ウルトラヴァイオレットのレビュー・感想・評価
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フルカラーコミックと思えばOK
CGをふんだんに使っていて、
毛穴もないようなつるんとした質感と
原色パキパキの映像。
これはCGが稚拙なのではなく
あえてフルカラーの漫画をみているかのようにしたかったためでしょう。
大半がとにかくミラのアクション。
それは感心して観ますけども
そのために設定をとりあえずまとめて説明するのは
いきなり冒頭から入り込みにくい。
うまいこと料理すれば
ブレードランナーみたいなテイストにも出来たかも。
でもそれより戦うミラを前面に押し出すことを選択した結果の
ストーリー運びなんでしょうね。
だからアクションに興味がなかったり
ミラが出てるからってべつに・・・という観点だと
あまり楽しくないと思われる。
自分はこれはこれで楽しかったです。
うーん‼️ミラ‼️ナイスですね〜‼️最高級のアクション‼️
強いぞミラ!
超人ミラ
カート・ウィマー監督は「ヒーローは必ず勝つことは皆わかっている、であれば気持ちよく圧倒的に勝つべし」との持論通りウルトラヴァイオレットことミラ・ジョボビッチは超人的強さ、「マトリクッス」のキアヌばりの銃弾かわし、武器は体に仕込んだ銃と剣、宿敵の本拠地に乗り込んで本当に一人で数百人もの兵士を倒したのかは定かでないが結果生き残ったということは倒したのだろう。タイトルバックにウルトラヴァイオレットのコミック雑誌のようなものが使われているが原作は無くカート・ウィマー監督がミラを想定して書いたオリジナル脚本である。
ミラはバイオハザード2の後に撮ったようだが本作では化け物は登場せず忍者もどきの兵士がせいぜい、こちらは質より量と言うことか。それにしても日本の殺陣を思わせる斬り合いはすさまじい。漆黒の闇の中、ライトセーバーならぬ炎の剣で決闘とは凝っている。怒りで髪や服の色が変るのはファンサービスか?、斯様にアクションが見せ場であり、映画「グロリア(1980)」のような、ちょい悪おばさんと少年の逃避劇や、手垢のついたウィルス感染云々の動機づけなど、もはやおまけに過ぎない。
主人公が全く傷つかないし、所々背景から人物くっきり浮いて見えてゲー...
主人公が全く傷つかないし、所々背景から人物くっきり浮いて見えてゲーム画面のようなのだけれどアクションは非常に良い。
設定はそういうのがあるというだけで、それを活かした脚本になっていなくて雑。
実は違った本当はこうだったみたいなのばっかり。
武器の所持をサーチする場面があるんだけれど
number of weapos found: many
見つかった武器の数はたくさん。とかコンピュータの答えとしておかしくないのだろうか。
内容忘却につき2度目
先日、同監督の「リベリオン」を再鑑賞した際、本作の存在を思い出し、鑑賞をした次第だが、過去持った印象としては「リベリオン」の方が良かったという感想と、CGがショボかったという印象のみであり、特に記憶に残っていなかった。
本日改めて鑑賞すると、意外にも楽しめたでは無いか。カート・ウィマー監督がミラ・ジョヴォヴィッチを想定して書いたオリジナル脚本であり、まさにミラの為の映画である。よって終始プロモーション映像のようにミラを格好良く描いており、芸術的とさえ思える。確かに2006年の作品にしてはCGに予算を投じていない様に思えるが、今観ると気になる事は無かった。
冒頭でマーベルの様なコミックのクレジットが出てくるが、原作がある訳ではなく、完全なオリジナル作品だ。ストーリー自体に骨太な印象を持ったりしなかったのはそれが原因だろうか。だが、余命の限られた子供を命がけで守る姿はとても感動的であり、台詞等が心に染みるものがある。少し残念なのが、本編が短いため、ヴァイオレットと少年シックスが心を通わせ、愛の様な感情があまり見受けられなかった事だ。ヴァイオレット自身の命を守る為という目的だった物が、次第に変わってくるという様なシーンに時間を割いてほしかったという印象だ。あまり感情移入せずにサクッと最後まで観れてしまう構成だった。
だがそんな不満をふっ飛ばす程のヴァイオレットの無双。強すぎる気もするが、ここまでスカッと出来る作品は珍しいだろう。流石ミラの為の映画である。
これは酷い
未知のウィルスに感染した女の話。
CGは酷いし、話の展開も酷いし、ミラ・ジョボビッチのおかげでどうみても某ゾンビ映画です。
本当に2000年代の映画なのかと疑うレベルです。
ここまで酷い映画は久しぶりです。
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