傷物語I 鉄血篇のレビュー・感想・評価
全69件中、1~20件目を表示
アニメ映画を観るのって大変なんだなあ
今年1年アニメ映画に挑戦するという抱負を掲げた以上、できるだけ早いうちに、人気のある作品から体験しようと。あくまでスタンスは、テレビシリーズを知らない、映画単体でどうやって楽しむか。ただしこの後の話の「化物語」はざっと観たことはある。そのうえで。
「傷物語I 鉄血篇」
1月9日TOHOシネマズ川崎。
満員である。意外と(?)老若男女な観客構成。うむ、うむ、これならついていける、と確信(せっかち)
上映開始。なんじゃこりゃ~
ええと、人気シリーズの「初劇場版」で「前日譚」の「3部作」んの「エピソード1」ですよね?ファンの人は超期待してますよね?
えっと、ファンの人、これ、大丈夫なんでしょうか?
いや、「ファンだから」、「ファンだけど」、というのは当然あるだろうし、それは「フォースの覚醒」でも散見する意見だから、現象としては理解できるんだけど、
「【これ】で次が見たくなる」
って、そういうもんなんでしょうか?という「はてな」がずっとオレの頭の中ぐるぐるぐるぐる。
そういう客層がターゲットの一部というもあるんでしょう、いきなりの羽川さんのパンツも、やり過ぎなバストも、いきなりのギャグ顔(っていうの?)も作風、ということでまあ、オレだけが気にしなければ、それでいいんだけど。
音楽がずっと鳴っているも、まあ、吐き気はするんだけど、仏像とか、刀のコラージュ、日の丸とか、別にわざわざそういう表現しなくても、と思いそうなオープニングでもまあ、初めてだし、それはいいんだけども。
それよりも、「映画」として観た場合、なにより一番気になったのは、以後、ずっと眷属としての関係になる、あるいは、暦くんの本能的性質が露わになるところの、「極めて重要な」あの出会いとその行為。
あの程度の描写でいいの?
なんとも無味な。なんとも味気ないこと。恐怖も、悪魔的魅力も、エロスも、そして神々しさも何も感じられない。
「3部作」ゆえ、また「固定客」の存在があるゆえ、できる技っていうのはあるだろう。そのうえでの「その味気無さ」の意味というのは、以後の続編で確認するしかないのだろうか。
アニメ映画って、ムズイなあ。まいったなあ。
追記
人物などは「『血』の通った」赤がかった色合い、というのは観ててなかなか新鮮だったが、CG多投の違和感緩和とも取れなくはない。その辺の技もちょっとずつ理解していくことにしよう。しかし、あそこまで背景にこだわる必要のある作品なんだろうか。何か違うような気もするが。
追記2
もいっこ苦言。
「鉄血」にして「熱血」にして「冷血」、な吸血鬼、とのことだが、それを3部作のタイトルにする意味が、少なくとも1部では感じられない。単にいつも使っている単語だし、響きがいいから、というだけで、というんならいいんだけど、タイトルにかませるんなら、鉄血ぽいのが中身に欲しいよ。(「熱血」「冷血」は中身に反映されそうだけど)
追記3
もちろん「オレ」のために作られた作品ではないので、視点はあくまで「観客目線」で話してきたわけだが、某批評家気取りの業界批判はさすがに恥ずかしくて気持ち悪くて見ていられない。
え?これで終わり?
予告から見てめっちゃ楽しみだったのに、すごい裏切られた気持ちになった。
羽川の印象もパンチラしかないし 最初以外出てこないとかいう
途中のキスショットが、暦を助ける所の作画はとても迫力があっていい。唯一の良い所 ここだけ映画館で見たい
作画は傷物語以外でもやって欲しい所
ただこれに鑑賞料金を取られるのはだいぶ痛い
ヴァンパイアに必要な血の量は?
瀕死の美女ヴァンパイアを自らの肉体を差し出して助けた少年は、当然ながらヴァンパイアに。
人間に戻るには美女ヴァンパイアが失った四肢を取り戻すことだった。
ジュブナイルファンタジー。
始
キャスト4人で1時間。
…やれるもんなんだなぁ。
演劇とかでは普通にあるけど、アニメでなあ…。まずはその事にちょっと驚いたし、声優さんのスキルにも驚いた。
構成としては、TVシリーズよろしく時間軸が細かく変わり、心象風景なども多分に挿入される。「主観」という見せ方というか手法に、戸惑いもするが…元が小説という読み手の主観になぞらえてあるものなら、これはこれで真っ当な表現方法とも言えなくはない。
…その主観は読み手によって変わるので、阿良々木暦の主観、つまりは感じたモノと捉えられなければ、とんだエセ物語にもなるわけだ。
だが…
テンポとしてはダルい。
色々ぶち込んではきてるものの、1時間という時間を埋め尽くしは出来なかった印象だ。
某雑誌で連載中の「化物語」を読んで、そおいえば劇場版を未見だったと思い出し観賞に至ったわけだけど…所謂、物語の序章で始まりなので、滑り出しと思えばこおいうものなのであろう…。
後に続く2作も見ようと思う。
映画館で観なかったからの感想か。
これ、金払って時間作って観に行ったら、ちょっと違う感想を抱いてたろうなぁ。
今さらだけど
二作目、三作目と感想書いたのでさかのぼって書こうかなと
それと最近になって三作続けてみてみたのでどんなものかなと
この鉄血篇についていえば三分割商法と揶揄されたことを織り込んでも、素晴らしい、すごい作品をみた。アニメーション表現もここまできたか、と感激した。
受け付けない人たちは一作目からあかん、とそんな雰囲気が…あったかな?
