「反戦映画ではない。反体制映画と言うべきだ。」サラの鍵 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
反戦映画ではない。反体制映画と言うべきだ。
クリックして本文を読む
カソリック故に、フランス人の多くはユダヤ人を差別していた。映画の中で、フランス人は『知らなかった』と話を進めるが、知らないわけがない。ペタン元帥のヴィシー政権。
兎に角、話が長すぎる。主人公とサラの関係も何もなし。何をこだわっているのだろう。
原作だけが面白い。このくらい複雑になれば、文書での説明がないと、理解しがたい。一人アメリカに何故渡り、アメリカで一人なぜ死んでしまったか?原作を読めば分かるが、映画では、説明していない。ネタバレだ。
『ヴィル』と言う映画を見て、この映画を再評価したい。原作とは違うが、反ユダヤ主義を正直に告発していると再認識した。但し、今回は鑑賞していない。2024年7月5日
コメントする