「ちょっと弱いね」リミットレス Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと弱いね
ブラッドリー・クーパーの最新作ということで チェキしました。 初めの10分くらいでしょうか、見どころ。 引き込まれていって 期待度が高まるのですが、中盤から後半にかけて ちょっと退屈。。 エンディングでは「こんなもんですか…」ですね。
作家としての力を発揮できない日々を過ごすエディは ある日、町で元・義弟のバーノンから一粒の薬をもらう。 その効果を疑いつつ飲んでみると、その瞬間から世界が違って見えて……。
主演のブラッドリー・クーパー。 汚くても ある意味イケメン。 キレイになって 更にイケメン。 要は ギャップの表現が曖昧でした。 演技においても、ダメならダメなりの しゃべり。 冴えてる時の 豪快なしゃべり。 もっと解りやすいギャップがあれば メリハリでたと思います。 ま、彼が(一人)主演張ってる作品って あまり記憶にないので、スタートと考えたら(弱いけど)悪くはない、かな。。
ロバート・デ・ニーロ(好きなので)と アビー・コ二ッシュも出てると聞いたので 楽しみにしていましたが、ロバートの配役はある意味 失敗かも。。 私的には もっと意地悪な感じの(貫禄)俳優さんを起用した方が 緊張感がでて良かったとおもいます。 アビーは可愛かったけど、“自分の意志がない女”役は どうもね…(ここだけは 『Sucker Punch』のスイーピー役がよかったです。。)
ミステリー/スリラーとジャンル分けされている作品のようですが、『インセプション』や『シャッター・アイランド』などと比べたら、ちょっと弱い。。 レオ様に負けてるってこと?(笑) いえ、ストーリー自体が弱いというのも あると思います。
「こんな薬があったらどーする?」とか、「ブラッドリー、アビーに走っちゃったんだね。。」って話題をおさえるつもりで観たら、ある程度楽しめるかと*・☆。