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形而上学的な表現に
エロ・グロ・ナンセンスが加わった表現かなぁ。
1904年から1905年まで日露戦争が続き、日本はロシアに勝つのだが、その勢いで
1912年所謂大正デモクラシー始まる
1914年第一次世界大戦始まる
1917年ロシア革命
1918年第一次世界大戦終結 日本は戦勝国
1918年シベリア出兵国際的に批判
1920年尼港事件 出兵により赤軍に虐殺される
1920年大正ショック(株価暴落)
1922年シベリア撤退
そして
1923年関東大震災
1925年ヒトラーの「我が闘争」
1925年治安維持法
1927年大正デモクラシーが終わる
1929年世界恐慌
1937年支那事変
ポイントは島国日本の空気が読めない思い上がり政策とわかるだろう。要はロシアを舐めていたのである。ソ連にはかなわないので、中国と言う考え方が見え見え。そして、それが第二次世界大戦へと続き、結局はあのジャイアンツのアメリカと戦う羽目になる。
歴史にもしもはないが、ソ連(ロシア)との対外交政策が間違ってなければ、北方領土問題もなかったのである。それは近年(つい最近)までも続いている。
大正デモクラシーと言うオブラートとかアメリカの女性参政権の運動とかにマヤカされ、結局は治安維持法に統制されてしまうのだ。
ここで気が付かなければならないのは、当局が思想統制するのは、エログロではないと言う事だ。あくまでも、当局に対する批判と言う事なのだ。
1930年の流行語がエロ・グロにナンセンスが加わる事になる。
この映画は正にその雰囲気。
しかし、
大型爆弾やナチスドイツは予言しているが、関東大震災は予言できなかったのだろうか?