「暗すぎず、軽妙すぎず。」ミケランジェロの暗号 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
暗すぎず、軽妙すぎず。
映画館のホームページを見ていたら、「ミケランジェロの暗号」という映画を、上映しているではないか!!
≪ミケランジェロ+暗号=美術品+サスペンス≫と勝手に解釈し、見に行った。
う~ん。確かにサスペンスだけど、コメディタッチ。
ナチス時代。
裕福なユダヤ系画商の息子ヴィクトル。
その家のアーリア系使用人の息子ルディ。
ヴィクトルは家族のように思っていたが、ルディは妬みや劣等感を抱いていた。
ナチス時代だけど、暗く悲惨な話になり過ぎず、対照的な二人が織りなすかけ引きは、面白かった。
立場が二転三転するストーリーは、脚本が良いのでしょう。
最後の映像、ヴィクトルと彼の母とレナの三人は、素晴らしい絵画を切り取ったかのようだった。
ただ、イケナイのは、ネタバレが早すぎること。
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