「ラストより途中の方が面白いんでないかい?」ミッション:8ミニッツ オイラさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストより途中の方が面白いんでないかい?
乗客全員死亡の列車爆破事件。
乗客の一人の死の8分前の意識に入り込み、爆発までの8分の時間を利用して真犯人に辿り着け!
っていう、秘密のミッションのお話。
主人公のスティーブンスは、最後には必ず爆死するという8分間を繰り返し体験し、記憶を積み重ね、犯人に行き着くんだ。
主人公と一緒に、ドキドキハラハラ謎解きを進めて行くのは、面白かったよ。
ぷちドンデン返しに思わずニヤリしたり、このミッション自体の何やら後ろ暗い雰囲気がまとわりついてくる感じも良かった。
犯人を見つけるまで『自分のホントの死』を迎えられないスティーブンスの苦悩は、
彼の、尊敬する父親へむけた最後の願いの切実さも含めて、胸に痛かった。
う〜ん…ストーリーとか脚本とか、きっとかなり面白いと思うんだよね。
でも不満が残ってしまうんだ。
まぁ、オイラの期待が大き過ぎたのもそうなんだろうけど、
映像の所々から見えちゃう『製作予算少ない感』がね…
観ているこちらの集中力を途切れさせてくれるというか、ちょいちょい現実に引き戻してくれるというかサ。
それってダメじゃん?!
…ってコトで75点なり。
チキチンッ♪
コメントする