「毒を以て毒を制す」ワイルド7 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
毒を以て毒を制す
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犯罪者を使った傭兵部隊や処刑人の活躍する洋画は観た気がするが邦画では珍しい、7人というのは黒澤作品依頼のお約束でしょうね。
アクション・エンタテインメントとしては久しぶりにワクワクしました。
この種の映画はそもそもがアウトローの世界観だから力勝負、何といっても悪がそれなりに凄くないと盛り上がりません、アバンタイトルの武装銀行強盗やウィルスで脅すテロリストなどは文句なし、転じてお仲間の情報機関のボスの陰謀は敵が組織でなく吉田剛太郎さん一人、インサイダー疑惑とはちょっとチープ過ぎませんかね、もっと巨悪でなければ物足りません、ラストになってロケットを使ったテロ予告、深キョンが加わったらしい続編に期待がかかりましたが未公開、興行的に今一つだったのかしら・・。
たしかに、ハリウッド作品ならスタローンやジェイソン・ステイサムなどエクスペンダブルズクラスの強者が出てくるでしょう、比べて中井さんや瑛太さんでは線が細すぎるのでワイルド感では見劣りするのは否めませんね・・。
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