「自身を責め続けたサラ」サラの鍵 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
自身を責め続けたサラ
ヴェルディヴ事件について調査を始めたジャーナリストのジュリア( クリスティン・スコット・トーマス )が、少女サラ( メリュシーヌ・マイヤンス )とその家族の存在を知り、消息を辿るが…。
パリでもこのように残酷な事が行われていたとは。
サラが思わず悲鳴を上げるシーンが痛ましい。
弟を助ける為に必死で生き延びたサラでしたが、自分だけが幸せな人生を送っている事に耐えられなかったのかも知れません。
-事実を知るには代償が要る
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (字幕版)
こころさんへ
「戦場のピアニスト」も私にとってはポランスキー監督の心に残る感動作の一つですね。
さて、「ソフィーの選択」(両作品共に上映時間がきっちり2時間30分という偶然の一致には😲)は1983年のキネマ旬報第1位の名作ですが(「戦場の…」も2003年第1位)、メリル・ストリープの名演技が光る究極の“選択”映画でした。
正直なところ、観ていて辛いばかりの物語ですが、戦争が人の心にもたらす決定的な傷を描いたという意味では、謎解き的展開要素も含め、強いられたものと自らのものの2つの選択は、「サラの鍵」に通ずるものを感じます。
いけません、こんなことを書いているとまた涙が😂
機会がございましたら是非御覧下さい😊
こころさんへ
共感とコメント、ありがとうございました。
「ニュー、シネマ・パラダイス」等々、
思い出すだけで涙が溢れてくる作品が私には幾つかありますが、この作品もその一つになりました。
是非、原作も読もうと思っています。
尚、レビューで記載した「ソフィーの選択」も大好きな作品だったので原作本を手にしましたが、映画の方が圧倒的に良かった印象です。
また、他の作品でお会いいたしましょう。