劇場公開日 2011年12月17日

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サラの鍵のレビュー・感想・評価

全30件中、1~20件目を表示

3.5サラが鍵をかけたものは

2024年2月21日
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鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

4.5ナチス·ドイツ占領下のフランス 1942年7月16,17日に行われ...

2023年7月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ナチス·ドイツ占領下のフランス
1942年7月16,17日に行われた
フランス警察によるユダヤ人一斉検挙
ヴェロドローム·ディヴェール(ヴェルディヴ)事件

10歳の少女サラ・スタルジンスキは
弟のミシェルを納戸に隠し鍵をかけた🗝

2009年
パリでフランシスの夫と娘と暮らす
アメリカ人ジャーナリスト ジュリアは
ヴェルディヴの記事を書くになる
取材してるうち
義親から譲り受けた家は
かつてサラが住んでいたことを知る

1942年と2009年
サラの足跡を辿り
サラの家族、ジュリアの家族
過去と現在を交互に描かれながら
交差する家族との関わりをひもとく

.
「現代の視線では、今を生きている私たちがホロコーストについて考え、そして昔を知ることが重要です。過去の視線では、急いで生きている現代人に対して、過去のことは将来に何らかの影響を与えるのだ、どんな些細なことでも未来の世界に通じている。 ───ジル·パケ=ブランネール監督」

「真実が知りたかった」
「真実を知るには代償が伴う」
「他人の人生に干渉し、過去を掘り返し、批判する。私は何様?何て自分は傲慢なのか…」
ジャーナリストのジュリアの言葉
知らなくてもいい事もあるけど
知って救われた人々がいる
過酷で辛く悲しいお話だけど
人の優しさと温もりも感じられる作品

1942年7月におきたこの事実
81年後に初めて知りました
理解には程遠いけど
でもまずは事実を知ること

1995年フランス政府(シラク大統領)は
事件への責任を認めた

2007年に発表された
タチアナ·ド·ロネの同名小説を映画化

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lily

5.0ジュリアの娘のサラが生きる時代は平和であって欲しいと願わずには…

2023年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

少し前、ナチス関連の映画を紹介する本で、
この作品のことを知ったが、
キネマ旬報で第38位との評価には
納得出来ない素晴らしい感動作だった。

中盤まで、なかなかそれぞれの登場人物の
関係が分からず、理解に苦労したが、
徐々に「ソフィーの選択」に似た匂いが
感じられてきて、
弟を死に至らせた十字架を背負い続けた
女性と、
彼女に関わりのあった沢山の人々の人生模様
が見えてきた。

中盤以降は、彼女の周辺に登場してくる
心優しい人々に護られながらも、
トラウマに支配され続けたサラの人生を
推理劇のように徐々に解き明かす演出に
引き込まれると共に、
その影響を受けたジュリアが、
夫に反対されながらも出産を決意する心の
変遷にも感動を覚えた。

そして、出産後のジュリアが
「娘の名前はサラ」と、
サラの息子に告げた場面では
涙をこらえられなかっただけにとどまらず、
このシーンを思い出して
こうして投稿文を書いているだけでも
更なる涙が溢れてきた。

窓の外を見つめる娘の
後ろ姿のラストシーンに、
ジュリアの娘のサラが生きる時代は
平和であって欲しいと
願わずにはいられなかった。

 4/19・24と2度の再鑑賞。
それまで、同じ作品を二日連続で
劇場鑑賞したことはあったが、
ビデオレンタル期間内とはいえ、
1週間で同じ作品を3度観たのは初めて。
そして、その度に号泣してしまった。
ジュリアの出産への思索の変遷には
やや不充分さを感じるものの、
“全ての希望は真実の上にあるべき”との
テーマ性が私の心をわしづかみする
見事な演出には、
評価を満点するしかないと
🌟5つに変更させて頂きました。

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KENZO一級建築士事務所

4.0心は張り裂けた

2023年2月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

とにかく悲しい。戦争のために家族を失い、孤独なまま大人になったサラ。心がずっと穴の空いた状態で、優しさや穏やかさを感じても、彼女の中に留まらず、みんな落ちていってしまう、のかもしれない。自分がもし彼女と同じ立場になったら、果たして正気でいられるだろうか。人の一生に起こる、いくつもの「If」。いつどこで、どのような形で現れるのか、誰にもわからない…。

BS松竹東急の放送を鑑賞。

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ぷにゃぷにゃ

4.0原題は、フランス語で、「彼女の名前はサラ」なのですが・・・。 ラス...

2023年1月11日
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原題は、フランス語で、「彼女の名前はサラ」なのですが・・・。
ラストの会話。
What her name?
Sarah・・・。
で、涙腺崩壊。

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J417

5.0切ないですね。

2022年12月27日
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泣ける

悲しい

戦争はやっぱりダメです。

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jiemom

4.5自身を責め続けたサラ

2022年12月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

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こころ

4.0永久保存版🙆‍♂️

2022年10月27日
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重厚な映画でしっかり作り込まれている。フランスでもユダヤ人の迫害が行われていたのはあまり知られていない。ヒトラー率いるナチスドイツが、フランスを完全征服していた当時の貴重な話。サラというユダヤ人女性の壮絶な生き様に圧倒された。

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@Jankichi@

4.5かなり前に

2022年10月24日
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見たけれど衝撃的な作品。久しぶりに再度みた。弟を納戸に入れたまま、ドイツ人に捕まり収容所へ。弟を助けるため必死に脱送し。。。現代のジャーナリストが絡み進んでいく映画は見応え充分だけど、とても重い感情に揺さぶられる。

