「5月21日の金環日食が、少し違うものに見えそう。」宇宙兄弟 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
5月21日の金環日食が、少し違うものに見えそう。
クリックして本文を読む
「ムっちゃん、行かないの?!」
予告編で何度となく聞いたセリフ。
ヒビトの、脅迫めいた言葉でありながらも、愛や期待や希望や情熱がこもったセリフ。
岡田君の言い方が妙に気に入って、期待感いっぱいで見に行った。
原作漫画は、未読。
無職になり、ウジウジ悩むムッタ。
やり切れない感、弟と比べられる悔しさ。
でも、自分でも気づいていないけれど、ムッタは、他の人にはない優秀さや器の大きさなど、たくさん良きものを持っている。
小栗君は、本当にウマイね。
イヤミがなく、心やさしいお兄ちゃんを好演。
岡田君も、一途で、お兄ちゃん大好きヒビトを好演。
他にも、濱田岳、堤真一、麻生久美子、吹越満、森下愛子と、脇をしっかり固めてくれている。
アポもね。
それと、びっくりしたのが、アポロ11号で、月面を歩いたバズ・オルドリン。
まさかと思ったけれど、エンドロールで確認した。
ご本人の登場だった。
兄弟を小栗君と岡田君に決めたことで、この作品は成功といえるのではないか。
二人とも良かった。
ユーモアが随所に散りばめられていて、クスクス笑ったし、涙もポロポロポロリ。
ウジウジ悩んでばかりいないで、とりあえず一歩踏み出そうよ!
やるしかないじゃん!!
そんな元気をくれる作品だった。
そうそう、幼いムッタとヒビトも、めちゃ可愛い。
兄弟仲良く、弟思いの兄。
心やさしいお兄ちゃんは、ツライね。
原作漫画を読んでみようかと思った。
ISSとは、国際宇宙ステーションのこと。
コメントする