劇場公開日 2011年10月7日

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「プリクエルに相応しい」猿の惑星:創世記(ジェネシス) keitaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5プリクエルに相応しい

2012年3月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

バートンのリメイクから10年、映画というものの進化を見せつけられる。
グラフィックと実演の融合という画期的な技術が生まれ新時代を感じさせられると同時に俳優という唯一無二の存在の不可欠さが分かる。
セリフ無しの猿たちの会話がまるでサイレント映画のように情感に溢れていた。

恐怖や絶望しか無かった(シリーズ化して暴走したと言うべきか?)このシリーズに"理性と感情"というテーマ性を持ち込み深みがでた。
理性が生まれれば当然怒り以外の感情も湧いてくると映画は語る。
今まで恐怖の目でしか見られることのなかった猿たちに対する気持ちも変わってくるだろう。
しかし、シーザーの心の葛藤はさらりと流されたのは残念だ。

毎度のことながらサーキスの演技は凄すぎるの一言だ。

keita