劇場公開日 2012年5月5日

「インナーミッション!1日1回奇声を発すること!」宇宙兄弟 奏枝さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0インナーミッション!1日1回奇声を発すること!

2022年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

公開当時、私は中学生でした。
一個上の姉が漫画にハマっていたので、私は漫画を読まずに先に映画を見てあとから漫画を一気に読みました。

当時、ガラケーのプランで月に1回だけ無料で音楽を購入できたんですよね。それでColdplayの主題歌ダウンロードして何回も何回も聴いてた思い出があります。

今日、実は私は誕生日で、仕事が終わって家に帰ったら姉が大量の餃子を作ってました。そんでケーキも買っててくれて、「平日だけど何か映画みる?」って事で私が選んだのがこれでした。

やっぱり日々人が月でムッちゃんのことを思い出すシーンは泣けてしまった…。
もちろんJAXA全面協力で撮影したんだろうと思うんですけど、普段どうしたって入れない施設の中を見れるのは楽しいですね。

ラストのシーンの年度、2020とかになってくると、う、ウワァァアってなりました。
って思って公開年度見たら2012…今この瞬間ここだけ時空が歪んでいる…!
10年前と変わらずColdplayはサイコーだな!そして私たちはサイコーの姉妹だぜ!!
ハッ、やばい…時間警察が…!!

ちなみに、漫画では試験のパートがもっと詳しく長く描かれていたはず…。私はグリーンカード=インナーミッションっていうのをすごい覚えてて、ムッちゃんにだけなんか変な指令が来たのがあったような…??

漫画に原作のある作品を映画化するのってめちゃめちゃハードルが高くて、リメイクとかもそうなんですけど、もう既にファンが居るのになんでまた別の形の作品作る必要が?って、昔思ったこともあったんですけど、やっぱり漫画には漫画の、映画には映画の魅力がありますよね。

最後のシーン、実際の映像を使って表現できるのは映画ならではだし、BGMと合わせてなんだかすごく感動した。

10年前の映画なんか…そうかそうか…。
私も大人になったんだな…。

奏枝