47RONINのレビュー・感想・評価
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あぁ、もののけ!!
前評判を見ていたので、ある意味で覚悟して見れた。
そうそう、きれいな日本の描写を期待しちゃダメね。
天狗の衣装なんか、これ、タイの修行僧だし(笑)
もー、柴崎コウとかの衣装なんてコスプレじゃん!!
そうですね、言えば
もののけ姫 の ファンタジー世界観
+タイタンの戦い の ど派手アクション
+ロードオブザリング の 壮大スケール感
の美味しいところ撮りです。
けど、前のレビューにあった通り
ハリウッドでこれだけ日本人が出ているのも珍しい。
日本の描き方は置いといて、そこは評価できると思う。
真田広之はカッコいいし、菊池凛子も良くなってきた。
田中泯もよかった。
しかし・・・時間が経つとまったく心に残らない。
あぁ、その場だけのエンターテイメント映画だなと、
映画館ほどはないかな。
見せ場満載! 超デラックス版『忠臣蔵』 【追記】
『忠臣蔵』が題材のハリウッド製ファンタジーアクション
だなんてねえ、そりゃもうネタ映画だろうと思われても
しょうがないですよねえ。予告編からしても怪しげな日本描写
バリバリだったしねえ。
こっちも期待3割不安7割くらいで観た訳です。
そしたら! これが! 予想以上に楽しい!
詰め込みすぎな感はあるけれど、ド派手なシーンがてんこ盛り。
個人的には今年観た大作アクション映画のなかでも特に満足度が
高かった部類に入る出来でした。
* * *
『忠臣蔵』のファンタジックすぎるアレンジ!
出島や雪原での対決! 天狗の試練!
そして終盤、討ち入りシーンの壮絶な大乱闘!
序盤とクライマックスなんて『モン○ターハンター』実写版
(太刀オンリー)みたいな巨大獣とのバトルに燃える燃える!
相変わらず世界観は日本じゃなくてアジアの色んな所を
ゴタ混ぜにしたようなストレンジワールドで、
ツッコミ所を指摘したらそれこそキリがないのだが、
ま、中途半端に近付けるくらいならこれくらいブッ飛んでた方が
あきらめもつくというか(爆)、完全にファンタジーものとして
観られるので良いんじゃなかろーかと思う。
実際、風景にスケール感は出ていたし、過剰なまでに
きらびやかな鎧や衣裳の数々も観ていて楽しかった。
* * *
もちろん本筋は赤穂浪士47人による仇討ちだが、
主人公として活躍するのはキアヌ・リーヴス演じるカイ。
主君そして姫君に心の底から忠誠を誓っていて、おまけに
メチャクチャ腕も立つのに、“鬼の子”という卑しい身分である為に
むごい仕打ちばかり受ける。怒りを抑え、主君とミカ姫の為に
死力を尽くす彼が“武士”として認められていくまでの流れが良い。
「武士の刀は二差しだ」
ある人物のそのセリフにはグッときた……あいつ、
ヤな野郎だったくせにオイシイとこ持ってくなぁ(笑)。
真田広之はさすが! 重厚な演技はもちろんのこと、
殺陣(たて)を初めとしたアクションは相も変わらず見事!