私はこれなら二作目以降も付き合いましょう、期待します。だったし、実際二作目熱血篇の客層の広さに驚いた。若い人はともかく、自分より明らかにおっさんや夫婦できてる感じの人たちもいたと思う。
その期待をどういうつもりか肩透かしさせて裏切った製作陣。自分にはそう思えた。
三作目、冷血篇は諸事情あり観に行けなかったが、どうでもよくなってしまった。
時間がたって三作続けてみてみると、冷血篇もそんなに悪くはない感じもする。酷評してしまったが、ちょっと自分も原作にこだわってたのかな。とも思う。
でもやはり良くもない、レビュー直す気にはならんよな。
冷血篇にはレンタル版にもあとがたり
が収録されていて(前にレンタルした時は気づかなかった)
主演声優神谷浩史の並々ならぬ思い入れをひしひしと感じる。まあ、だからと言ってそれはそれ。
とは言うものの。
もう自分もいい歳こいたおっさんで最近のアニメには少しついていけない感じなんだが、どういうわけか物語シリーズだけはみてしまう。
そしていまだに続けていくらしいシャフト
これ
この作品。傷物語も含めて後々どう扱われるのかなあ。いわゆるプロの評論家陣がみんな無視してるからなおさらだろうが、人気のわりに話題にされない不思議な存在だよ。
ロッキング・オン系列雑誌「CUT」が二回特集組んだけど、それぐらいかな。
なんか書く場がないので物語シリーズの感想みたいになってしまったが
間違いなくこの鉄血篇でいいスタートだった、新しいファンを獲得できたかもしれないのに。
あ、終物語良かったです。感動しました(笑)
ようこそ、夜の世界へ
作画も内容も文句なしで良かった。
え!?・・・ここで終わるの?と思ってしまったのが正直な気持ちです。
3部じゃなく前編・後編でも良いと思ってしまった。
アニメーションの完成度は高く★5だけれど、原作を知らない方やTVシリーズをみてない方にはあまりすすめられません映画として。
ファンは満足するけれど、という作品。
ここはどこ?
単なる感情表現がアニメ技術の限界を超えた凄まじい表現になっていて、さすがシャフトクオリティです。
劇場版として迫力を大事にしたいからか、いつものコミカルな表現も、劇画チックな絵をのこしたまま崩した絵にしているのは、いささか中途半端に感じました。
TV版の世界観と同じなんですが、街に人がいなすぎ!
電車が動いてる時間で人が行き来するはずなのになぜキスショットは一人ぼっち?
画はスゴイ。
アニメシリーズが好きだったのでDVDで鑑賞。
まぁストーリーの進まないこと進まないこと。
良く言えば贅沢。悪く言えば冗長。
にしても、キスショットが血まみれで暴れるシーンは
想像以上に凄惨でした。
物語の進行よりも芸術性を優先?
序盤がかなり冗長に感じました。
あのシーンが重要なのだとしても、あるいは演出や見せ場だとしても、長すぎるかと。
尺稼ぎと思われても仕方がないでしょう。
あと、今回の戦闘シーン以外のBGMには少し違和感を覚えました。なんというか、古くさいというか(新しいものを求めているわけではありません)。これも演出なのでしょうが。OPEDも同様です。
ただ、概ね原作通りな点は良かったです。
作画のクオリティについても文句はありません。特に、キャラの細かい描写は高く評価できます。1場面ごとの表情、動作や全体の背景・雰囲気はかなり好きです。
やっぱ文字から派生した作品なんだな—
難しい漢字やフランス語なんかも入り交じって、全てを完全に捉えるには相当な学識が必要な気がするけれども、いかんせん映画では小説や漫画、DVDといったように立ち止まることが出来ず凄いスピードで映像が流れていくだけで、よほどの強者でない限り、一度でこの作品を完全に咀嚼することなど出来るわけがない。
とはいえ、理解不能な物事を流したとしても、十分に内容は把握できるし、盛り込まれている知識に意味は無い(と思う)。
映像そのものが凄くて、とりあえず目で楽しみたい作品。でも、ちょこちょこ差し込まれてくる小難しさが気になってしまうわけで、色々調べたりしながら観賞することで一層面白さが増すような気がする。
かく言う自分は、Blu-rayで観賞。途中で止めたり、調べたり、まるで本を読むように観賞した印象。果たして、これは映画館で映画として流すべき作品かどうか戸惑いを覚えてしまうが、大画面で見たくなるような力の入った絵なわけで、やっぱ劇場へ行って見るべきなんだろう。
しかし、作品の中に入っていけばいくほどに原作を読みたくなってしまう。アニメとして素晴らしいとは思うけれど、あくまでも小説をアニメ化したものであるという意識が拭えない。
とにかく今は、原作を読みたくて仕方がない。
分割商法は不満!!
羽川さんの体目当てで行きましたが、そこは良かったです。メガテンのようなストーリーは素直に楽しいです。絵は抜群にきれいですが、シーン一つ一つが長く間延びした印象です。ラストはここで終わりかよ!という感じで、分割商法を辞めて3作まとめて2時間半くらいだったら良い映画だったと思います。これは3部作ではなくて、1作を三分割にしただけなのではないでしょうか。
2度目
最初観に行った際には、全くの予備知識なしで観た事もあり、最初の方のシーンは、何が起こっているのか理解出来なかったのだけど、他のシリーズを観て、原作も読んで予習してからだと楽しめました。
予備知識なしだと、楽しめるかやや微妙かも。シリーズを知ってると、絵のタッチは違うけど楽しめるのでは。
全69件中、1~20件目を表示