海でのはなし。のレビュー・感想・評価
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見てられない
ここまで酷い映画とはなかなか出会えないってレベルの作品。
パッケージとかのイメージとしてはクライマックスの大事な場面でスピッツの曲が流れるのかと思ってたが(個人的にはスピッツはダサすぎるからそれでも微妙だが)、開始早々スピッツの曲が全開で流れる。
しかも何曲も何曲も、物語序盤のかなり重要なシーンでも平気で流れるから、雰囲気もクソもあったもんじゃない。
作品単体で見ても平成初期のトレンディドラマみたいなレベルだけど、スピッツの曲が作品のダサさを一気に跳ね上げてる。
決して、今見たからダサいわけではない、この映画は公開当時の2006年でも異常なレベルだったと推測される、平成最初期でギリギリ許される作品なんじゃないかな。
クソ映画は、毒にも薬にもならない無印象映画よりマシだと思ってたけど、この映画は毒にも薬にもならない無印象な映画にスピッツの曲を無理やり盛り込んだ結果としてクソ映画に仕上がってるから、無印象映画とクソ映画の悪いとこ取りになってる。
博士がよかった
博士の考え方とか、気持ちの奥深いところにもう少し近づきたかった。
なんとなくは伝わるけど、ちょっと曖昧なままなので、もう少し長いバージョンが見たかった。
スピッツの曲に合わせて作ったというわりには、台詞やタイミングがイマイチあっておらず、ちょっと曲が邪魔シーンがありましたが、ラスト10分ぐらいはとてもよかったです。
スピッツさんの曲の歌詞はわからない部分が多いので、映画もわからないのかなあっとも思いました。
見ていられないレベルのひどさ
正直ひどい。
レンタルする前に「スピッツの曲をテーマにした・・・」映画のようなコメントを見ていて、レビューもそこそこ高かったので期待して見た。
映画冒頭から唐突にスピッツの曲がかかる。「スピッツの曲をテーマにした・・・」映画だからそういうものかと思っていたら、シーンが変わって曲の途中で音がブチ切れになる。まあまあそいうものかと思っていた、話の展開も唐突。配役のセリフも唐突。
この性格の人がこの場面ではこういうことを言うよね、こういうことは絶対に言わないよねっていう自然さをことごとくぶち破って来て、たぶん脚本がボロいんだろうなと思った。
途中まで見た(博士と海に行って車の中で告るシーン)けど、これ以上は見ていられないと思いドクターストップ。
本当に時間があったら本当にだめな映画だったか検証のために見てみる。
★0
ひどかった。これは映画作品じゃない。
いきなし、スピッツの曲が入ってきて、いきなし、ブツリと切れる。それの繰り返し。
編集が超適当。
物語がまったく入ってこない。・・・というかない。
西島、宮崎あおいの無駄遣い。。。
9年も前の映画なんて、びっくりした。スピッツの歌とよく合っていたの...
9年も前の映画なんて、びっくりした。スピッツの歌とよく合っていたのと、宮崎あおいと西島秀俊の声が良かった。終わり方も好き。「僕は嘘は吐かない」の、くだりが!あとはCDウォークマンを宮崎あおいが聴きながら泣いているところ。そこからラストにかけてが良かったなぁ。
元々はネット配信作品らしい
詳しい事は知らないのですが、元々はネット配信の作品で完成度が高いから劇場上映を望む声に応えての公開と、何かの記事で読んだ気もするのですが…。
スピッツの曲を使うのは当初からの目的の一つでしょうね。特徴的なサウンドと声質が青春の儚さを表現しているのは皆さんもご存知の通りで、これに宮崎あおいの少女から女に変わる時期の心の揺れ動きと、西島秀俊の独特な朴訥さが不思議と一体化しています。
ただ残念なのは映画全体を観終わると、宮崎あおいが少女から脱皮して女に変わるとゆう感じでは無く、西島秀俊が自分の家庭の問題から自棄を起こして“子供に成り下がった”様な印象を観客は持ってしまうのではないでしょうか?
時折入るナレーションが『初恋』を思い出してしまう程なんですが、この辺りのまだ“足元が定まっていない感覚”は、今後宮崎あおいがどんな女優さんになって行くのか※1 ファンならば目が離せないのが彼女の魅力の源でしょう。
※1 勿論、みなさんご存知の通りです
(2006年12月29日ユーロスペース/シアター2)
名作。オススメ
キャスティング、内容、最高。一言では片付かんものを抱えている2人だが、そのやり取りにはとても胸をすくものがある。
短いストーリーだが、傑作で、もっと知名度があっていいような気がする。
スピリッツのやや無理やり感は始めは禁じ得ないが、物語に没頭しているうちに気にならなくなる不思議。
宮崎あおいと西島秀俊の共演がまたないかなー、と切に願う。
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