存在感もアクションセンスもある役者さんてホントに貴重。
討ち入り前の彼の演説には目頭が熱くなった。
忠義・恩義の為に己の命を賭ける――『忠臣蔵』がこれまで
語り継がれてきたのは、この熱さがあってこそだと思う。
柴咲コウもばっちりヒロインしてました。大きな目が可憐さと
芯の強さを感じさせる。キアヌとの身分違いの恋の結末も
泣かせます。海外でも人気出たりしてね。
* * *
けれどね、主に中盤の展開やサブキャラに関する描写が
駆け足すぎるのが残念。
○○が1年間幽閉されるシーンもあっという間だし、
もう少し四十七士のキャラ描写を盛り込んで欲しかったし、
(もちろん47人全員を描くなんてのはムリだが)
中盤のアクションシーンのいくつかについても、
どれもケレン味のある画作りですごく良いのに、短い。もっと観たい。
そうそう、浅野忠信演じる吉良の存在感も弱いなあ。
菊地凛子演じる妖女やシルバーサムライ様がインパクト強すぎて
ボスが小物になった感アリ。もっとこう、妖女も惚れる悪辣さとか
狡猾さを発揮するような見せ場があれば良かったのに。
そのせいで、クライマックスも大石vs吉良シーンより
カイvs妖女が完全に前面に出ちゃってる。
あと、カイと四十七士の関係については、四十七士があまり
よく描かれていない箇所もあったりするので、『忠臣蔵』に
思い入れが深い方々はこの辺りを不満に思うかもね。
* * *
や、申し訳ない、小言の多いのが自分の悪いクセです。
それら不満を含めても、大満足の4.0判定!
ツッコミ所は多いけど、楽しく熱いアクション映画。
個人的には同じく日本が舞台だった『ウルヴァリン SAMURAI』
よりアクションもストーリーもグッと見応えがありました。
最後に不満ではなく心配事をひとつ。
本作の製作費は1億7000万ドルとかなり高額。しかも監督は
劇場映画は初なので名も売れてないし、『ウルヴァリン』
のような人気シリーズでもないし、アメリカで
ネームバリューのあるスターはキアヌくらいのものだし……
エンタメとしては製作費を回収できるくらいに面白いと
思うのだが、マーケティング面ではかなり不利な映画な
気がするので、全米で大コケしないかが心配。
『パシフィック・リム』『ウルヴァリン SAMURAI』と
日本関連の映画がヒットしている今の流れで
ヒットしてくれたら嬉しいんだけどなあ。
がんばれ、宣伝部!(なにこの締め方)
〈2013.12.07鑑賞〉
.
.
追記:
2013/12/27-29時点での全米BoxOfficeランキングで……
『47RONIN』、初登場9位……
この時点での全米興行収入の累計は……約2000万ドル……
これはもう……「ちょっと膝擦りむいちゃった」くらいのコケ方
じゃないっすね。近年稀に見る大黒星じゃないかしら……
そんなに悪い映画じゃないと思うんだけどなあ、無念……。
期待を超えるファンタジー感動作‼︎
本作は、新鋭カール・リンシュ監督、キアヌ・リーブス主演で日本人キャストが多数参加したハリウッド映画超大作!
昨年同時期公開予定だったが何度か延期し、やっと公開となった。
物語は日本が誇る忠臣蔵がベースだがそれをアクションファンタジーとして脚色し創り上げた全く新しい映画だ!
製作発表時は、第二のラストサムライになるなどと大きな期待をされていた本作。
だが、今年6月に予告編が公開となり、日本が舞台なのに中国みたいとか、怪物がたくさんでて忠臣蔵じゃないなどとネットでも結構批判された。
自分は、こういうファンタジーアドベンチャー作品が大好きなのでロード・オブ・ザ・リングやパイレーツ・オブ・カリビアンの東洋版として見ればかなり楽しめる作品だと思い期待していた。
