「重いです。なんとも言えないが最後に救われた。」ヒミズ ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
重いです。なんとも言えないが最後に救われた。
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こんな家庭事情の子供なんて私は経験してないし、まわりにもいなかった(はず)だけど、こんな人生だったらかなり腐ってしまうだろうなと本当に思ってしまった。
ツッコミどころは色々とあったけどとにかく最後に生きる目標をもって次に進む一歩を踏み出したことに安堵した作品でした。
ツッコミどころとは、まずあのヒロインがなぜ主人公をそんなに好きなのかよく感情移入できなかったのでもう少し細かく描写して欲しかった。例えば昔になにかキッカケがあったとか。
あとはヒロインが主人公にムカついたら石をポケットにいれるんだけどそれもよく意味が分からない。主人公も作中で言って気がしたが、ほんとに勝手にしろってかんじ。
なんか私は穿った見方をしてしまうのか、あそこまで落ちぶれた主人公に、女が寄ってくるって普通はないと思うのでなんかシックリこない。まぁあの子も普通ではない家庭事情なので惹かれ合ったということなのか。
でも途中で飽きることはなかったのでほんと演出は抜群なのかもしれない。すごくリアルだったのは確かである。
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