モテキのレビュー・感想・評価
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イカからリア充へ
劇場開始から中盤にかけてイカ臭さが蔓延してて、男が女に惚れるのが異常に早い。というより、女の子も男を何かしら勘違いさせるような行動だったり言動といったアクションを仕掛けてくるから惚れちゃうのも頷ける。 多分、男ならこういうのに一度ならず二度以上悩んだはず。でもそれは半分以上思わせぶりというか、からかわれているだけというのが大半だから性質がわるい。 本作ではそういった悩みが現実に叶っちゃうのが羨ましい。 しかも、途中途中に心境にあう音楽を流してくるもんだから見ている側も感情移入しやすい。正直見てて飽きない。 男が常に何を考えているか、女の無神経な行動がどう男に移るのか。これは男女見ておいて損はないはず。
おもろ!
幸世がうらやましい! 男の本音がコミカルに表現されていて共感を覚えました。 豪華なキャスト陣もすごかった! 特に麻生久美子の大人の魅力とけなげさがいりまじったるり子さんには惚れてしまいました。 長澤まさみの天使のような笑顔と濃厚なキスシーンも圧巻です。 仲里依紗の幸世への言葉「あんた需要あると思うよ」に納得。 あれだけ顔のパーツも肌質も体格も良く、おしゃれで趣味も充実で自分の意見を持ってて行動派。 そら普通モテマスよ。 逆にそこまでくればチャンスをものにできるのか? 映画を通して、音楽、趣味、サブカルの大切さと、自分の言葉の大切さを学びました。
「4人のヒロイン」をきちんと描きましょう!
TVシリーズがあったことを今回初めて知りました、というレベルの私の感想です。 どうやらTVに続いている模様の本作。一度終了した「モテキ」が再び再来した主人公の面白い反応を楽しむコメディ映画でした。 主役の森山未來をきちんと見るのは本作が初めてですが、突発的なアクションが笑いを誘い、「もてない」オーラの出し方もなかなかで、なんといっても独白の面白さが秀逸で、他の出演も見てみたいと感じました。 笑わせよう、と狙ったシーンは確実に面白く、コメディ映画としての出来も満足できる仕上がり。ダンスシーンでのパフュームの出演は嬉しいボーナスですね。 さらに、長澤まさみと麻生久美子が実に魅力的に描かれており、二人の出演シーンは眺めているだけでも楽しめます。 と、前半はあっという間に過ぎていき、このノリをキープ出来ていればかなりの秀作になったのですが・・・・ 残り40分くらいからのもっさりした作りが誠に残念!それまでの軽やかな作りからは信じられないくらい時計の針が進むのが遅く感じました。 あんなに間をもてあますくらいなら、残り二人の「ヒロイン」と製作側が強弁する仲里依紗や真木よう子をもっと描写すればよいのに。 二人とも主人公との恋愛っぽいシーンなどまったくないのに、これで「モテキ」とは片腹がキリキリと痛くなってしまいます。 コメディ映画の結末が感情に訴える系になるのは世界共通のパターンですのでどうこうは言いませんし、あの展開がありうるのかどうか男の私には判別できませんが、とりあえず尺が30分くらい長すぎたかな、というのが最終の評価です。 しかし、こうも誇張広告的な予告編が続くとなると、邦画の予告編への信頼度を低くしないとなりませんね。
最後が雑に感じた…
モテキは『テレビドラマとして』素晴らしい構成とキャストでした。 短い時間でのテンポの良さ、選曲、カメラ割、画面構成…。いろいろな面においてテレビのエンターテイメント性をもろに発揮していたと思う。役者、配役もすべてはまり役で最高でした。 それを期待して行ってしまいました。 結果、とても残念だけど映画はやってほしくなかった、というのが感想です。 2時間の映画にするとあまりにも陳腐になってしまっている。ドラマの高揚感のままで終わって欲しかった。映画は構成が雑に感じました。カラオケ音楽に頼った時間の穴埋めと、最後の展開のあり得なさも納得できないです。無理やり映画化する必要はなかっただろうに、と思ってしまいました。 女性なので、みゆき(長澤まさみ)の気持ちはよく分かるんです(途中までは)。 あの状況での、寂しさと苦悩と愛情の渇望とやるせなさと。彼のそばに居たいから、彼には本当の自分の気持ちが正面から言えない、そして自分でもその状況がベストでないと思っているが、どうしていいかわからない。 