正直、それから公開するまでの間は、マンオブスティールなどアメコミ映画にはまっていたのでどうでもよかったが
今回期待を抱き、見てみたら、かなり良かった。
しかも、全然トンデモ映画じゃない。
確かに衣装や世界観が日本ぽくないのは多々あるが
ちゃんと忠臣蔵だ。
(実は忠臣蔵をあまり知らないのでこんなこと言える立場じゃないが・・・)
しかも、意外と感動できる。
グラディエーター、トロイ、300、インモータルズなどよりもロード・オブ・ザ・リング、ホビット、パイレーツ・オブ・カリビアン、タイタンの戦い、ハムナプトラなどの方がすきな自分にとっては
ラストサムライよりも全然いい
モンスター大好きだから始めはそっち目当てで見ようとしてたがもちろんモンスターたちもカッコイイが物語がいい
天狗が一番カッコよかったな〜
監督がいろいろ設定を変えても、忠臣蔵の心は変えなかったと言っていた
全くその通りだった
贅沢を言うなら、上映時間がもっと長い方が良かった。
とても、楽しめる映画で本当によかった。
ただ、心配なのは
アメリカで恐らく大コケするだろうということ。
製作費に1億7000万ドルもかけており、大ヒットが約束された超大作でない限りかなり危険だ。
アメリカ公開時にはホビット 竜に奪われた王国の影に隠れてしまうだろう。
がんばってほしい。
日本は愛されている
予告編を観て、きっとオモシロ日本になっているだろうとタカをくくっていました。
結果、とても面白かったです。
和風ファンタジーですが、確に忠臣蔵でした。
忠臣蔵の大筋のストーリーのポイントはきちんと踏まえていたし、所作もほぼ違和感なく観れました。
なによりも、日本文化への敬意が随所に感じられました。
細かいことに目くじら立てず、敬意をありがたく受け取ればいいんじゃないでしょうか。
こんな大作を作ってくれて、ありがとうって。
逆に日本人に馴染みの深い忠臣蔵をこんな解釈できたか、って文化の違いを楽しんで観てもいいかも。
ストーリーは四十七士のそれぞれのエピソードをなくし、単純でわかり易くなっている分、多少重々しさに欠けたのが残念でした。
それでも、充分見ごたえがありました。
海外から見れば、日本人自身が思っている以上に不思議な国なのかもしれません。
浅野内匠頭の風貌がどう見ても吉良・・笑
あくまでも大枠のアウトラインが忠臣蔵って程度でネジ緩めて観て下さい。
舞台設定は日本でもロード・オブ・ザ・リングやレッドクリフ&少林寺的な情景が日本とはほど遠く女性キャストの衣装や架空の怪物含めておとぎの国です。
が・・・ハリウッド作品でこれだけ日本人俳優が軸を占めるのは初めてじゃない!?って感じで誇らしくもあるので、日本人出演者の全編英語の字幕版より吹き替え版の方が、逆に違和感なく楽しめるかも知れません。
しかしやっぱり・・・幼き頃から何度も見て脳裏にある吉良のイメージってのがるのですが、この作品の浅野内匠頭の風貌がどう見ても吉良・・・
その吉良を演じる田中泯さんは、日本のドラマ映画に出まくってる遠藤憲一さん的に、ここ数年日本海外問わず出てるので、この人いったい・・・何者?オーラーが半端ない〜笑
エンタメとしては楽しめますし真田&菊池が活き活きジャパニーズハリウッドスターオーラを出しまくって、主演の大スターキアヌは完全に脇役でした^^;
単純に作品見た感想なら☆4ですが、最後の騙し討ちのような討ち入りシーンが残念、、、やっぱり内蔵助筆頭に一糸乱れず厳粛に行進するシーンがないのはひじょうに残念だったので☆3
笑うしかない
なんだこれ??
面白いと思ったのは戦うクライマックスだけ、なにかやらかしてると思ったんだよな!!
確かにCGとかはすごいけどそれだけじゃあ、、、
いや、これが日本のイメージなのかって思っちゃう!
眠かった!
