「爆破はワイルド、話はマイルド。」ワイルド7 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
爆破はワイルド、話はマイルド。
タイトルからタバコのマイルド7をつい連想しちゃうんだけど^^;
これ、ぜんぜん知らなかったのだ(爆)
なんとなく原作漫画の絵面は見たことある気がするんだけど、
TVドラマ化されたというその年代(少しだけ前になるけれど)
まったく興味がなかったのか、見ていない(爆)
それが残念なことなのか、見てなくて良かったなのか謎だけど
とりあえず今作、冒頭はまずまず面白かった気がする。
う~ん…だけど中盤といい後半といい、もう十分ですから!と
思うくらいのガンアクション(でもあんまり観応えがない)が続き、
どうでもよくなったところであのエンディング…。
さすがにバンバン撃ちまくるので(煩くて)眠くはならなかったが
とても面白いとは思えない作りだった。
一瞬、角川か?と思ったらば、なんとワーナーだった(ビックリ)
う~確かに撃ち合いは派手なんだけれど、内容が今ひとつ。
それぞれのキャラがいかにも、。なだけに、もうちょっと弄って
面白くできたんじゃないかとも思える。
けっこう辛くて可哀相なハードボイルド系なのに、心に迫らない。
あの…それで深キョンは、原作通りなんでしょうか^^;
彼女のアクションって、どうも私には覚束ないのかしっくりこない。
飛葉が謎のライダーのマスクをとる、ある意味楽しみだったのが
(どれだけカッコいいのが出てくるのかと)
エ…?そうなんですか。と口アングリになってしまった。
いや、カッコいい雰囲気は出てますけど(どうせ吹き替えだろうし)
なんか違う気がする、もっといそうな気がするのね、合いそうな人。
だって元・凶悪犯罪者を唸らせるほどの腕前の持ち主ですよ~。
桐生と草波の対峙は面白かった。双方とも似合ってたと思うので。
大人しい顔の瑛太にはどうなんだろう?と思う主人公の優しさが
巧く出せていたのかなとも思う。あとは適材適所か^^;
椎名と本仮屋の親子、という設定は悪くはないけど分かりすぎ。
あと要くん、タバコ吸いすぎ(爆)
漫画だからと思えば観られるかという部分もあったが、
物語の設定が面白い分、もう少し何とかならなかったかと思う作品。
(ワイルドに爆破し撃ちまくってますが、話が小ぢんまりしている)