劇場公開日 2011年12月21日

「思いっきり不自然。」ワイルド7 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5思いっきり不自然。

2024年3月28日
PCから投稿

警察の特殊秘密部隊という立ち位置の作品はよく作られる題材だが、
設定に手を抜くと 嘘っぽくなってしまいがち。
本作もその例に漏れず、ウソっぽい。

乱戦でも、一名の犠牲も出さない。(ラストは違うが)

・装備がそれほど良い訳でもないのに、力任せ,運任せ、ただ強行執行が
 できるというだけで、都合よく制圧する不自然さ。
・ところかまわず戦闘しているのに、存在が隠蔽できる不自然さ。
・さらに、一官僚の悪党の陰謀に右往左往したあげく、
 その1名が抹殺されただけで全てが解決する安直さ。

もちろん、細部は突っ込みどころ満載。
20年前の少年向けならこれでよかったろうが…。

この題材で成功していると思えるのは、攻殻機動隊ぐらいかな。

ビン棒