早く家に帰って借りたdvdがみたいってみながらずっと思ってた。
映画好き日本人なら、日本が舞台のハリウッド大作は観るべき
中国が日本を抜き世界2位の映画市場へと成長してしまった為に、中国専用のエンディングを用意したり、中国に気を使い煽てる様な内容の映画が増えつつある中、こういった作品は大切にしたい。
作ってみたけど日本の興業振るわないと今後さらに中国にシフトされる恐れがあるからだ
アジアの大国にばかり注目され、こんな魅力の詰まった美しい島国を後回しにされるのは悲しい限りである
日本を舞台に大金を使い、日本俳優まで起用し作ってくれたハリウッド大作は観なきゃいけない。映画好きな日本人なら尚のこと 少々日本とかけ離れた内容や風景、衣装も登場するが、そこはファンタジーものとして楽しめばいいだけのこと、史実に忠実な伝記映画ではない。
もっと宣伝もがんばって欲しいが、日本を愛する映画ファンで支えていかないといけない
スタイリッシュなアクションが良かった。
最初から良い感じ。
最初のほうの獣とのアクションが楽しめました。
鎧怪物と太ちょっと怪物のキャラが良い。
武士と女の恋も良いが、最後が悲しい。
あの天狗が出てきた・・・!
あの剣がかっこいい。
真田さんとキアヌの剣さばきが最高にかっこ良い。
四十七士の事実をもとにした、ファンタジーアクション大作でした。
ハリウッド版『里見八犬伝』
去年か一昨年かその辺りからですかね、何やら「キアヌ・リーブス主演の忠臣蔵をハリウッドが撮る」みたいな噂というか情報が流れたのって。
最初は「何かの冗談だろ?」「仮にそんな企画があったとしても立ち消えになるんじゃね?」ぐらいに思ってたら、いや~ガチでやっちゃいましたねぇ。
予告編が満を持して解禁された時なんかもネット界隈じゃ軽く事件でしたよね。「え?これは一体何の悪ふざけだ?」と思うぐらいに、もう、なんというか、びっくりでしょ?
まず忠臣蔵じゃないし、その地が日本なのかどうかも不明瞭なファンタジー世界だし、妖怪みたいな菊地凛子は出てるし、地下闘技場とか骸骨野郎がわんさか出てくるしで、地雷要素しか見当たらなくて。
ああ、この物件は近寄らない方がいいよね、的な。
で、まあ観ちゃったんですが。
これはこれは、いやいや。
深作欣二の1983年『里見八犬伝』の21世紀バージョンアップ版だなと。
なんというか、忠臣蔵の枠を借りた純然たる冒険活劇という印象です。
確かに。確かにデタラメな日本描写です。もう笑っちゃうぐらいに。つか日本じゃないです。劇中で日本て言ってるけど日本的なものです。
ただね、もうそれはきっと製作者というか監督も日本人キャストも重々承知していて、もうデタラメって分かって開き直って作ってる感じなんですよね。
大和魂、赤穂浪士イズムを帯びた大型エンターテインメントなんだよ、という。
何だかんだで楽しめちゃったというね。普通に面白かったです。
面白かったけれど・・・
予告編を観た時は和製ロード・オブ・ザリングリングを思わせ興奮したのですが、47士をベースにした 日本を舞台にした時代劇でした。
悲しいかな・・・何故か外国が日本映画を作るとなるとどうしても絵が中国になってしまいます。
衣装から風景から中国です。
日本なのに英語を話しているのも、違和感がありました。(外国作
品なので仕方がないのかもしれませんが・・・)
登場人物ももう少し描いて欲しかったです
様々な人間模様が描かれているのですが、どれも中途半端で
今一つ感情移入ができませんでした。
でも それを丁寧に描いたらとても2時間では収まらなかったでしょうが・・・
柴咲コウも ワイヤーアクションやらで、菊池凜子と一戦交えてくれたら良かったな・・・
キアヌ・リーブスや真田さんのアクションは全開でカッコよかった!!
面白かったですが 少し不満も残る作品です。
赤穂浪士を下敷きにしたハリウッド映画
日本人俳優が多数出てる。日本では作れないハリウッド映画だと思います。そこそこスピード感もあり、ニュージーランドとかで撮影したような景色で日本人としては違和感もあるかもしれませんが楽しめました。特に女性の衣装が綺麗なのと、柴崎コウの存在感と菊池凜子の表情は恐ろしいくらいでした。
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