劇場公開日 2011年9月23日

「出演者は派手だけれども、全体的にはあまりおもしろくなかった。きれいな女優さん見に行く映画かな?」モテキ Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5出演者は派手だけれども、全体的にはあまりおもしろくなかった。きれいな女優さん見に行く映画かな?

2013年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

原作者の久保ミツロウさんは女性で、「モテキ」はイブニングだけど、よく少年マガジンにマンガ書いている人。

今回の映画版は、書き下ろしの完全オリジナルストーリーらしいです。

久保さんって、週刊誌に載っていればとばさず読むけど、コミックスは読みたくない感じの人。

なぜかというと、普通はつまらないのだけれども、なぜか突然おもしろくなる時があるので、期待して読んでしまうから。

期待はずれの確率は、かなり高いです。

マンガではないけれど、今回の「モテキ」の映画版は、自分的には、ちょっと期待はずれという印象です。

よかったところは、最初のパワーアップした「女神輿」と、あとやっぱりきれいどころの女優さんがいっぱい出てくるところかな?

みんないきいきと楽しみながら演技している感じで、魅力が爆発しています。

特に今回は、長澤まさみさんが軸なのだけれど、本当に殺人級、通報級にかわいい。

ちょっとしか出なかったけど、仲里依紗さんも見たことないくらいにいい。こっちも殺人級、通報級にかわいい。

こっちを軸にした方がおもしろかったかも?

麻生久美子さんも、イタイ役柄をうまく、かわいく演じていた。

真木よう子さんはいつもどおり、きれいなのだけれど、ワイルドなキャラ。

よくなかったところは、それが「モテキ」なのかもしれないけど、キャラ的に小悪魔ビッチ的な人ばかりだったこと。

TVドラマ版で、満島ひかりさんがやっていた、中柴いつかちゃん(地味で、おくてなタイプ)のようなキャラが欲しかった。

TVドラマ版も基本的につまらなかったけど、いつかちゃんのところだけはおもしろかった。

前から思っていたのだけれど、小悪魔ビッチ的なキャラを軸にすえると、派手でなんでもありで、笑いはとれるのだろうけど、わけがわからなくなって、筋が通っていない感じになり、ストーリー的にはイマイチです。

この映画も、なんだかよくわからない、すっきりしない感じだった。

全体的には、あまりおもしろくないけど、きれいな女優さん見に行く映画かな?

Push6700