劇場公開日 2011年9月10日

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「暗すぎず、軽妙すぎず。」ミケランジェロの暗号 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5暗すぎず、軽妙すぎず。

2011年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

知的

映画館のホームページを見ていたら、「ミケランジェロの暗号」という映画を、上映しているではないか!!
≪ミケランジェロ+暗号=美術品+サスペンス≫と勝手に解釈し、見に行った。

う~ん。確かにサスペンスだけど、コメディタッチ。

ナチス時代。
裕福なユダヤ系画商の息子ヴィクトル。
その家のアーリア系使用人の息子ルディ。
ヴィクトルは家族のように思っていたが、ルディは妬みや劣等感を抱いていた。

ナチス時代だけど、暗く悲惨な話になり過ぎず、対照的な二人が織りなすかけ引きは、面白かった。
立場が二転三転するストーリーは、脚本が良いのでしょう。

最後の映像、ヴィクトルと彼の母とレナの三人は、素晴らしい絵画を切り取ったかのようだった。

ただ、イケナイのは、ネタバレが早すぎること。

りりー