「超薬自分に悪し」リミットレス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
超薬自分に悪し
ある薬で脳が100%活性化。
以前にも何処かで見た設定だが、あちらはトンデモなSFアクションだったのに対し、こちらはサスペンス。
主人公の身に降りかかる危機や災難など、なかなか現実的なスリリングさ。
それにしても、そんな薬があったら夢のような話である。
私生活も冴えず、スランプの作家の主人公。
一行も書けなかったのに、薬を飲んだ途端、数日で傑作小説を執筆。
微かな記憶もはっきり覚え、習った事のない外国語も話せ、さらにビジネス界にも進出して大成功…!
本当に脳が100%活性化するとリミットレス(無限大)に何でも出来てしまうのか。
夢も想像力も興味も尽きない。
しかし!上手すぎる話には何かある。
当然、副作用。ドラッグ並みの副作用ではないだろう。
また、そんな薬を持っていると、必ずそれを狙って…。
自分や周りの身に危険が…。
薬を飲む前は暗い映像、薬を飲んでからは明るい映像。
スピーディーでスタイリッシュな演出。
ブラッドリー・クーパーも好演。
夢のような薬だが、言うまでもなくこれはドラッグにも置き換えられる。
怪しい薬にはご注意を。
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