「エンドロールで全部台無し( ゚Д゚)ゴルァ!!」ワイルド7 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロールで全部台無し( ゚Д゚)ゴルァ!!
子供の頃テレビでドラマのワイルド7観た覚えがあるけど、内容は正直言って全然覚えてない(;´∀`)
でも今回映画になるってことで漫画を読み返してみたりすると・・・やっぱり時代が1960年代の漫画ってことで、今見ると結構ベタ過ぎたり言葉遣いが古臭いのも事実。
でもこれを現代風にアレンジしたらどうなるのか、かなり期待感を持ってました(∩´∀`)∩ワーイ
それで蓋を開けて見てみると・・・
OPで能面を被った強盗が次々と人質を射殺していって、逃げる前にワイルド7が到着して「お前等全員、退治する」と言って全員射殺するという下りと、その後ワイルド7の事を新聞記事にしようとしたけど闇に葬られたことを意味するシュレッダーでタイトルが出る流れはかなりΣd(゚∀゚d)イカス!
どでかいトレーラーのけつからバイクを進行方向と逆に向けて出るのも(・∀・)イイ!!
空撮も素晴らしい(゚д゚)イーヨイイヨー
飛葉ちゃんの瑛太とユキの深キョン、そして草間警視正の中井貴一、親分の宇梶は大変良かった(。_。(゚д゚(。_。(゚д゚ )ウンウン
ただワイルド7メンバーが一部名前が変わってるのが気になるな~
メンバーは飛葉ちゃん、世界、八百、親分、ヘボピー、チャーシュー、両国の7人なんだけど、このうち3人がSOX、パイロウ、BBQに変わってるが・・・
これ今風か?(;・∀・)
まあそれはいいとして、とにかくアクションシーンは総じて良かったです∑d(`・д・´。)ок
ただその後がテンポが悪い(;´∀`)
まず飛葉ちゃんとユキが会う下りが・・・クラブみたいなとこですれ違っただけで振り向くという流れだけど、これ原作だと近くで火薬の臭いがしたから違和感を覚えてつけてくって流れなのに、あれじゃただ「ウホッいい女!」という感じにしか見えん。
そしてユキとたまたまバス停で会って、その後バイト先に送り届けて「売り上げに貢献しなさい」とか言われてそのままレストランに入るけど、ユキのバイトがウェイトレスって・・・・
つまんねえな~ォィォィ!(´゚∀゚`ノ)ノ
ユキはセクシーキャラなんだからそれこそポールダンサーとかストリッパーとかの方がしっくりくるのに。
そこで飛葉ちゃんが飲んだくれてそのままつぶれてユキの家に上り込む・・・こんなどじなキャラじゃねえって!!
そしてここまでが長い長い(´Д`)ハァ…
やっと話が動いたかと思いきや、細菌テロの犯人を退治する下りもテンポが悪い悪い(;・∀・)
そしてこの犯人はちょっと脅すといとも簡単に白状するし(;´Д`)
途中パーティに潜入するシーンも、何で7人全員が行く必要がある???
そして一番の突っ込みどころが、最後の悪役で警察の最高機密を握るという桐生。
いかにも悪役っていう感じの演技で、どう見ても警察内部の黒幕的な大悪党には見えない(゚ω゚)
時代劇なら完全にすぐ切られる小悪党ですよこの演技じゃ。・゚・(ノД`)・゚・。
時代劇と言えば、飛葉ちゃんがユキをかくまうために当身で失神させるって・・・まさに演出がテレビの時代劇(;´∀`)
そして最先端技術を駆使したセキュリティー設備を備えてるはずなのに、なぜ動かすのが手動???∑(゚ω゚ノ)ノ
そしてあれだけ引っ張った挙句いとも簡単に倒されるから全然カタルシスがない(ヾノ・∀・`)
エンディングのユキが仲間になって次の事件の現場に向かうシーンのラストカットはすごく良かった(^O^)
そして一番問題なのが・・・
エンドロールのオフショット的な映像
みんなEXILEのChoo Choo Trainの物まねみてえなことしてそれを延々と流す・・・・
何考えてんだこの野郎!!!!!!!ゴルァ━━━(メ`皿´)━━━!!
これでもう映画を見た意味ぜーーーーーーーーーーーーんぶ消え失せた(;´д`)=3トホホ・・
こういうのはDVDの特典映像にでも収録しろやボケが!!!!!!!
羽住監督は海猿シリーズでもこれを必ずやってるんだけど、こういう映画でこれをやるのは絶対に駄目だと思う(; ・`д・´)
もうこれで完全に終わりです(゚д゚)
映画ってのはエンドロールまでが映画なんであって、そこを軽視するようなのは映画が何なのか全然分かってない!!!(`・д・´)9m ビシッ!!
このエンドロールのくだらないおふざけのせいで、マイナス50点くらいあるなこりゃ(゚∀゚)
続編作る場合は別の監督にお願いしたいほんとに( ゚д゚ )