「一年前のTVドラマの1年後という設定」モテキ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
一年前のTVドラマの1年後という設定
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TVでは土居亜紀(野波麻帆)と付き合い始めたのに、人生で一番好きになった小宮山夏樹(松本莉緒)に惑わされていた幸世(森山)。結局は夏樹の姉と初体験して、そのままモテキを有効に使えなかった。一度に3人の女に振られてしまう結果・・・
TVでもモテキを表すために、中柴いつか(満島ひかり)とも関係しそうなほどモテていたわけだが、この映画でも子持ちホステス愛(仲里依紗)と一晩過ごす・・・酔っていたためセックスまでには至らず。
序盤はTVと同じような進行。カラオケのような映像やパフュームを登場させたミュージカル風シーンなど、同じことを繰り返すのかと思わせておいて、影の声が途中で無くなるほどシリアスに展開する。るみ子とセックスしてしまってから、みゆきに「るみ子とやった」と囁いたおかげで関係も悪化。こんなシリアスに描かれると童貞君の面白さが抜けてしまって、つまらなくなってしまう。みゆきにそんなバカな行動をするのも、第二童貞を抜け出した成長があったんだろうけど、人間関係においてはまだまだ。みゆきだって不倫してんじゃん!なんてのは子どもの言い訳だ。しかもるみ子を振ることも心理としてはわからない・・・まぁ、もっと暗くて、不細工だったらわかるけど(笑)
仲里依紗とのキスも無駄なエピソードのような気がする。麻生久美子が振られてから、リリー・フランキーとセックスするのも麻生のだらしなさを表現しているが、いつものようにヤリマンぶりを表してもよかったんじゃないか?
女の子の小悪魔ぶりが面白かったTVシリーズよりストーリーは面白くないが、キスシーンだけはエロさ満載。実際にあんなキスしてたら抑えきれなくなるだろうに・・・
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