
救助するシーンもあったり
でも、
心肺蘇生法が違っていたようで?
一時救命処置かな
時間的な問題なのかもですね。
加藤ローサさんや
坂口憲二さんのライディングシーンも
観られてステキでしたよ。
冒頭では、江ノ電に乗る
3人が 海を見て はしゃぐところも
可愛くて・・・。
湘南が舞台ですが、
撮影場所は、南房総や
伊豆あたりだったかも
サーフィンを通じ
海、自然の
怖さを教えられたり
綺麗な海を背景に
少年と少女の淡い恋も芽ばえ
友情も育つという
とにかく、ステキな作品でした。
ラストは、ハワイの
ノースショアです(^^)/
7月 三浦春馬さんを偲んで
WOWOWプラスで鑑賞
サーフィン好きな人には、必見です。沖縄を背景にしているので、世界感...
きれいな海、そして、若い俳優陣、坂口さんのサーフィンも良き。内容も...
コテっコテなまでに真っ直ぐ!
景色はきれいだし、三浦春馬さんすごく若くてかわいくって感動しました...
初々しい初恋の感じが素敵!
美しい海と高校生の夏休み!
ストレートすぎる!そりゃ『稲村ジェーン』よりは良かったけど・・・
『チェケラッチョ!』に続いて高校生の淡い恋を扱った青春もの。しかもマウス・トゥ・マウスのシーンがあるのも同じなのですが、この人口呼吸マウス・トゥ・マウスってのは、される側は意識がないので、後からじわりと感触を楽しむのでしょうか・・・されたこともしたこともないので何とも言えません。昔の漫画にもよく登場してきましたけど、そんなにいいものではないですよね。
湘南の海で夏休みを過ごそうとする3人の高校1年生。海、高校生、夏休みときたら、3人の男というのが定番です。3人組じゃない物語のほうが邪道なくらいです。泊まる予定だった別荘の鍵を無くし、止む無く野宿した3人がパンツを盗られた男を助けると、それがサーフショップのオーナーだったことから、バイトしながらサーフィンを習うというストーリー。そしてサーフィンも上手い美少女と知り合う主人公が猛特訓するが、ライバルの男たちも登場して一色即発の雰囲気に・・・これもアメリカのサーフィン映画の定番かもしれません。まぁ、裸の男、竹中直人がいなかったら、そうとうつまらなくなりそうな映画でした。
ちょっと変わったところといえば、不良のライバルサーファーが横須賀米軍基地の軍人のご子息であり、「俺たちがお前ら日本人を守ってやってる」などといった台詞によって米軍のあり方を考えさせられる点でしょう。しかし、それも中途半端で、結局は日本男児は根性がある!ということを言いたかっただけかもしれません・・・さすが高校生の作った原作・脚本です。
監督は高橋伸之。TV版「ウォーターボーイズ」の演出を担当していたらしく、海を扱うことには慣れているのかもしれません。しかし、クライマックスの荒れ狂った海でのサーフィンは、編集のためか波の高さや位置がバラバラになっていました。日本でもサーフィン映画を作れるんだぞ!といった意気込みだけは感じられました。
ルール1:海をなめるな!
ルール2:前乗りするな!
ルール3:ゴミは捨てるな!
青春映画
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