「【”リンカーン”って、”そちらのリンカーン”だったんだね!】」リンカーン弁護士 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”リンカーン”って、”そちらのリンカーン”だったんだね!】
ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は”色んな人達”とのネットワークを駆使しながら、”色んな人達”を弁護する、弁護人。
ーミックの元奥さんマギーは検事で、娘ヘイリーとの中も良好。”何で別れたんだよ!”と軽く突っ込みつつ、凄い夫婦関係だなあ・・と思いながら楽しく鑑賞。-
そこに富豪不動産会社のボンボン、ルイス・ルーレが娼婦暴行容疑で逮捕され、無実を主張する彼の弁護をミックが担当する。
ーこの辺までで、ミックの弁護士としての信条や”仕事の仕方”が分かる。ハーレー好きの叔父さん達との関係も良い感じで描かれる。-
ーミックの相棒フランクが何者かに殺されてからのストーリー展開はテンポも良く、捻りも効いていて面白く観れる。
・ルイスの母を演じた”フランシス・フィッシャー”
・ルイスと法廷で対峙するミントン判事を演じた”ジュシュ・ルーカス”:近作では、「フォードVSフェラーリ」でフォードの腐った背広組ノア・ジューブを好演していた事も記憶に新しい、の登場も嬉しい。-
ー法廷場面もまあまあ、見応えがあり、ミック・ハラーはルイスが”コメント”した事にも守秘義務をキッチリ守って、きちんと対応する姿も印象的。(家族も守るしね・・)-
<そして、リンカーン弁護士は自らの過去のミスもしっかり”手直し”して”リンカーン”の後部座席に乗り込んだ。>
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