猿の惑星:創世記(ジェネシス)のレビュー・感想・評価
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目は口ほどにものを言う
ラストの意味が分かると怖い。
猿の目に宿る知的な光、まあCGなんでしょうけど、かなりインパクトありますね。
あと主人公(主人公はシーザーか)のジェームズフランコの父親役のジョンリスゴーがいいんですよ、彼はどちらかと言うと癇癪持ちとか、冷徹だったりする役が多いイメージですが、今回は本当に弱々しくて途方にくれた認知症のおじいさんを演じてます。
トム・フェルトンも画面に出てきた瞬間からわかるヒールでwいじめっ子演じたらもう彼に勝る人はいないでしょう。。w
しかし猿達が言葉を話さないまでもドンドン知恵をつけていったりする、その芝居・・というか行動が怖い。
無言なんだけど、目つきが変わったり、そういう表現をしているんだけど、恐ろしいなぁ。。。
人と人との争いって、勘違いとかがきっかけになっていたりすると思うんですけど、猿と人でもやはり、ちょっとした誤解とかが決定的な決裂の原因になったりするわけで、しかも言葉が一方的にしかないぶん、不利かもしれないですね。
猿の惑星シリーズの創世記っていうことで、最初見終わったときは、え?っていう感じで、これがどうしたら、”猿の惑星"に繋がるのかなぁ。。って思いながら、帰ってきたんですけど。
オリジナルの映画のことを思い出したとき、あぁ!と、合点がいきました。そしてさらに空恐ろしくなりました(笑)
欧米では、猿から人への進化論すらタブーとする教えがあるという(キリスト教の教義的に)であれば、この映画なんて相当駄目でしょうねwある意味、人間超えちゃうわけですからw
でもそういう生き物の知能を操作したりするような薬を開発してしまう人間って言うのが一番恐ろしい生き物なのかもしれない。。。。実際にアルツハイマーが治癒するなら、そういう開発もされていくんだろうなぁと、そこには妙なリアリティを感じつつ。。。実際にこんな世界にならないことを祈ります。
後半が…
猿の惑星ではない
くるものこばまず…
単純ながら面白かった。
満足はしたが…
実に楽しめた。
ストーリーは特別斬新という訳ではないが、主人公とシーザーの葛藤、シーザーの決起、科学への警鐘など、106分、コンパクトにまとめられていた。
多少説明不足な所もあるが、ダラダラただ長いよりかはテンポ良くてイイ。
「猿の惑星」と言えば、特殊メイクが話題。
が、今回は特殊メイクでは無く、エモーション・キャプチャー。
これが実に素晴らしい効果を表している。
シーザーの喜怒哀楽を事細かにリアルに表現し、感情移入し、終始見入ってしまった。
特殊メイクも勿論素晴らしいが、エモーション・キャプチャーでなければここまで表現出来なかっただろう。後半のアクション・シーンも含め。
もはや表現や体現ではなく、名演技を披露したアンディ・サーキスの功績は忘れてはならない。
シーザー=アンディ・サーキスがあまりに素晴らしかったからか、人間の登場人物は地味過ぎた。
ジェームズ・フランコやジョン・リスゴーはイイとして、フリーダ・ピントは必要あったの?
ま、美人だったからイイけど。
満足した作品だったが、これでオリジナルに繋がるというのには疑問。
今回は猿たちが知性を持った第一歩という感じで、話的には起源の起源、オリジナルに繋がるにはもう一幕欲しい。
エンディング・クレジットでのウィルス拡散図だけでは物足りない。
続編が作られそうだが、というより希望だが、もっとオリジナルの起源に迫って欲しい。
意外に現実味があって怖いです。
これまで何度か映画化やTVドラマ化が成された『猿の惑星』シリーズ。なぜ猿が人類を駆逐して地球に君臨したのか?と言う、事の始まりを描いた作品。これまでの『猿の惑星』シリーズでも事の始まりを描いた作品はありましたが、この作品では設定を見なおして、より自然に(?)その始まりが描かれています。
先にあった事の始まりの作品は『猿の惑星・征服』と言う作品だったようですが、この作品もその過去作品に敬意を払ったのか、主人公たるチンパンジーの名前が同じ“シーザー”と言う設定になっています。ただ本作品では、その他の設定がより現実的な設定になっており、そう言う意味では、過去の作品よりも“怖い”ですね。
シーザーは、キングコングを演じたアンディ・サーキスが演じています。昔取った杵柄では無いですが、過去の経験を活かして、猿(チンパンジー)らしい自然な動きが見られます。演技的に特筆することは、そのあたりですかね。
この映画の見所は、何と言ってもそのストーリ。アルツハイマー治療薬の副作用と言う設定は、非常に現実味があって、且つ、世界中でアルツハイマー治療の研究が行われている訳ですから、本当に有りそうな気がしてしまい、中々怖いです。ただ、少し理解不能なのが、ALZ112やALZ113が“ウイルス”と訳されていたこと。字幕版で見たんですが、“VIRUS”に相当する言葉は聞こえなかった気がするんですが・・・?
