インシディアスのレビュー・感想・評価
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自宅で鑑賞。O.ペリ(共同)製作、L.ワネル脚本・出演、J.ワン監督・(共同)編集と判る人には判る面子。中盤迄は雰囲気も有り、佳いのだが後半ぞろぞろ出て来だすとM.ジャクソンの『スリラー('83)』辺りを髣髴し一気に失速。当初、赤い顔に黒い大きな眼を持つと云われた“悪魔”は余り特徴的で無い眼を持ち、既視感の有る微妙なデザイン。“エリーゼ・ライナー”のL.シェイが佳かった。ユーモラスな“タッカー”のA.サンプソンと“スペックス”のL.ワネルも忘れ難い。エンドロール最後にオマケ有り。続篇製作中。65/100点。
・改めてL.ワネル・J.ワンのコンビはガラクタの様な玩具が好きなのとアジア系や米・豪の先住民系と思われるキャストやスタッフがクレジットに多く並ぶと再認識。亦、P.ウイルソン演じる“ジョシュ・ランバート”の教室のシーンの黒板にはこのコンビを世に出した『ソウ』シリーズ('04~'10)の“ビリー”が描かれ、更に監督の名が二重のアンダーラインで書かれている。
・鑑賞日:2012年6月13日(水)
ボンバーXのレアな人形・・・わかんないって!
エリーズ(リン・シェイ)は真面目に霊媒師してるのだが、助手の二人スペックスとタッカーが面白い。特にタッカー。二人のスピンオフなんてのがあれば笑えるだろうな。
教師をしているジョシュと自宅で作曲してるルネの夫妻。本棚に片づけたはずの楽譜が屋根裏部屋に移動していたり、幼子カリの周りに人をみかけたりと、何かを見てしまうという怪現象が続いたため、またもや引っ越しする羽目になった。序盤では父ジョシュもダルトンも寝坊助という共通点がわかるのだが、それがしっかりとストーリーの核となっていた。
悪魔が憑りつくといった診断をしたエリーズ。ダルトンの症状も昏睡ではなく幽体離脱によるものだと説明し、それが父ジョシュからの遺伝だったという驚き。写真嫌いであるという伏線も生かされている。赤鬼(シス似)が後ろにいたというビックリ映像よりも、ジョシュが幽体離脱してしまったシーンが印象に残る。それにしても幽体離脱した記憶を消すってのもエリーズがやったことなのか?よくわからなかった。
最後には親子とも悪魔や霊たちから逃れて自分の体に戻ったみたいけど、何かに気づいたエリーズがジョシュにカメラを向け写真を撮った瞬間に、怒ったジョシュがエリーズを絞め殺してしまう。死んだエリーズを見たルネの背後からジョシュの声が・・・ってところでエンディングのタイトルバック。続きが見たい!
ただのB級ホラーだが、秀逸な1シーンはあった
個人評価:3.6
評価が高い作品との事だが、世界観がやはりB級ホラーとなり、リアリティは薄い。したがって芯に迫る恐怖は無く、音でビックリさす程度。
どんなにフィクションな設定でも、リアルな演出と脚本であれば本物の世界観となり、子供騙しのビックリさすだけの恐怖ではなく、忍びよる恐怖と不気味さは作る事はできる。シャマラン監督のいくつかの作品がそうであるように。
やはり本作も、多くのB級ホラーと同じようなクオリティだと感じる。
ただ秀逸と感じるワンシーンが1つある。
新しく引越した家で、外側の窓から部屋の中を覗いた時に、音楽に合わせ悪魔が腰を振り踊っているシーン。
ここだけは唯一リアルな演出であり、本物の世界と感じた。
前半はゾクゾクしたw
新居に引っ越して来た家族が 不思議な現象に巻き込まれながら、恐怖と対峙し平穏を求めるが…。
前半は、正にジェームズ・ワンらしさ全開の観せ方で、流石という所。
この監督は、良くあるホラーの ただ音でビビらせる演出とは違うので、その手腕たるや いつも凄いと思います。
後半は、幽体離脱と云う現象を用いて エンディングまで導く。
ただ、自分的には「死霊館」が傑作だったので 評価としては少し下げましたが、ホラーの色々な要素を盛り込みつつも、脚本もしっかりと練られている印象を受けたので、面白かったと思いますよ。
終盤ファンタジーかな?