そんな時、男として魅力は薄くて全然好きになる対象にならないけど、自分のことを好きになってくれる男がそばにいたとき、安心感や愛情の穴埋めを求めてあんな行動をしてしまう。そして、彼とは違ってストレートに愛情をぶつけてくる不器用なカッコ悪い男の真っ直ぐさに少し惹かれ動揺してしまう。 そこまではすごくよくわかるんです! 心の変化とか、行動とか、駆け引きとか、そういうのが。 でも、最後のあの展開では、「あなたじゃ成長できない」と言うような上昇志向の高い女が、そこまでの言葉をぶつけた相手(幸世)になびくことは絶対にないです。そんな言葉を言った時点でその彼のことはどうでもいいんです。そんな言葉を投げたら男として相当傷つくのは分かってるのに、そこまでのことを言ってしまうのは、相手がウザくて切羽詰まってて完全に終わらせる言葉を投げる時です。 だから、最後のあのシチュエーションで幸世が向かって来たら、やっぱり全力で逃げます。追いかけられたら相当キモイです。怖いです。そして、半ばストーカーの彼とのハッピーエンドなんてないです、ないです。 ストーカーと決別した後の現実は今の彼と関係を持ち続けるでしょう。でも彼はまだ奥さんと別れたわけではないのだから、女として正面から愛されたいという心理的欲求は満たされず、また幸世以外のどうでもよい男と同じようなパターンを繰り返してしまう。 それが素直で現実的な展開です。 時間が取れなかったからか分かりませんが、最後がえいやで終わっている感じで、急展開で雑すぎます。心境の変化がついていけません。音楽挿入(カラオケ)の時間を減らして最後をもう少し丁寧にしてほしかったです。
裏切りはない
TV版は拝見してませんが、原作は読んでいたのですごく楽しみにしてました。一言で言うとかなりよかった!! 豪華なキャストに面白おかしな選曲、一番はパヒューム×幸雄の軽快なダンス!!さすが森山君!!かっこよかったです!! ラストのフェスのシーンもすごくキレイでした! 原作を読んでから映画版を見ると大概端折られてたり違う話になっていたりしますが、原作者のオリジナルストーリーとあって裏切られた感はありませんでした。幸雄らしさ健在でよかった。(良い所も悪い所も含めて) しかし美女全員との絡みをもっと平等に描いて欲しかったのが少し残念です。でも長澤まさみさんすーごい可愛いかったから良しかな~ 惚れる~ww
気持ちがいい!
原作を知らずに、劇場公開前に今までのドラマのダイジェストをやってるの見てハマリ、今日観てきました! 観に行って良かった!笑いを堪えながらずーっと明るい気持ちで観れました!女性陣キレイやったーw 誰かと一緒に観に行って、感想を言い合うとなお面白いと思います^^ぜひー
最高
劇場のなかがイベント会場のようにワアワア盛り上がってました。こんなに空気を共有するタイプの映画は初めてです。大笑いして、歌詞カード付の画面で歌をくちずさんだり、なんか映画観てる気分じゃない感じ。長澤まさみの殺人的な笑顔に打ちのめされながら、気分高揚したまんまの2時間はあっという間でした。
恋のバカ騒ぎ。
”どないしたらええねん♪” バカ騒ぎが軽快で愉快だったけども, 主人公の藤本幸世がほんと情けない。 自分本位だらけで共感できず。 だが, そのおかげで冷静な目になって映画を眺めていると, 人生に音楽が外せないように, 人との関係も切っては切れない。 出会いに満ちた日々の先に,恋愛が発生するんやなぁ。 と, 社会経験の大切さが見えてきた。 オトコは妄想に没頭してしまう哀しき生き物。 それを面白可笑しく描いた恋愛エンタ。
油断してたらヤラれた
「モテキ」初心者の私は …そういえばそんな深夜ドラマやってたな 女優陣豪華なんでとりあえず確認しとくか… という軽い映画を軽い気持ちで見に行くモードで試写に臨んだのですが 完全にヤラれてしまいました。 勉強不足でした。 「モテキ」のことも、実人生のことも… ゲラゲラ笑いながら同時にグサグサとセリフが刺さってました。 なにか、自分を客観的に見せられてるような、そんな錯覚にすらなる。 情報量がハンパないので、もう一度劇場で確かめたくなりました。 今年一番おもしろかったです。
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