ウィルの隣人がわざわざ何故職業を意味するセリフを話しているのかは、エンドロールへの伏線だったんですね。エンドロールが始まると席を立つ人が居ますが、その辺りのところを理解して居ないと、この話の怖さがわからないと思います。この辺りの設定は、SARSや新型インフルエンザの経験からのフィードバックなんでしょうね。
起源から、既に相容れぬ2つの種族。
公開前に「まさか泣けるとは思いませんでした」的なフレーズだけが先行しちゃって、一部の映画ファンに「何をお涙頂戴路線にしとんねん」等と反感買われたり、物議を醸したりしていましたが…まあ別に「泣けはしませんでした」よね、確かに。それは言われるよ、という。
絆とか自立とか、そういった部分を際立たせる意味で「泣ける」てことなんでしょうけども。
あんまそんな印象操作する必要ないと思いましたけどね。
めちゃくちゃ面白かったし、最高にエンタメしてたし、自信持って直球にガシガシ強気で宣伝したればいいのになあ、と。
そんなん関係なく、満足度スゲー高かったですよ、オレは。
この猿達って全部CGなんですってね。一匹たりとも本物使ってないとか。いやマジ圧巻でしたよ。
もう兎に角、本当、表情が凄い。喜怒哀楽もそうだし、微妙な心情なんかも繊細で自然だし。
コミュニケーションもひとつのテーマであると思うんですけど、その描写が人間相手にも猿相手にも、違和感が全く無くて、本当ナチュラル。感心しきり。
知性を持った猿と、持たざる猿のコミュニケーション、手話の出来る猿同士のコミュニケーション。
そして、仲間が知性を手に入れてからの猿同士のコミュニケーション!人間以上の統率感!
ここからの展開が、クライマックスに拍車を掛ける!!!!
猿集団の大いなる叛乱。
人類に宣戦布告!!知的生物新規参入殴り込み!!!!
人間ボコるわ、飛び回るわ、研究施設ぶっ壊すわ、ガラス突き破るわ、ヤリ投擲するわ、マンホール投げるわ、橋を占拠するわ、ヘリにダイヴするわ、バス横転させるわ、もうずっとクライマックス!!!!
ずっと面白い!!!!文句の付けようない!!!!
ありがとう、猿!!ありがとう、シーザー!!泣けなかったけどありがとう!!
跳躍する猿に目を奪われっぱなしの106分間!!!!
是非スクリーンで集団暴れ猿を体感して下さい。オレももう一度観たい!!!!
猿が多い@@
ここでの評価が高めだったし、元々行きたかったので、クーポンも貯まっていたから初日に無料で観に行ってきました。
猿がえらい多い。前観た(友人の言うにはリメイク版らしい)方がインパクトがあっておもしろかった。
良かったのは、予告編にもある食事シーン、一番感動したシーンでした。
つっこまなくてもいいと思うけど・・・
お父さん、あれだけ回復していたら完治なんかしてなくてもあの時点で薬を市販して欲しい。とっても現実的な気持ち。
あとは、サンフランシスコにチンパンジーがこんなにいるなんて仰天してしまいましたよ。設定がずさんかな・・・。ウイルスにあっさり感染して普通におうちに帰って広めてるからねぇ。実際、こんなもんかも。。。
続編あるのかな?悪役顔のチンパンジー(笑)が残ってたし。
でも、お利口さんになったチンパンジーに人間の存続の危機を感じるほどの怖さはありませんでした。
スーパー8、上海と最近見た映画はつまんない。グリーンランタンが一番楽しめたかなぁ。
評価高過ぎ!
猿にエール!!!
エイプス
邦題に『猿の…』と入りますが、原題に書かれている Apes・エイプス(類人猿)と呼ぶ方が 作品のイメージがしやすいです。 可愛いおサルさんのお話ではなく、ある実験の結果 驚異の知能を得たチンパンジーのシーザーと 人間たちとの溝から始まる物語です。
動物と人間は 共存できないの? 科学を追及する上で 動物実験は避けられないものなの? どうして人間は すべてをコントロールしようとするの?などなど、グレーゾーンとも言える 永遠の課題(問題)に触れ、その犠牲となっている エイプスたちの叫びを代弁した形の作品。
とても興味深い内容で、考えされられるし 夢中にさせる部分も多い半面、ストーリーのつなぎ(〇年後~)の部分が 雑な感じもあり“感情移入しにくい”というのが 正直な感想。 特に名優・ジョン・リスゴーが アルツハイマーを発症する父親役を演じていますが、ちょっと演技が 曖昧ですね(まぁストーリー上 理由もあるのですが…)。 ジェームズ・フランコ演じる科学者・ウィルも、シーザーとの絆をアピールする部分が 不足気味。
そんな中、主人公(とも呼べる)シーザーを演じた アンディ・サーキスの演技はよかったと思います。 …まぁCG&特殊メイクで ご本人の面影は皆無ですが、チンパンジーの本能と実験の影響から得た知能で 人間を理解するが上の心の葛藤をうまく表現。 『ロード・オブ・ザ・リング・シリーズ』のゴラムや、『キングコング』のコングなど 「ホントは彼って エイプ?」と思わせる作品(役柄)チョイス。 ご本人のお写真は… やっぱりエイプ系(笑)
ここで触れておきたい『ハリポタ・シリーズ』を卒業した トム・フェルトン君。 もう “イジワル魔法使い”じゃない、フツーの男の子を演じて…と思ったのも一瞬、今回も イジワルな男の子。。(涙) でも上手いんだな、そのイジワル演技。。 存在感はありました。
彼とは対照的に “存在感超薄型”のウィルの相手役・キャロラインを演じた フリーダ・ピント。 キスシーンがあるのですが、「あれ、なんでキスした? あ、ガールフレンドだったね」と思ってしまいました(苦笑)
最近は 地球外生命体(ロボットを含む)との遭遇や バトルを映す作品が多くありますが、エイプス(類人猿)という身近な存在が変わっていく様は 結構リアルに感じて興奮します。 今回は 2D鑑賞したのですが、意外と3Dの方が気になる作品。 続編が出るならば(出るかも、ね)、人間側からの視点も もう少し加えてもらえれば エイプスとの心の距離感がつかめるかなぁと思いました。
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