「小栗ムッタ意外に良かった!」宇宙兄弟 ミアさんの映画レビュー(感想・評価)
小栗ムッタ意外に良かった!
2時間の枠で、中身の濃い内容をどう料理するのか興味津々だったが、
明るく爽やかに、まとめられていた。
小栗旬はキャラクター的にはヒビトだし、本人もオファーがあるとすればヒビトと思っていたそうで
ムッタと聞いた時は驚いたが、予想外に良かった!
少年時代のムッタとヒビトはピッタリはまって好演だった。
南波兄弟の父母、森下愛子と益岡徹も漫画のイメージに近いキャスティング。
ヒビトの愛犬アポは、原作から抜け出たようにそっくりで、ブサ可愛い。
麻生久美子が知的に演じた「伊東せりか」は、日本女性初の宇宙飛行士
向井千秋さんがモデルと思われるが、大食いで天然な部分は割愛されていた。
楽しみにしていた、JAXAの宇宙飛行士選抜の閉鎖環境ボックスでの過酷な最終試験
受験者一人一人の宇宙への熱い思いが交錯して一番の見所になると思っていたが
個性豊かなメンバーを充分に描く時間と予算の余裕が無かったようで残念。
これだけは省いてほしくなかったのが、宇宙を単なるあこがれでなく現実として
2人を月へ導いた「宇宙兄弟」の育ての母シャロンおばちゃんの存在だが・・。
長編の原作の映画化は、難しいのだろう。
まだ読まれてなかったら、この映画をきっかけに原作をゼヒ読んで欲しい!
小山宙哉サンがこの漫画を描くきっかけになった、
向井千秋さんの旦那様向井万起男さんの本「君について行こう」も面白いヨ!
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