しあわせのパンのレビュー・感想・評価
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400円ですら勿体ないと感じた
ほのぼのとした映画
この映画で一番気に入っているのは、パン屋さんになりたいと思えてくるくらい、パン作りが実に楽しそうに見えてくること。3つのエピソードはそれ程でもないが、北海道の風景と二人の演技だけで充分観る価値あり。
五感で愉しむ映画。
マーニ。
オススメをされていた作品をゆっくり鑑賞。北海道にある小さな喫茶店。夫婦である水縞くんとりえさんの大切な居場所。
季節を通し、お客様との関わり合いと大切なことをじんわりと教えてくれる物語。
りえさんの着ている服やお店の雰囲気が素敵すぎる。空気感がとても柔らかくて暖かい。「分け合う」ことの大切さ。
月がみている
「カンパーニュが焼けました。」
カフェ“マーニー”の水縞君の清々しい声が響きます。
カンパーニュ。フランスパンの一種で
語源にもなっているカンパニオは「仲間」という意味だそう。
何気に観た作品でしたが予想以上に総てが心地良く楽しめました。観終わった後はそのタイトル通り、人の情に癒されてこんなにも幸せな気持ちになれた作品も久しぶりだったなと( *´꒳`* )
北海道 月浦の四季折々の美しさと夫婦の元を訪れる人々が織りなす幾つかのエピソードはどれもごく自然に受け入れられるものでした。
香ばしい匂いが今にも漂ってきそうな美味しそうなパンの数々。丁寧にミルで挽く珈琲の一杯一杯はきっと飲む人のことを考えて。そして迎える笑顔がそこにあれば、人は固くなったり擦り切れた心が癒されていくものなんですね。
出来たてパンを半分にちぎって旦那さんが奥さんに差し出し、2人で「美味しいね、美味しいね」と言って食べる。
正に、幸せは分かち合うことで本物になると思えたシーンです。
原田知世さんと大泉洋さんの夫婦は独特ですが、お似合いでした。知世さんの透明感溢れる姿も声もどんな場面でも良かったのですが、とりわけ冬場の一面の雪景色の中でのシーンは格別でした。
また、大泉さんの奥さんの気持ちを長い事待ってあげていた控えめだけれど一途な愛情ある姿に心底いいなって(笑)
エンディング曲の忌野清志郎さん&矢野顕子さんの「ひとつだけ」こちらもお気に入りになりました♬
DVD欲しい!
水縞くんとりえさんの関係がとても素敵。
りえさんを見守る、水縞くんのいとおしいまなざし。いいなー。
誉められると謙遜してしまいがちのところを、水縞くんは素直に「いいです」と言うところも好きです。
パンを食べる時に、半分にして二人で分け合うんですが、私もパートナーとそんな関係になりたいな…と思いました。
町の人たち、お客様たちも個性的で面白いのですが、アコーディオンのおじさまが私は好きです(^ω^)
みくちゃん親子の深刻な雰囲気の際に、何をトランクから出すのかと思ったら、えー!アコーディオン!?しかも演奏するんかーい!?と、思わず突っ込んでしまいましたが(笑)
マーニの様な素敵カフェを見つけたいなー。
ほのぼの
しあわせの群像劇
群像劇が好きだ、やっぱり。
なんとなくの台詞がすごく良い。じっくりゆっくり何度でも観たくなる作品。北海道の豊かな自然、太陽の眩しさや月の優しさ、しんしんと人々の心にしあわせが降り積もる。そんなやさしいシーンが満載。
オムニバス形式なのもおもしろい。原田知世の透き通る感じが儚さと共に美しさも醸し出す。
大泉洋との二人の空気感がまた良い。恋人にドタキャンされ、沖縄のはずが北海道に来た女のせつなさ満杯な感じが好き。誕生日に特別なパンを四人で囲み、分けてあげている姿をじっと見つめるシーンがとても良い。感極まり涙をこらえながら言う「ありがとう、ございました」もこの映画中、最高のシーン。
ありがと。一緒に泣きたかった。明日もパンを食べたい。好きな台詞。
浮遊感
のんびり癒し系
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
忙しい生活に疲れて、美しい北の田舎の湖のほとりで美味しい食事とのんびりとした時間に包まれる。景色と食べ物や雑貨の見せ方はかなり綺麗だが、そこに現実に住む人々の自然な撮り方ではなくて、むしろ雑誌や広告の撮影の様な、作られたわざとらしい綺麗さを感じてしまう。穏やかな癒しを感じる雰囲気だが、生活感がなくて不自然さがあって、まるで絵本の中に迷い込んだかのよう。
そんな綺麗な世界に綺麗な物語を展開する。だから現実感がなくてあまり入り込めなかった。わざわざ冬の夜に人前で外に出かけるなんていえば、止められるのは当然でしょう。本気でそうしたいならばこっそりと出かけますよ。科白もすごくゆっくり喋るし時間の使い方ものんびりしていて、それが退屈にも感じられた。悪く言えば浮世を忘れる現実逃避的な作品。
う〜ん。。
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