引越し先で息子が昏睡状態になり
ポルターガイストや知らない人が現れ
苦悩する夫婦の話。
ホラー苦手なので中盤までは
かなりひやひやしながら観てた。
そう、中盤までは。笑
途中からなんでもありの展開になってきて
最後らへんはファンタジーみたいな展開に
冷めてしまい恐怖心がどっかに消えた
ラストも納得いかない感じだし
ホラーならあるある展開かもしれんけど。
ホラー映画って驚かすパターンとか決まってきてて視聴者の期待を越える...
ホラー映画って驚かすパターンとか決まってきてて視聴者の期待を越えるのは難しいジャンルだと思う
けどこの映画の演出は斬新で、恐怖についての工夫があったと思う、面白かった
魅せる恐怖
声を出して笑うほどじゃないが、終始ニヤニヤしっぱなしであった。
無駄がなく、かなりホラーを研究して作られた印象。
ドラマパート、脅かし、世界観、演出も秀逸。ラストのオチもエンドロール後の映像もホラー映画のテンプレどおりで、その期待を裏切らない律義さが愛おしく嬉しい。
本作は全年齢対象で子供に対して強いトラウマを与え、ホラー初心者なら充分すぎるほど恐怖を堪能できる一方でホラーに慣れた人、『ソウ』のような知的興奮を求める者にも感銘を与えるだろう。
『ソウ』は傑出したワンアイディアながら、その趣向ゆえにどうしても受け手が限られる欠点があったが、本篇にはその制約さえもない。
それでも『ソウ』が好き、という人は少なからずいるだろうが、幅広い層にアピールしうる、という意味で本篇はジェームズ・ワン&リー・ワネルの代表作と言っても過言ではない。
そして、オーソドックスに徹しながら完成されたホラー映画としてお手本に出来そうな1本である。
前評判通りか?
期待して今さらですが見ました。
うーん、正直に言えばまあまあと言うところ。
初っぱなから音で攻めてくる。
しかし、ピアノの関係性がないからイマイチ。
ストーリーはひねってあるものの
実話がベースの死霊館ほどでもない。
かといってつまらなくもなく、あまりホラーを
見ない人にとってはそこそこ楽しめるかな。
割と邪悪なる敵がよく写るので不安さや
不気味さが半減、まあ見えてるからの故の
気持ち悪さもあるのですけど。
最後に見たらわかりますが
ダースモール大活躍。
自立心の為かなんか知らないが
なんで幼児を独り部屋でベッドに放り込んでるんだろう?
異常事態が起こりつつあるのに家中、無防備状態。なんの手も打たない。
序盤は危機意識の欠片もない夫婦にイライラ。
中盤は霊媒師オバサンとオタクコンビのひ弱さに呆れ。
ラストはこれで良いのか?な決着。
シリーズ化しているものの、ホラーとしては急に現れる霊的存在に脅かされるだけのお化け屋敷映画か。
得体の知れない怖さ
シーンごとにけっこう思い出したら怖いシーンがいくつかある
主人公が息子を助けに行くシーンなんかもけっこう不気味
音楽もよかった
ラストもめでたしめでたしで終わらないのが
いい効果だなー!と思いました
しかしあれからどうなるんでしょう…
変化球ホラーという感じでおもしろかった
ホラー好きには物足りない
心霊モノというより悪魔モノ。
そのため日本人には馴染みが無いのと、あのビジュアルも相まって怖さを全く感じなかった。
ソウの様なグロさは全く無く、ドキッとさせる様な演出や怖さでもパラノーマルアクティビティの方が本作品より遥かに上回っていると思う。
ただ幽体離脱を組み込んだストーリーは面白く、父親が息子を助けに行くシーンは雰囲気があって良かった。
面白い!!!
家物ホラーとしては割とシンプル。
謎の霊能者や面白げな助手君が登場するのも作品の雰囲気を重くし過ぎす、かといって緊張感も損なわせずとても良いバランスでした。
結構霊がほいほい姿を現すのですが、デザインが秀逸なのか演出が秀逸なのか怖いんですよね〜。
オススメ!
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