ラストは感情移入で思わず涙、ホロコーストにより何世代の家族が苦しんでる現実に、目を背けてはならない。歴史が繰り返えさぬ様、努めるのが今生きてる私達の勤めか。

Amazonで百円、重いテーマだけど。

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ken

4.5反戦映画ではない。反体制映画と言うべきだ。

2022年8月7日
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マサシ

4.0過去と現代が交互に描かれる。

2022年7月2日
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kossy

5.0観るのに覚悟が必要な、そして一度観たら忘れられない作品

2021年2月22日
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ぽんぱる

4.0フランスにも

2020年4月16日
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こんな黒歴史があったんですね サラがああしていなければ、何としても生きて弟を助けに行こうとは思わなかった訳だし いずれにせよ 収容所で家族もろとも死んでいた筈だったんですね 何ともちょっとしたことでガラリと変わってしまう数奇な運命を感じた 人は傷ついても真実を知りたがる そして必ず助けてくれる人がいる でも一番はあの犬かな

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ゆう

5.0ナチ政権下のフランスの失政を描いてます。

2019年12月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

フランスの失政を認めたのはわりと最近のこと。
現代に生きる女性ジャーナリストの目を通して、
真実の尊さを訴えかけてきます。
二度と起こしたくない迫害の歴史ですが、
まだ世界中、至る所で起きているかと思うと暗くなります。

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Bird

4.5【ヴェルディヴ事件を経験したユダヤ人少女サラの悲痛な慟哭は、時を超え、新たな命を産み出した。感涙作。】

2019年5月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

 物語は、1942年のフランスで起きたフランス警察によるユダヤ人一斉検挙、世にいう”ヴェルディヴ事件”とその際に起きた幼きユダヤ人姉弟サラ(メリジェーヌ・マヤンヌ:幼き名優)とミシェルの悲劇。
 そして、その60数年後、アメリカ人ジャーナリスト、ジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)とフランス人の夫ベルトラン(フレデリック・ピエロ)と一人娘ゾーイが夫の祖母マメから譲り受けたパリのマリ地区のアパートを観に行くという一見、全く繋がりのないシーンから始まる。

 1942年、サラはフランス警察から両親と共に連行される。怖がる弟のミシェルを秘密の納戸に隠し、”鍵”を掛けて・・。彼らが連れていかれたのは、屋内競輪場”ヴェルディヴ”。

 余りの環境の酷さに収容されたユダヤ人たちは疲弊し、一人の夫人が上段客席から飛び降りたほどである。

 (ここで起きた悲劇に対して、故、シラク大統領が演説でホロコーストにおけるフランス国家の責任を承認し、フランス人には”時効のない負債がある”事を語った事は記憶にある。)

 但し、今作ではフランス人もユダヤ人への弾圧を見て見ぬふりをする人ばかりではなく、収容所から逃げるサラたちさり気無く手助けする警吏や、不愛想だが匿うお爺さん(ニエル・アレストリュプ)も描かれている・・。

 2009年、ジュリアは担当雑誌の特集で”ヴェルディヴ事件”を担当することになり、当時の状況を調べ始めるうちに、”夫の祖母マメから譲り受けたパリのマリ地区のアパート”について、疑問を持ち始める。

 今作は、ここから一気に60年の時空を超えて動き出す。

 [過去パート]
 ・ユダヤ人姉弟サラとミシェルの辿った悲劇。取り分け、過酷な状況の中、弟の身を案じ納戸の”鍵”を肌身離さず持つサラの健気な姿が観ていて辛い。そして、あの悲痛なシーン・・。

 [現代パート]
 ・ジュリアがホロコースト記念館を訪れ、核心に迫っていくシーンやそれを快く思わない夫及び親族との溝が広がっていく。ベルトランはジュリアの体内に宿った命にも拒絶感を示す。(心中で、ベルトランに激しく毒づいた覚えがある・・。)
 ・サラの親族もジュリアに対しての対応は冷たく、真実を曝す事を良しとしない。

<事実を”知ってしまった”ジュリアが、その事実から目を背ける事無く覚悟を持って、新しい土地で新しい命を生むことを選択する姿に深い感動を覚えた作品。その新しい命に付けられた名前にも涙した。>

<2012年6月30日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

4.5女性ジャーナリストが、サラという女性の人生を追う物語。 ホロコース...

2019年3月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

女性ジャーナリストが、サラという女性の人生を追う物語。

ホロコーストから逃れたサラの過酷な人生は、救いのないものであった。

でもラストは、ほんの少し救いだったのかな?

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カネナカ

4.0良質な反戦映画

2018年9月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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DOGLOVER AKIKO

4.0ホロコーストを背負った少女の悲しい歴史が、世界の何処か泣き叫ぶ

2017年9月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

ドイツ軍がパリに無血入城して2年。
1942年頃のフランス官憲を利用した過酷なユダヤ狩りの恐怖を、強い意志を持ったカメラが、怯える群衆の俯瞰図を通して虐待の悲惨を浮き彫りにして行く。
一家が自宅から連行される時に弟を置き去りにした自責の念にかられる少女サラが、収容所から逃げるシーンのなんと美しいことか。
ホロコーストを背負った少女の悲しい歴史が、世界の何処かで静かに泣き叫びながら過ぎて行くのを感じる。
ストーリー展開に、女性ジャーナリストの私生活を絡ませたのが映画の巾を広げ、登場人物に深く思いを馳せる結果となった。

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ezu

3.0ユダヤ人題材

2017年7月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

歴史に疎い自分が見ても、分かりやすく仕上がっていました。
ハラハラ系が好きな自分としては、盛り上がりが薄く感じました。

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MIZ

4.5とても

2015年7月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

見応えのある作品だった。この歴史的事件をもっともっと詳しく知っていれば、またさらに違った見方ができたかもしれない。
見せ方も素晴らしく、ラストシーンが最高。自然と涙が溢れた。
観て良かったと思える作品!

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Riko